そんなこんなでラスト3部作後編は、”みんなのレンド”もとい自己RENDO紹介です。
納品会で披露されたバチバチにこだわり抜いたみなさんのRENDOを勝手ながらご紹介させていただきますよー!(みんなブログ掲載大丈夫って言ってたはずだからこれも大丈夫なはず。たぶん。ダメだったら言ってください…笑)
RENDOのオーダーを検討されている方、今年オーダーして来年の仕様をすでに考えている方、予習復習しておきたい方、ぜひぜひご参照くださいませ。
そして今回の納品会に参加できなかったオーダー主様も、是非このブログで参加した気になっていってください。笑
(前編・中編はこちらから)
ちなみにRENDOのオーダー会関連のブログはこちらからどうぞ。
ぶっちゃけ今回のみんなのRENDOについては、首藤も全然詳細わかってない部分があるので、画像メインでお届けしますよー! 笑
①こだわりのレイジーマン!
まず一足目はこちら!イミテーションレースのレイジーマンです!
当日履いていらっしゃったので、靴脱いでそのまま見せていただけました。笑
サイドがエラスティック仕様になっている脱ぎ履きが超絶楽なレイジーマン。
甲部分がシンプルなショートサイドゴアっぽいタイプもありますが、こちらはイミテーションレースが入っており、よりドレッシーなタイプですね。ドレッシーというかオンでも使える感じでしょうか。
言い方を変えるなら無茶苦茶脱ぎ履きしやすいストレートチップという感じですね。
今回のオーダーではライニングのカラーを変更されていますね。
落ち着いたカラーですが、中々見かけないのでオーダー会ならではでかっこいいですね。こだわりを感じます。脱いだ時も幸せになれそう。
いやーレイジーマンほんといいですよね。
スーツ仕事の方にとってレイジーマンって、ほんと最強の実用靴だと思うんですよね。
職種にもよるかと思いますが、客先に出向いたり何度も脱ぎ履きすることもある営業なんかだと靴ひも結んでる時間が、結構微妙な空気だったりするんですよね。そこはスムーズに行きたいというか。
その最強の実用靴をRENDOの木型で、こだわりのオーダーで出来るってのはめちゃくちゃ仕事でもテンション上がりそうな気がします
ご自身のオーダーされたRENDOをご紹介いただき、吉見さんからもコメントをいただき、和やかなムードでスタートです。
始めのお一人目ということでやりづらかったと思いますが、完璧なトップバッターでした。笑
レイジーマン、いいですね…。
②こだわりのスキンステッチUチップ!
そしてお次はこちら。
今年からRENDOでも選べるようになったスキンステッチUチップダービー(ドーバータイプ)です!ライトブラウンのカーフ仕様ですね。
これ本当にかっこいいなぁ…。
前回のブログでもちらっとご紹介しましたが、こちらiPad(だったかな?)でご自身でスケッチされて吉見さんに直接見せてオーダーされたとのこと。まじスタイリッシュ。そしてクソ絵うまい。まじスタイリッシュ。
ライニングはネイビーでしょうか?
アッパーがライトブラウンでかなりポップなので、落ち着いた印象ですがとてもオシャレな色使い。
アズーロ・エ・マローネ?っていうんでしたっけ?青系と茶系の組みあわせ。外さない訳がないですね。
これだけ明るいカラーのドーバータイプの靴も見かけないので、中々いいサンプルなのではないでしょうか。RENDOでドーバータイプ頼みたいって方も多いでしょうから、非常に参考になると思いますよ。
ちなみに今回のオーダー会でもスキンステッチUタイプ頼まれた方は結構多かったみたいです。(首藤含め)
③こだわりのスエードコンビダブルモンク!
お次はこちら!
スエードとカーフのコンビダブルモンクシューズです!
カラーはネイビー。カーフ部分はイルチアのミュージアムのネイビーだったかな?と思います。
同色カラーの異素材コンビというやつですね。くっそオシャレやん?
