RENDO納品会三部作の中編です。
前回記事にて触れておりました、公開皴入れの儀の記事をアップしたいと思いますよ。
皴入れの儀に全集中の呼吸を使っていた首藤に代わって、参加者の方が首藤のスマホを使って大量に写真を撮ってくれました。改めまして本当にありがとうございます。
OP(思い出ポイント)高めな皴入れの儀、これは記事にせねばなるまい…!
記念すべきバーボンコードバンのドーバータイプということもあって、こんな感じで皴が入るんだなと見ていただければと思います。
色薄めコードバンのスキンステッチUチップなんて中々ないですからね。貴重貴重。
※RENDOのオーダー会関連の記事はこちらからどうぞ
Forus(フォーラス)に足入れ…!
というかそもそもなんですけど、首藤この時が初めての足入れであることに気づきました。笑
The Lounge by Brift Hで開封の儀してカッケェェェェェエエエって言いながら蓋閉じてましたそういえば。
なんかなんでもそうなんですけど、ヤベェもんをGETしてしまったとき首藤は何故か一旦仕舞う癖があります。笑
あれは何なんでしょうか。出したままにしておけないんですよね。一度フラットな精神状態に戻ろうとしてるのか。テンションを上げ過ぎないようにしてるのか、これ以上幸せ過ぎたらだめになっちゃうぅぅという防衛本能なのか。謎です。
記念すべきフォーラスの初足入れの瞬間。
アシスルンッ…
自分でもビックリするぐらいスルンと足が入っていきました。吉見さんもしかしてライニングシルクにしてくれました?
ついに両足入りました…。
紐をしっかり結んで…
ドォォーーーンン!!
これが足入れしたフォーラスやーーーッ!(ドヤァァァッッ
ちょっとヤバすぎやしませんかこれは…
こんなにオーラがやばいチャッカブーツって過去人類史上存在したんだろうか…
ちなみにまた別記事にしますけど、フルソック仕様を希望したせいでフィッティングは過去どの靴でも経験したことがないぐらいギッチギチでした。笑
でも足入れに関してはスルンスルンのルンでした。滑らかさやばめ。シルキー。
真っ新な皴なしフォーラスともこれでお別れ…
声高に「はーい!皴入れしまぁぁっっす!!」と言ったはいいものの、皴なしの完全体真っ新ボディとはこれでお別れということになります。
正直今までの靴はそんなこともなく、家に帰って新品のキレイ☆キレイな状態を真夜中一人でニチャァしながら眺めることが出来たのであれでしたが、実際に一日も経たずに即行皴を入れてしまうのは少し寂しい気もする…。
ということで見納めです。真っ新フォーラス。まじでかっこいいな…。
美しい工芸品から皴が入って革靴になろうとしているんですね…。
ちょいと寂しいのでしばらく眺めていたい気持ちもありますが、会場の熱量がそんなおセンチを許してくれるはずがありません。笑
ボルテージマックスの勢いに任せて、感傷を吹き飛ばしていってしまいましょうかね。
皴柱・林田先生によるシワポイント探し
もしかして:プロの皴入れ師…?
きっと幾度となく皴入れをサポートしてきたのでしょう。
林田先生、まじで所作に迷いがありません。笑 流石皴柱。
整体とか整骨院とかなんかそういうのの靴版というんでしょうか。
「ちょっとだけ曲げてください」とか言って一瞬で皴ポイント探してくれて、さらに不自然な皴にならないように絶妙にペンに角度をつけてくれたりなど、なんていうかもう本業感がハンパないです。
きっと先生に身を任せれば最高のシワが入っちゃう予感がします。(トゥンク
全集中!皴の呼吸…!!
ベスポジが見つかったところで、いざ、皴入れの儀ッ!!
全集中ゥゥゥ~~~~!!!(関係ないですけど何度打っても最初に禅宗中って出てきます)
皴の呼吸、一の型!!めっちゃ踵上げてくるからペンでギチギチに抑え込み!!
歓声が聞こえる…!!今、まっさらなバーボンコードバンに皴が入っているのです…!
靴好きが歓喜しないはずがない!!そして僕のスマホから信じられないぐらいの回数のシャッター音が聞こえてくる…!!いっぱい撮ってくれてる…!!
続いて左足!!
全集中ゥゥゥ~~~~!!!(ちなみに甥っ子は下弦の壱が好きだそうです)
皴の呼吸、二の型!!もっと踵上げてくださいもっとです!!
見てください皴柱・林田さんのこの親指。これで力が入ってない訳がない。
この持ち方完全に呼吸使ってます。
もうほんと皴柱とか呼吸とか集中とかそういうのどうでもいいんですけど、林田さん本当にありがとうございました。笑
こんな力のいる大変な作業を二人連続でやっていただき、大感謝です。
おかげさまで、最高に楽しい皴入れを経験することができました。
皴入れ完了!
凛々しい姿になってお前…!!
ということで皴入れ完了でございます。
めちゃくちゃグッドオブグッドな皴が入ったんじゃないでしょうかこれは!
ぐにーーーーんと。
両足でちょっと曲げてみます。
GOOOOOOOOOOODDDDD!!!
もう最高じゃないですかー!
ぐにーーーーんpart2。いい感じですね。
ちょっと足出した感じで撮っていただきました。
やばいですねぇ。
いつもインスタで投稿してる風なやつ。
最ッ高じゃないですか。
完璧ですね。どんな皴が入っても楽しかったでしょうけど、見事に理想的な皴が入ってくれました。幸せ。OP高過ぎる。
やだ、紳士の足元みたいやだ…
皴入れ後の漢らしい姿を崇める…!
最後は皴入れ後の工芸品から漢になったフォーラスをいいだけ眺めるというフェーズです。
まじでヤッベェェーーーー。超絶かっこいーーーー!!
お世辞抜きで超絶かっこよくないですか?これ。
これが自分の靴で本当にいいんでしょうか…。
上から見ても完璧オブ完璧な皴オブ皴ですオブです。
くぅぅ~~~!またLINEAさんの床とライトの感じがたまんねぇーーっす!
本当に芸術品みたいな雰囲気だったのに、皴が入ると一気に「靴」になりますねぇ。
コードバンは皴が入って初めて「ああ履いていいんだな」という気持ちになる気がします。フォーラスは新品時の工芸品感というか美しさやオーラがハンパじゃなかったので、特にそう思うのかもしれませんね。
これで自分ひとりだったら中々皴入れ出来ずに、また神棚シューズになって一冬越してたかもしれません。笑
完全に真横から。もうこの角度たまらないですね。最高にかっこいい。
皴が入って靴に表情が生まれた感じがします。漢らしい顔つきになりました。
まとめ
以上、フォーラスの公開皴入れの儀でした。
林田さん、最高の皴入れありがとうございました。理想の皴が入りましたよ!
そしてIさん、代わりに写真いっぱい撮ってくれてありがとうございました。予想を上回る枚数でした。笑
正直皴入れに必死過ぎて周りの反応はあんまり覚えてないんですが、結構盛り上がってくれていたような気がします。
納品会の一幕として少しでも楽しんでいただけたのであればよかったなと思います。
それ以上に首藤自身がすごく楽しませてもらいましたし、かなりOP(思い出ポイント)高めな皴を入れることが出来たので、きっとフォーラスの皴を見るたびに納品会楽しかったなぁと思い出すことが出来ると思います。そういう意味でも参加出来てよかったですね。
RENDO納品会三部作は次のみんなのRENDO(自己RENDO紹介)編でフィニッシュです。
納品会でお披露目されたみなさんの自慢の逸足をご紹介させていただきますよー。