ぼくのかんがえたさいきょうのれんど!!
今までも散々記事にしてきましたが一応正式に靴紹介記事も書いておきますね。せっかくですからね。首藤の詰め込んだロマンとこだわりを暑苦しくお伝えさせていただきます。
くっそ長くなってしまったので、ほんとお時間あるときにどうぞ。笑
・レンドのオーダー会関連の記事はこちらから!
スペック紹介
まずは恒例のスペック紹介からどうぞ!
BRAND:RENDO / レンド
STYLE:Apron Front U-Tip Chukka boot / スキンステッチUチップチャッカブーツ
LAST:770
NUMBER:77014SP
MATERIAL:Horween Shell Cordovan / ホーウィン シェルコードバン
COLOR:Bourbon / バーボン
SOLE:Half mid sole / ハーフミッドソール
SIZE:UK6.5(24.5cm)
もうスタイルの時点で盛り盛りなのはわかってるので、さらっとこう説明だけしていくような感じにしようかな…。なんか書きだしたら止まんなくなりそうですし。(追記:無理でした)
ラストはレンドの超定番というか初期からの名ラスト770です。
770は確かウィズが2E相当で踵部分だけ小さく作られているコンビネーションラストです。
個人的にはそもそも2Eもある…!??というシュッとした履き心地に感じますが、それは踵の小ささのおかげなんでしょうかね。
2Eとは言えども同じ2E相当(Gウィズ)のディンケとかと比べるとだいぶシャープな印象です。
その木型になんとDoverタイプのスキンステッチUチップを載せて、デザイン変更でチャッカブーツにしてもらってヒールパーツにブローグを入れ、さらにアッパーはThe Lounge by Brift Hのオーダー会限定のホーウィン社バーボンコードバンを使っていただきました。もう情報過多。情報量多すぎて一旦温泉行ってゆっくりしたい。
デザイン的にはどちらかと言えば、某エドワードグリ〇ンの「ハリファ〇クス」というスキンステッチUチップチャッカの亜種のような感じになるかと思いますね。そもそもデザインソースはそこですし。
あとはさらに細かい部分で色々やらせていただきましたので解説をしていきたいと思いますよ。
札幌限定!バーボンコードバン!!
美しい…
もう何と言ってもまずはこれですよね。ホーウィンのバーボンコードバンです。
詳細はオーダー会の記事で語りつくしていますが、レンドのオーダー会では通常用意されていないThe Lounge by Brift Hの札幌オーダー会限定のスペシャルエディション的な革を使いました。
他にダークコニャック、No.4のカラーがありましたが、首藤はここぞとばかりにバーボンです。ダークコニャックはディンケで持ってますし、No.4はちょっとその時の気分ではなかったので。それにしてもこの三色が頼める状況ってすごいな…。The Lounge by Brift H林田さんとRENDO吉見さんのコンビだからこそ出来た最強限定仕様だったんじゃないでしょうかね。
そんな激アツな状況に首藤が乗らない訳がない。(最初はめちゃくちゃ買う気なかったですけど)
吉見さんも仰られてましたが、ホーウィンのコードバンてやっぱりオーラがすごいんですよね。
コードバン単体でも思いましたけど、なんかこう言葉にできない凄味があるというか。
日本ではたぶん出せない雰囲気でしょうねーって話してました。
国産コードバンも見せてもらいましたが、やっぱり雰囲気は違いましたね。
国産のコードバンは良い意味でも悪い意味でもたぶん綺麗過ぎるんじゃないかなーという話。均一でムラがなくて美しいんですよ。当然めっちゃいいしそれが魅力的なんでしょうけど、やっぱり(いい意味で)大雑把な訳の分からないあのオーラというのは、アメリカンな国民性から生み出される独特な何かなんでしょうかね。
革単体でもすごかったですけど、靴になるともう尚のことすごいです。
見てくださいよこれわけわかんないですよね。
また色味も薄くてウィスキーとかナチュラルに結構近い色味なんじゃないかと思います。
育て甲斐があるなぁという感じ。雑履き名人の腕が鳴ります。川沿いでもランニングしてみようかな。
スキンステッチUチップ
わかってるんですよ。コードバンとスキンステッチは相性悪いって。裂けやすいってのも知ってます。
それでも…止められなかったんですこの想い…!
リスクがあるってわかっててやりました。
でもバーボンコードバンでこれが見たかったんです。
これが…!