いやーこれはほんと凄まじかったです。
皆さんもかなり前のめりで見てましたねー。何これエッロ…って誰か呟いてました。
磨きは林田スペシャル。たまりません…。
ちなみにご本人もこれが初めて開封ということで、みんなと同じようにテンション上がってて面白かったです。笑 中々ないでしょうそんなこと。笑
全貌がこちら。
いやーなんでしょうねこのかっこよさ。オシャレにステータス全振りしてる。
スエードとカーフのコンビダブルモンクはRENDOでも結構ポピュラーなモデルかなと思うんですが、ネイビーっていうのは中々なかったですよね。
こんな風になるんですねぇ…。かっこよすぎじゃんなにこれ。
またゴールドのバックルがいいんですよこれまたこれ。ほんとこれ。ネイビーにゴールドは正義。
ちなみに首藤もダブルモンク検討していて、吉見さんにバックルの相談をしたら「探してみてもしあれば希望は叶えられる」的なことを言われたので、ダブルモンクを検討されている方、一度相談してみる価値ありですぞ。
首藤はダブルモンクのバックルの丸っこいのがちょっと苦手で、四角いやつ&ゴールドって出来ますか?って相談したはず。あの感じだとたぶんダブルモンクにしてたら吉見さん探してくれたと思います。
なんか確か結構四角いバックルがいいっていう方多いみたいで、そういう相談もあるみたいですよ。
そしてここで元祖スエードコンビダブルモンクオーナー。林田氏突然の参戦!笑
「ほんとこの靴すごいんすよ。ちょっと磨き屋の立場から言わせてもらっていいですか」
めっちゃ気になります。笑
「ここ見てもらいたいんですけど、ヒール全体がちゃんとカーフになってるんですよね」とのこと。
左側の林田さんの見るとわかるんですけど、今までのコンビのモデルって半分からスエードになってたんですよね。
これも意匠的にはオシャレでいいんですが、このおかげで一番光らせたい(磨きたい)アウトサイドヒールの部分が磨けないとのこと。
確かにそうですよね。インサイドのヒール部分で歩いてると擦れるので、そこまでキンキンに磨いてもあんまり意味ないというかすぐ擦れ跡ついちゃうイメージがあります。
だから本来ならアウトサイドヒールの方が光らせたいというのは非常によくわかります。
今回のモデルはヒールパーツ全体がカーフになっているので、そういった磨きで魅せる部分もアップデートされているという素晴らしいモデルでした。
林田さん曰く「RENDOのスエードコンビダブルモンクの完成形」。
吉見さん自身そこまで意識されていなかったそうですが、靴磨きという観点から見る新しい意見にいたく感心されてらっしゃいました。
吉見&林田ペアを唸らせた素晴らしい逸足でした。
これは正直欲しい。めっちゃ素敵。他ではあまりお目にかかれないモデルなので、勝手にRENDOのアイコンモデルっぽいなと思ってます。
④こだわりのシボコンビGB-001!
お次はこちら。こちらもRENDOのアイコンモデルでしょうかね!
シボコンビGB-001です!
この甲部分&レースステイパーツがシボ革で、他はカーフというコンビはGB-001でも定番の組みあわせかと思います。
定番故失敗なし。定番故にかっこいい。故に死角なしの最高の一足だと思います。
この角度の、アウトサイドからヒールにかけてのキュッとなったラインがめちゃくちゃかっこいいです。
こうやってみるとわかりやすいですが、RENDOのコンビの特徴は上下で革の種類が別れていること。
当然パーツごとに好きにオーダーできるので、決まってるわけではないですが、すごくRENDOっぽくていいですよね。首藤もGBオーダーするならこの切り替えががいいです。
また革の色もいいですねぇ。明るすぎないブラウンですが、エイジングもかなり期待できそうな色味です。
ちなみにこちらのコンビ、ただのカーフとシボ革のコンビではないんです。
今回のオーダーから取り入れられた、スムース革に型押しできるやつーが使われているとのこと。
今までのカーフとシボ革のコンビってまさに別素材の組みあわせだったらしいんですが、RENDOのオーダー会では希望のスムースレザーに型押しをしてもらうことが出来ます。
※詳細はRENDOのブログからどうぞ。
ということは、カーフ×シボのコンビでも、シボ革の方を同じカーフの素材にしてそれに型押ししてもらえば、ある意味同素材でのコンビにすることが出来るというわけなんですねー!
