ちょっと前にBrift H札幌開催のRENDO納品会があり、首藤も顔を出させていただく機会がありまして。
そちらでもう会の終盤ギリギリに「首藤さんグルカ作ったんですよ！！グルカ！！見て！！やばいでしょ！！ギリギリにごめんけどこれだけは言わせて！！」的な最高のテンションで発案者の方からお声かけいただきまして。笑
一応インスタでは拝見していたのでレンドもグルカ作ったんだなーという印象はあったんですが、今回初めて実物を目の当たりにしまして、正直ぶっ飛びました。マジでやばい！すんごいかっこいいです！もう終盤でもなんでも見せていただいてほんとよかったです。笑 お声かけいただいてほんと嬉しかったです、ありがとうございます。
ということで今回はRENDOから待望のグルカが登場したってことで、ブログにてご紹介させていただきますよー！
磨けるグルカ！
RENDOのグルカサンダルのテーマは「グッドイヤーで先芯ありの磨けるグルカ」とのことで、パラブーツのパシフィックみたいなカジュアル寄りのサンダルというよりは、本格革靴の製法で作る本格レザーサンダルみたいな感じでしょうか。革靴みたいに履くサンダル。
靴磨き好きには嬉しい磨けるトゥ。先芯があるのでワックスを乗せて光らせることができます。これだけでサンダルなのにオーラがすんごい。
ワックスで磨くことによって全体が引き締まりますね。ミリタリー由来でカジュアルなはずのグルカサンダルが、めちゃくちゃ品格ある感じになります。素敵。
オーラがありすぎる
もうなんというか、とにかく全体のオーラがすごいです。ほんと革靴みたい。首藤はジャコメッティのグルカもかっこよくて好きなんですが、あれと同じかそれ以上に革靴感？がある気がします。
RENDOが作るグルカはすごく綺麗に木型の形が出てるなと思います。アッパーの木型再現度がすごいんですよサンダルなのに。それもこの雰囲気になる理由の一旦なのかなーという気もしますね。
ソールのメリハリよ。クビれがもう完全にあれですあれ。こんなんフィット感も最高なんでしょうなあ。
ヒールも完全にもうRENDOです。手抜かないなー。当たり前だけど。キュッとしまったお尻がサンダルには到底見えないし、ピッチドヒールのサンダルってもはや何？って感じです。笑 オシャレすぎ。
革やディテールを決められる！
まあレンドなので。俺たちのレンドなので。オーダー会なんかで吉見さんと相談しつつ、どの革がいいかとか、革の組み合わせを変えちゃったりとか出来るわけです。
※もちろん相談ありきですよ！職人へのリスペクト超大事。できないものはできませんからね！
こちらはラスト770、イルチアラディカとリザードのダークブラウンで統一した同色異素材コンビです。凄まじいセンス。まじでかっこいいです。首藤はリザード苦手でしたがこんなリザード使いならしてみたい…。
イルチアラディカのムラ感とリザードの質感のコンビネーションは凄まじいですね。何食ったらこんなの考え付くんでしょうか。
ライニングはレンドグレー、バックルはシルバーでソールはハーフミッドソールという手の抜かないこだわりよう。かっこよすぎるのでもうモデル名サラマンダーとかにしません？笑(ダサい)
お次はオールブラックがテーマのこちら。ラスト770のアッパーはワインハイマーのブラックカーフ、シングルソールのダンディ仕様。まじで凄まじくカッコ良くないですか？潔くオールブラック。漢らし過ぎて変化球なんかいらんと言わんばかりの170キロストレート。心の奥の男の子な部分に刺さります。
この二足は本当に対照的なモデルで面白いですね。笑 どちらも隙がなくかっこいい…！
レンドの純正シューツリーが入ってるのでより木型のグラマラスさが出ますね。そしてこちらもトゥの輝きがラストの美しさを引き立ててます。たまらん。
オールブラックなので、インソールもアウトソールも完全にブラック仕様。やっぱここまでいくと憧れすら抱きます。逆に首藤はこういうのやらないのでとても新鮮。もうこれがレンドグルカのデフォルトでいいんじゃないでしょうか。笑
そしてオールブラックからの真鍮バックルがまた映える…。さっきのシルバーと違ってオールブラックだからこそ際立つかっこよさがありますね。センスがやばめ。カッコ良すぎるのでもうモデル名デュラハンとかにしません？(ダサい)
ラストが選べるのも嬉しい！
まあレンドなのでね。俺たちのレンドですから。当然ラストも選べるわけですよ。ラスト選べるグルカサンダルなんてあります？
あ、でもなんかラスト選べるか心配になってきました。笑 レンドカタログで発案者の方がラスト111にしてカジュアル履きもいいなって書いてるので多分大丈夫だと思うんですけど。心配なのでレンドグルカ検討されてる方はオーダー会の時直接聞いてみてください。笑
そしてここではラストを選べる前提で話します。笑 どんなブログだよって話なんですけどね。これが首藤革靴出張所です。
今回はお二つともラストは770です。レンドでは一番ベーシックで、初期からある木型ですね。割と細身ですがウエストがメリハリの効いた形状なので、全体的にはかなりグラマラスな印象を受ける木型です。今回のテーマのグルカにはすごく相性のいい木型なんじゃないかなと思います。
アウトソールからも木型の美しさがわかりますよね。
レンドの木型は770の他に、さらに細身な845、トゥ周りにボリュームのある新作111とありますので、自分の足型に合ったものやテーマに沿った木型を選ぶといいかもしれませんね。
首藤が作るならやっぱり111で作ってみたいかなあ。でもこの二足見てるとやっぱり770もいいなってなるので、めちゃくちゃ迷いそうです。夢が広がりますね。
なんにせよグルカサンダルで木型が選べるってすごいいいですよね。もはやサンダルの域超えてます。ラストも選べてさらには革靴みたいな寿命のサンダルをゲットできるってやばめ。
詳細はインスタのRENDOカタログで！
Brift H札幌 林田さんの発案で、現在インスタでは#RENDOカタログというハッシュタグが作られています。
みんなが作ったレンドを登録してカタログを作ろうという試み。そしてそれが誰かがオーダーをする時のサンプルにもなるということで、たくさんのマイレンドがすでにアップされています。
今回のレンドグルカも登録されているので、よければ#RENDOカタログのハッシュタグで検索してみてみてください。今回紹介できませんでしたが、ホワイト×スネークというラグジュアリーグルカも見ることができますよ。
当然グルカ以外のたくさんのオリジナルレンドも登録されてますので、是非見てみてください。ちなみに首藤のForusはまだ登録してません。笑
まとめ
レンドから登場した新モデルのレンドグルカのご紹介でした！
自分以外の靴で靴紹介記事を書いたのは初めてです。笑 これはこれで新鮮で面白かったです。また機会があればご紹介させていただきたいですね。
そして札幌の皆さんは今年も8/19〜8/21で夏のオーダー会が控えてるので、是非参考にしてみてくださいー！（この記事もっと早く投稿する予定だったんですけど色々あってレンドのオーダー会の日とかぶってしまいました！なので爆速で参考にしてください！笑）