くぅぅぅ~~~~!かっこいいぜええええ!
スキンステッチの仕様はU部分がライトアングルモカ、爪先はシャドウステッチってやつですね。Doverと一緒。
Uだけのタイプでもよかったんですけど、やっぱり爪先のシャドウステッチが欲しかったんですよねぇ。ここが好きなんですよ!!
既製靴でコードバンにこのステッチを施しているくれるところは中々お目にかかれないですよね。今回のようにPOとかならいくつかあるかもしれませんが。(カルミーナとかアスコットKAANとか)
既製靴でやるにはリスクが高すぎるでしょうし、そのあたりは今回のオーダー会ならではの仕様になったんではないかなと思います。
コードバンになると裂けやすいので通常のカーフよりピッチが広くなりますとのことでしたが、全然わからないというかむしろ全然これでOKです。
ぶっちゃけ上述の通りそもそもコードバンに施すようなステッチではないことはわかってるので耐久性に関しては劣るのかなー…と思いつつ、そんなに簡単に裂けたりもしないだろ、とちょっと楽観視してる部分もあります。
荒く扱える靴なんて正直いっぱい持ってるので、この靴はデリケートに大人な感じで履く靴にしようかなと。必要以上の負荷をかけすぎずにたくさん履いていけたらなと思っておりますよ。
3eylet チャッカブーツ仕様
そして今回のオーダーのもう一つのメインであるのがこの「チャッカ」であることでした。
オーダー会で仕様を決める際に、とりあえずスキンステッチUチップがいいかなーと思ったんですが、普通にインラインデザインだとちょっともったいないかなーという貧乏人根性が顔を覗かせてきました。せっかくならなんかしたい…。
ということで色々吉見さんに相談。あれはできますかこれはできますか。
結果は皆さんご存知の通り、Mr. Possibleこと吉見さんからの全部「できますよ」の回答でした。笑
アッパーの仕様変更なら結構柔軟に対応できちゃうそうです。逆に底付けは工場でやってるので出来ないこともあるみたいですね。
最初はダブルモンクもちょっと迷ったんですよね。
バーボンコードバンスキンステッチUチップダブルモンク…強すぎる…!と思って色々妄想しつつ、ダブルモンクかチャッカブーツで悩みました。
結果あまり見ない仕様にしたいなってことと、ブーツそんなに持ってないなというのと、あとバックルが好みの形のものに変更できるか確約できないという部分がちょっと引っかかり、チャッカを選択。ダブルモンクって結構バックルの形が大事だなと個人的に思っていまして。
結果的にフルハムをGETすることになるので、チャッカにしておいてよかったなと思いました。笑
RENDOのチャッカは本当にかっこいいんですよね。
デザインサンプルのチャッカもかなり目を惹きます。シンプルで一見とても普通なのに「なんかいいな…」って感じるあれです。
こういう風に見るとちょっとロングノーズ気味に見えるんですが、
ここから見ると全然そうでもなかったり。不思議な感じです。
また横顔がめちゃくちゃいいんですよね。
絶妙にアウトラインのカーブが出てくる感じ、すごい好きです。
レンドは後ろ姿もいいですよね。
これはちょっとコードバンてのとチャッカってのがあるので丸いカーブの部分が出にくいんですが、短靴ならいい感じにプリっとした丸みのあるシルエットです。
でもチャッカでもその名残はありますね。
今はシャフトがスッと伸びてますが、履き込んでいってここがくっしゃくしゃになっていい感じにシワが入ると、またかっこよくなることでしょう。ジュルリ…
ヒールパーツにブローグ
そしてお次はこれですよ!上記のメインデザインに加えて一番のキーポイントになる部分。
それがこのヒールブローグです。
これが唯一オリジナリティある部分かなーと思うんですが如何でしょうか。笑
スキンステッチUチップチャッカで、このヒールにブローグ入ってるパターンってのはさすがに見たことないでしょう!(…あったらすいませんというかちょっと残念ですけど…笑
ずーーーーーっと思ってたんですよ。
ここにブローグ入れたらめっちゃくちゃかっこいいんじゃね…?って。
これはダブルモンクだろうがなんだろうが可能なら絶対入れるつもりでした。
ちょっとしたスパイス程度の変更かもしれませんが、個人的には一番首藤なりのエッセンスを入れられた部分なのではないかなーと思ってます。