これによるメリットは、同じ革であるため全体的に一体感が出ること、近い色味を探さなくてもカラーが一致すること、エイジングに統一感が出ること、でしょうかね。
しかしながら型押し処理を行っているため当然質感は変わります。カラーもエイジングも完全に同一とまではいかないと思うとのこと。
ただ完全に別素材であった今までのコンビよりは、エイジングの統一感は全然違うと思います。コンビでもできれば同じレザーの質感がいいなー同じようにエイジングさせたいなーという方にはお勧めですね。
もちろんせっかくコンビにするなら全然違う質感を楽しみたいというやり方もあるので、この辺りは自分の好みで判断するとよさそうです。選択肢が増えたなという感じ。
⑤こだわりのスエードチャッカ!
お次はこちら。
ブラウンスエードの2アイレットチャッカブーツです!
プレーントゥタイプのシンプルなTHE チャッカなあれですね。
いやーほんとかっこいいです。シンプルなスエードチャッカというのはどうしてこう魅力的なんでしょうね。
RENDOはほんと木型がいいので、プレーントゥチャッカだとそれがよくわかります。
こちらは冬でもガシガシ履けるようにと、スエード×ダイナイト仕様にされたそうです。(確かダイナイト確か。確か。)
英国的なかなり定番なイメージがありますが、それをその時の自分の好みのカラーや仕様でオーダーできることにパターンオーダーの醍醐味があるのだと思います。
ライニングはナチュラルカラー。ブラウンスエードに映えますねぇ。
ライニングがあめ色になるエイジングもまた楽しみです。
オーダー会で敢えてこういったシンプルなものを無性に頼みたくなる時があります。
回転寿司に来てるのに無性にからあげが食いたくなってくるあの現象と一緒。
案外こういうシンプルなものの方が長く手元に残ったりするので、こういうオーダーも素敵ですよねー。
⑥こだわりのシボスキンステッチUチップ!
そしてお次はこちら。出ましたよモンスタードーバー。笑
リッジウェイソール×ダークブラウンのシボ革スキンステッチUチップダービーです!
最初にこの納品会の会場に来て、テーブルにこれ一足だけドンと載ってたんですけど、その時点からとてつもないオーラを放っておりました。笑
もうなんですかねこれ。オーラあり過ぎて履いてないのに動き出しそうじゃないですか?笑
すごいダンディなのにめちゃくちゃゴツいという。
優しくて紳士的な老執事が実はゴリゴリの傭兵上がり、みたいな設定の奥深さを感じさせる靴です。え?伝わってないですか?意味わかんない。なんで伝わんないの?なんで?
ちなみにこちらはLINEA 藤沢さんのお靴です。こんなに優しそうなお顔で、
こんな凶悪な靴オーダーされてるんですよ。
どうなってるんですかLINEAは。最高かよ。
この仕様は本当にかっこいいですよねぇ。
本家EGでもこれだけのゴリゴリのシボDoverってあんまり作ってるイメージないです。
しかもラバーソールはリッジウェイじゃなくてダイナイトとかRシリーズ使ってるはずなので、その辺りもかなりオリジナリティありますね。
ノルウィージャンでもないのにこの戦車感は本当にすごいですよ。笑
これはオーダーフォロワー出てきそうな仕様です。
ちなみに新たに仕上がったこちらのジャケットに合わせることを想定して作られたとのこと。
もう言葉がありません。そういうことされちゃったらもうさ。ダメですよ。そういう異次元のかっこいい合わせ方まで披露されちゃったらもうなんていうかね。最高かよ。
ちなみにLINEA 藤沢さんはなんと二足オーダー主でもあります。笑 当日はもう一足の方を履かれていましたよ。
シンプルなPCTオックスフォードにあのシボドーバーってどんな布陣なんですかほんとに。死角がなさすぎて笑う。
ていうか今回のオーダー会、かなり二足オーダー多かった気がします。
たくさんオーダーしたから偉いとかすごいってわけじゃないですが、単純に最高ですよね。RENDO二足GETってまじ最高。
⑦こだわりのサイドゴアブーツ!
お次はこちら。
ブラックのシボ革を使った、プレーントゥサイドゴアです!
