靴バカのみなさんならプレメンテってちゃんとされると思うんですけど、首藤は今回の件で改めてプレメンテって大事なんだなって痛感いたしました。
プレメンテによっていいシワが入る入らないとかの話はありますけど、正直首藤にはあまりよくわからなくて。
なので軽い気持ちでいけるかなー?と思ってノーメンテで皺入れした結果劣化したワックスのせいなのかヴァンプが大変なことになりました。というお話を書いていきます。笑
ノーメンテ皺入れやってみる?
突然なんですけど今回の皺入れはノーメンテでやろうかなって思ったわけなんですよ。
理由は単純でちょっと毎回毎回プレメンテってめんどくさいなって思ったのと、プレメンテ大事って言うけど実際のところ大事さ痛感したぜ…みたいなことは今までなかったので、なしでもぶっちゃけいけるんじゃないかなって思ったからです。
正直こんな高い靴で且つやっとの思いで購入できたレア品でやるようなことじゃないと思うんですけど今考えると。
でもそういう時にこそ何故か疼いちゃうのが首藤なんですよね。ほんとこういうのやめたい。
そんな感じでものは試しということでノーメンテ皺入れしてみることにしました。
どうなるのかな。
意外にいいシワ普通に入るんじゃないかななんて思ったりしてました。
この時までは。
いざ、皺入れの儀!
ということでさっそくぐにーーーーんといきますよ。まずは右足から。
左足もぐにーーーーーん。
ちなみに今回はボールペンとか使わないで完全にナチュラルぐにーんです。
皺入れの儀とか言っといてただの屈伸です。
ローファーだしモカだから今までの経験上皺自体は結構真っ直ぐ綺麗に入るんじゃないかなーっていう予想はしてたので、とくにボールペンとかは使いませんでした。
決してめんどくさいからとかそういうわけじゃありませんよ。ほんとですよ。
皺入れの結果!→バキバキです!
結果発表ーーーー!
シワは綺麗に入ったかな…ってナニコレーーーー!!?!?!?!?状態。
何このバキバキ感。
革が死に絶えたの?
何これ?地割れ?
もうヴァンプが荒れ果てた荒野にしか見えない…あんなに綺麗だったのに…
左足はまだいいとして右足何これ?
このバキバキのインパクトが強すぎてシワの綺麗さとかどう入ったかとか全然入ってこない。
ノーメンテとはいえ流石にこんな状態になるのは初めてでございまして大変焦りました。
よくよく見てみると革が割れてるとかではなく革の表面のワックス層がなんかビキビキしてる感じ?に見えます。
おそらく古くなって硬くなった表面のワックスが皺入れ共にバキバキのバキに割れて浮き出てきたのではないかと予想します。ローファーなのでヴァンプの表面積が広くて平らなので割れやすかったのかな?
ディンケのコードバンは自然仕上げで余分なワックスなんかは入ってないですからァァァァとか思ってたんですけど、あれですね。
首藤は自然仕上げのことを何も分かってなかったんですね。
ちゃんと汚れ落とししよう…
バキバキのバキになったヴァンプちゃん。
ちゃんとクリーナーを使って綺麗にしてあげましょう。
劣化したワックスを落とせば綺麗になってあの頃のようにまた笑いかけてくれるはず。
俺たちのミラクリでキレイキレイします。
ミラクリない人はきっとこっちでもいいです。
想像の二倍ぐらいたっぷり塗り込みましてしっかり落としていきますよ。
ちゃんとワックスを落とすと…!
綺麗になったーーーーー!よかったーーーー!
コレコレーーー!コレよー!
これが自然仕上げ!
誰ー?余分なワックス塗った人ー?
怒らないからちゃんと言ってー?
トゥもサイドもしっかりワックスを落としてあげればコードバン本来の質感が戻ってきました。
あのバキバキの荒野みたいなのは夢だったんですねきっと。
綺麗さっぱりでわたし嬉しいです。
まとめ
今回はなんの話か忘れちゃいそうになっちゃいましたけど、皺入れする時はというか革靴を履く前にはちゃんとプレメンテしようねって話ですね。笑
プレメンテってなんですんの?とか別にしなくても変わんなくない?
って思ってた方、そしてした方がいいとは聞いてるけど実のところ意味あるの?って思ってた方。
今回の記事でよーーくわかったと思います。
皺入れの時にアレー?ぐらいならいいですけど、プレメンテせずに履き下ろして仕事場とかデートとかで今回のこのローファーみたいなきったないヴァンプになったらすごいダサいので、やっぱりちゃんとプレメンテはした方がいいですね。
是非みなさんは反面教師にしてしっかり履き下ろし前のプレメンテはしっかりするようにしてください。
心配ならプロに頼みましょうね。