ハーフミッドソール
ソールはハーフミッドソールです。
前足部(接地部分)にミッドソールを挟んで前半部分だけダブルソール、ウエストはシングルソールになってるというあの仕様ですね。
VASSのメダリオンアデレードの時点でお気づきかと思いますが、首藤はたぶんソール仕様の中でハーフミッドソールが一番好きです。笑
ドレッシーなのに力強くてパンチもあるという。
まさに首藤が革靴に求める要素そのままだったりしますね。いい。ハーフミッドいい。
これからもMTOやらオーダーやらしていくときはハーフミッド推しで行きたいと思います。隙あらばハーフミッド。
ちなみに履き心地は、特に感想はないというか…
「あー、ほんとにシングルとダブルの中間ぐらいだなぁ…」という感じです。笑
特筆すべき点はないんですけど、個人的には好きな感じ。いいとこ取りしている気分です。
結果的にソールのかえりはダブルとおんなじなんじゃね?疑惑もありますが、首藤の体感的には若干ダブルよりソフトな気がします。気持ちの問題かもしれませんが。笑
ライニングはRENDO GREY(レンドグレー)
ライニングはレンドを象徴するカラーであるグレーをチョイス。
ちなみにグレーってGRAYでもGREYでもいいそうですよ。初めて知りました。GRAYだとGLAY感があるので首藤はGREYにしました。
ライニングのカラーは全然考えてなくて、吉見さんにどうしますか?と聞かれたときめっちゃ困りました。戸惑い学んで汗を流しました。
うわーーーどうしよう…ヌメでもいいけど面白くないし…というか別に全然ヌメでもいいんですけど、なんか変えないともったいないみたいな気持ちになってすごい悩んでるところに林田さんの鶴の一声が。
「レンドグレーとかいいんじゃないですか?」
…レンドグレー…だと…?
お二人に聞いたところ、レンドのテーマカラーというかブランドカラーがグレーとのころ。そういえば靴箱もグレーやんけ。なるほど。
ということで即決でグレーにしました。そう、千ノナイフガ胸ヲ刺スようにね!!
なんというかバーボンとの相性とか全然考えずに決めましたが、良い感じですね!
最近色彩感覚がバグってきて何が合ってるとか合ってないとかよくわかんなくなってきたんですが、これは中々いい感じがします。
明るすぎず暗すぎず良い感じに馴染んでる気がしますよ。 SOUL LOVE並に馴染んでます。
フルソックに変更(追加)
そしてお次は個人的に大事な要素だった、フルソックへの変更です。
というのもVASSを履いてからというもの、フルソックの履きやすさと気持ちよさに目覚めてしまい、RENDOを頼むなら絶対にフルソックがいい!!せっかくなら!!と思い、フルソックでお願いしました。(その割には当日のオーダーで忘れてあとからDMしたんですけどね)
そして受け取ったのがこちらなんですが、これは完全にコミュニケーションミスでした。笑
首藤はこのレンドグレーの中敷き自体をフルソック仕様に変更したいという希望だったんですが、結果は通常のハーフソックの下にフルソックが敷いてあるという仕様となりました。
なのでサイズ感はパッツパツのパツです。笑
ただでさえタイト目なサイズ感で選んだのに、フルソックの追加でフィット感がえらいことになりました。(後ほど色々試してフルソック抜くことになります)
中敷き自体をフルソックにできますか?とかちゃんと聞いていればよかったです。
もしそんな希望がある方、是非しっかり聞いておくことをお勧めしますよ。できるかはわかんないので是非聞いてみてください。
まあでも結果的に全然これはこれでありなので、というかサイズ感的にそもそもフルソックじゃない方が良さげだったので笑、一旦フルソックを取り外してハーフソックのみで履いております。
逆にがっつり沈み込んでサイズ感が…ってなったら追加できると思えばちょっとお得な仕様変更だったかもしれないですね。この辺りは履き込みに期待です。
テーパードヒール(嬉しい誤算)
そして見てくださいこのヒール!テーパードヒールですよ!ドレッスウィィィ~~!!
微妙にヒールが下に行くにつれて細くなって(テーパードしていって)ますよね?
オシャレやん?レンドオシャレやん?やるやん?頼んでないやん?この仕様頼んでないやん?吉見さんめっちゃ粋なことしてくれるやん?