シンプルにめちゃくちゃかっこいい…。
次のオーダー会の候補にサイドゴアがある首藤としては、かなり参考になる靴でした。
こちらも冬でもガシガシと履くために、ブラックシボ革×リッジウェイの仕様だったと思います。(確か。ほんと確か。)
プレーントゥなので雨雪に濡れてもケアも楽そうですね。
この主張しすぎないシボの質感。たまりませんね。遠めだとそんなにわからない感じ。
正面から。これですよ。これなんですよサイドゴアに欲しいのは。
このセンタークリース。そして上に向かうに連れて絞られていくキュッと感。
それでいてソール周りはちょっとゴツめという。
完璧です。完璧にニーズを満たしてくれてる。これほどセンタークリース入ってるサイドゴアってウエストンぐらいじゃないでしょうか。(知らないだけ説あり)
プレーントゥサイドゴアって既製だと中々希望に沿うものがなくて。
好み次第でしょうが、首藤の好みから言うとワーク過ぎたり逆に変にドレッシー過ぎたり、ちょうどいいところが中々見つからないんですよねぇ。
そんな中でもRENDOのサイドゴアは、その部分のバランスが最高なんですよねー!
このバランス感さえベースにあれば、こちらの靴のようにシンプルにそのままオーダーしても、異素材コンビにしても満足のいく仕上がりになる気がします。つまりは単純に君のこと好きなのさって話。ウー頑張ってみるよー的なあれです。
木型の良さ出てるぅ~~!
ヒールもしっかりキュッと絞られててしっかりホールドしてくれそう。
ポテチが移っちゃってますけど、この写真ほんと好きです。
自分の靴を眺めてるとても満足げな表情とか偶然の色合いとか。
見ていて本当に良い靴なんだなぁって感じます。
⑧こだわりのスエードPCTオックスフォード!
お次はこちら。
ブラウンスエードを使った、パンチドキャップトゥオックスフォードです。
スエードいいなぁスエード。
本当に履いていて楽で最高だとおっしゃってましたねぇ。RENDOの木型でスエードって。最高な気がします。
RENDOの靴って結構グッドイヤーの中でも履き始めが硬い方だと思うので(その分デレた時が最高)、そういった懸念点を解消できるのがスエードかなーと思ったりします。
靴自体の履き始めの硬さをアッパーでカバーできるので、最初から快適に履けそう。
そして馴染んだらもっと快適に履けそう。トロトロになるんじゃないですかね。一晩置いたカレーみたいに。ん?
RENDOの吉見さんもスエード履いちゃったらもう戻れないですよねーって言ってました。笑
週に何回かは必ずスエード靴履いてるらしいですし、立ち仕事の時は本当に楽だって仰ってましたね。
結構スエードをオーダーされた方でも、気に入ってスエードばっかりって方も多いみたいですよ。それだけ履き心地抜群なんですねぇ…。
いやーーースエードいいですよねぇ。首藤一足も持ってないので、かなり気になってます。
勝手な主観なんですけどスエードの靴って、サンクリスピンとかみたいなめっちゃお高いブランドで頼むのにちょっと抵抗があって、RENDOぐらいの価格帯だとすんごいありがたいです。気持ち的にオーダーしやすいというか。
そういう意味でもオーダー会だと、そのスエード靴を自分好みに魔改造できるという特典付きなのでさらに楽しそうです。個人的にスエード靴を購入するってなったらたぶんRENDOのオーダー会が第一候補にあがりますねーきっと。
次回か次々回の候補にあがってきそうな予感。
⑨こだわりのシボプレーントゥ!
お次はこちら。
ホーウィンのアリントンを使った、シンプルなシボ革のキャップトゥダービーです。
まーーーーじでかっこいいですね!これ!!
首藤の好みにズッブズブ刺さってくるタイプのやつです。たまんねぇーーーす。
モデル的な部分だけで言うと本当にシンプルな外羽根キャップトゥってだけの話なんですが、細かい仕様の話になってくると、オーナーのこだわり爆発の最高にかっこいい感じに仕上がっております。
アッパーはホーウィンのアリントン。今年のオーダー会から取り扱いがスタートした革です。
めちゃめちゃ質感いいですねこの革!予想以上にかっこよくて驚きました。これでブーツとか作ったらかっこよさそうーー。
おそらくロシアンレプリカの一種だと思いますが、同じレプリカのハッチグレインと比べて少しワイルドな印象がありますね。ベイカー社のロシアンにイメージ近そう。あれはもっとワイルドですけど。
吉見さんコメントによると、元となる革はクロムエクセルなんじゃないかなー?とのこと。もしくはそれに類するオイルレザー。
結構オイルがしっかりしみ込んだ革みたいで、雨雪でもガシガシ履けそうな感じ。
コバの張り出しがすごい…!