と思って聞いてみたら、テーパードヒールは今の工場のデフォルトの仕様だそうです。笑
ちょろっと聞いた感じだと普通のストレートにすると、なぜかテーパードじゃなくてフレアな感じで広がって仕上がってくるらしいです。
なのでレザーソールの場合はデフォルトでテーパードさせてるんだとか。確かそんな感じ。違ったらすいません。もし違ったら「ふ~ん、違うじゃん?」って越前リョーマみたいに思っておいてください。
余談ですが、首藤このぽっちの仕様の靴に初めて当たりました。
木型に留めておくやつでしたっけねこれ?国産の靴だとたまに見る気がするんですが、もってはいなかったので、おお~穴空いてる…!となっております。
製法というか作ってる場所や作り方によって色々違うもんですねー。
踏まずの肉盛りカスタム
そしてお次は踏まずの肉盛りカスタムですね!これも外せなかった!
首藤の今回のオーダーでは踏まずをに肉盛りしていただき、アーチサポートが得られるようにちょっと持ち上げてもらってます。
オーダー会の記事でも書きましたが、バーボンドーバーのサンプル品を履いた時になんかすんげえアーチサポートを感じたので聞いたところカスタムとのこと。すかさず自分もそれやりたいです!!ってお願いしました。
これによってレンドの足に沿うような細めの滑らかなフィッティングに、ゴリっとしたメリハリが生まれたような気がします。サンクリスピンみたいなえぐい感じではないですが、しっかり支えられてるなと感じられるぐらいには盛られてますよ。このカスタム非常におすすめです。
美しいソール
正直舐めてました。
割と結構なんていうんでしょう、高価格帯の靴ばかり目にしてきたものですから、ソールもそれなりにいいものを見てきたと思ってたんですけども。
びっくりしました。めっちゃ美しくないですか???
ちょっと納品会で履いて歩いちゃったりしたので若干削れてしまってるんですが、それでも十分に美しいと思うんですよねこれ。
遠目で見ても素晴らしい。
なんかソールとかそもそも作り自体どうなってたら作りがよくてどうなってたら素晴らしいとかそういうのはわからないんですが、純粋にめっちゃ綺麗だなと思いました。
アウトソールのシルエットといい、美しいカーブラインといい、ヒドゥンチャネルの縁取りのラインといい、全体のカラーリングといい、もう素敵!!と思っちゃって。
この刻印の感じも絶妙にかっこいい。主張しすぎずそれでいて陰影がしっかり残ってるというか。
たぶんこれはあれですね、前提として形が綺麗なんでしょうね。アウトソールの形が。
トップリフトも小ぶりでとてもいい感じ。
ディンケのドデェェェンとしたトップリフトしか見てこなかったので、とても新鮮です。キュッとしてていいシルエットを生んでいます。
シューレースはグレーの平紐をチョイス
シューレースも若干迷いましたが、デフォルトの平紐で行きました。
丸紐いいかなーと口に出したら林田さんがすかさず「いやー、これは平紐でしょう!」と仰ったので、なんか丸紐にいきづらかったのもあります。笑
というのは冗談で、結果的に平紐でよかったなーと思います。めちゃくちゃ雰囲気に合ってますしね。
林田さんのアドバイスに従ってよかったです。
全体のバーボンの淡い色合いを良い感じに締めてくれていますね。
これが黒やネイビーとかだとちょっとキュッとしすぎてたかもしれません。
ライニングのグレーとも相まって非常にいいバランスだと思います。素敵。
モデル名:Forus(フォーラス)の由来
最後に、モデル名Forus(フォーラス)の由来についてですね。
別にお話するようなことでもないかなーと思ったんですが、なんで?って聞かれることが多かったので、一応簡単に書いておきます。(まじで大したことない由来なので期待しないでください。)
長いですし大したことでもないので興味のない方はスルーしていただいて大丈夫です。
まずこの名前の由来は一応二つありまして、一つは単純にFor Us(僕らのために)という意味合いからくるものです。
こんな大陸の違う北の果ての雪国まで僕らのためにわざわざ毎年来てくれるRENDOの吉見さんへのリスペクトを込めて。
そしてこのモデルというかデザインが雪国の革靴ラバーのためになればなという思いも入ってます。雪深い北海道の冬は中々革靴を楽しめないことも多いですから、そんな中でもかっこいいデザインの靴を履いてやろうぜ的な、そんな感じです。
まあ首藤は絶対に冬に履けない仕様の靴にしちゃいましたけどね。笑
一応Forus(フォーラス)のモデル名の基準となるデザインは「スキンステッチUチップ×チャッカ×ヒールブローグ」という要素なので、これさえ満たしていればフォーラスモデルです。
なのでこのデザインで例えばアッパーがホーウィンのアーリントン、ソールがリッジウェイとかだったら超絶にかっこいい最高の冬靴ができるのではないかと思ったりしますよ。最初から自分で頼んで先陣切れよって感じですが、今回はほんとしょうがなかったんです。ほんとに。
そんな感じで、一応意味的な由来は吉見さんへのリスペクト、そして北海道を含めた雪国に住む革靴ラバーへの提案という感じです。
ちなみにちょろっと聞いた話だと、なんとすでにフォーラスモデルでオーダーいただいた方がいるそうなんですよ…!
正直なんというか、めちゃくちゃ感激です。笑 嬉しいしありがたい。
どなたかとかは全然存じないので、完成した暁には是非ともインスタにアップして僕をタグ付けしてくださいよろしくお願い致します。笑
話がそれてしまいましたが、もう一つ読みの由来なんですが、これはちょっと後付けくさい話になっちゃうんですけど…、Forusから何となく読みを着想して「あ、そういえば…」的な感じでつながりを感じた程度のお話です。
すごい簡単に言うと好きなバンド名繋がりで読み方がマッチした、という感じですね。
そもそものスキンステッチUチップモデルってRENDOでも仮のお名前があって(GBみたいなやつですね)。
ゴルフに対してのゲートボール、みたいにドーバーに対しての○○ってのがあるんですよ。それがフランスの地名なんですよね。
そしてまた別の話で今回の首藤が決めたデザインのモデルになってるのはEGのハリファックスというモデルなんですが、首藤の昔好きだったロックバンドにHalifax(ハリファックス)というバンドがおりまして、以前から首藤の中でハリファックスのイメージって完全にバンド名だったんですよね。
その中でRENDOの仮名称はフランスかー、フランスのバンド…あれ…?フランス…?という流れから、なんとなんとフランスの「Forus(フォーラス)」というバンドに行きつきます。笑
ちなみにこのフォーラスというバンド、驚く程マイナーなバンドなんですが、首藤が世界で一番好きなテクニカルメロディックバンドです。世界で一番好きです。
ということで思い入れもあるフォーラスという名称、それと上記の意味の由来が見事にマッチし、今回のモデル名に採用されるに至ったというわけです。大丈夫ですか?長くて寝てる人とかいませんか?大丈夫ですか?もう一回最初から説明しますか大丈夫ですか?
意味から着想して読み方が思いついたらいい感じに繋がりがあって縁を感じた、ぐらいに思っておいてください。
別に靴を作ってる側でもないのに偉そうにモデル名とか語ってますけど、舞い上がってるとかそういうわけじゃないですからね。全然。舞い上がってないですから。調子乗ってるとかそういうのじゃないんで。全然。冷静にさらっと。やらせていただいてますから。フンスフンス
ということで一応吉見さん公認のお許しもいただいておりますので、皆さまも是非フォーラスでオーダーしてみてください。吉見さんにはフォーラスでって言えばわかるはずです。はず。きっと。
スキンステッチUチップ×チャッカ×ヒールブローグ のデザインで、皆さまの最高なカスタムフォーラスを見れる日が来ることを楽しみにしています。
まとめ
以上、RENDO Forus(フォーラス)の靴紹介でした。
いつもとは毛色が違って説明したいことがいっぱいだったのでくっそ長くなってしまいましたね。途中で寝そうになったら一旦諦めてまた後日読んでください。
オーダー会の時点からずっとハイテンションでお伝えしてきましたが、今回のフォーラスに関しては本当に夢という名の妄想が形になった初めての経験でした。
大人になってからこんなにワクワクすることなんて中々ないですよ。
ディンケやサンクリスピンを買ったときはとはまた違った種類のワクワクです。
冬は冬眠せざるを得ないですし、雨の日や地面が濡れてる日も全然履けないので正直使い勝手はめちゃくちゃ悪いと思うんですけど、それを差し引いても最高にテンションが上がるブーツが出来たと思います。
天気が良くておしゃれして出かけられそうな日は、この靴を履いて歩くことを楽しみたいです。