ストームウェルトにするとこんなにガッツリ張り出すんですねぇ。ボナフェのベーリングを彷彿とさせる張り出しでした。
オーナー様曰く「チー二―のケンゴンをモチーフにした」とのこと。
デザインこそ違いますがコンセプトは同じですね。シボ革ラバーソールのシンプルなキャップトゥ。
いやー正直、首藤的にはケンゴンよりめちゃくちゃ欲しいです。笑
まあその辺は好みなので何がいい悪いって話じゃないですけど、首藤としては欲しいメーターは完全にケンゴン振り切っちゃってますね。まじでこれかっこいいと思います。
アリントンの上品だけどワイルドなシボ感と、エイジング間違いなしのカラー。
ストームウェルトとコバの張り出しの強さが、キャップトゥというシンプルさだからこそ邪魔してないこの絶妙なバランス感。
そしてアッパーのナチュラルさに対比するような、鮮やかなライニングカラー。
もう言うことないですね。このまんま既製でラインナップしてくださいレベル。デニムに合わせるだけでもはや最高がそこにあるという感じ。素晴らしいです。
⑩こだわりのコードバンシングルモンク!
出ましたよ新たなモンスター!!
お次はこちら。
ホーウィンのダークコニャックを使った、コードバンシングルモンクです!
いやーーこれはもう文句なしですね。文句なしにかっこいい。
誰しもを唸らせる逸足ではないでしょうか。林田さんも吉見さんもRENDOの歴史に残る一足じゃないかって仰ってたのも頷けるってもんです。
すでに鬼のように風格出てますが、まだ全然履いてないそうです。笑
何なんでしょうねこのカッコよさ…
ダークコニャックコードバンのシングルモンクって他どこで買えるんでしょうか。笑
ネットオーダーでも片手で数えられるぐらいだと思うんですが、コードバンの現物見つつフィッティングして買えるのって、マジで今回のRENDOのオーダー会だけだと思います。
上から見るとこのシングルモンクの完成度の高さが伺えますよね。ほんと完璧。
なんとRENDOのモデルには元々シングルモンクのラインナップがなかったそうなので、こちら完全にオリジナルというか完全に新作モデルになります。
首藤の靴よりよっぽど名前つけたほうがいいんじゃないの感あります。笑
ちょうど吉見さんもシングルモンク作りたかったというタイミングだったそうで、こちら作成されてそのまま新型番になったという超OP(思い出ポイント)高めな一足。
そんな靴嬉しすぎますよねー。自分が第一号というか型番作っちゃったみたいな。くぅーーー上がるーー。
いやーやっぱりこのモデルの魅力は、何と言っても他にはないダイナミックなシワでしょうねぇ!
装飾のないプレーントゥで且つシングルモンクというヴァンプ部分の広さから繰り出さられるウネウネ感は、なっかなか右に出るものはいない最強さだと思います。
バックルはシングルモンクのために用意したものだそうですよ。
ダブルモンクとはまたバランスが違うので別のが使われているそうですが、この四角いバックルめっちゃいいと思います。超かっこいい。
これにはさすがの吉見さんも「林田さん持ってきてください」って言っちゃいますよね。笑
ほんとこの靴はテンション上がりましたねー。
ダークコニャックって時点で、すでにディンケ好きな首藤としては鬼惹かれまくりなのに、まさかの新型番のシングルモンクとは。
このシングルモンクほんとバランスがめちゃくちゃいいので、他の革でもかっこよさそうですよね。それこそさっきのアリントンとかで作ってもめちゃくちゃダイナミックでよさそう。かなり夢が広がりまくりんぐです。
⑪こだわりのグリーン!
お次はこちら。
もうごめんなさい、なんて紹介していいのかわからないので、こだわりのグリーンです。笑
こちらは、北海道のRENDOラバーの間でも有名なド変態個性的なモデルが好きな方で、完全にオーダー会を存分に堪能する気満々の魔改造モデルですね。
こんなこともできちゃうんですよRENDOのオーダー会って!というのを伝えられる非常にいいサンプルシューズなんではないでしょうか。笑
これにはさすがの皆さんも前のめり&パシャパシャ。笑
そして会場がザワつきます。笑
デザイン的にはブラインドブローグダービーでしょうかね。
トゥとヒールがスムース、ヴァンプとレースステイパーツがシボというコンビですね。
靴ひもが鮮やかなオレンジで、グリーンとの対比がさらに個性を際立たせています。
ちなみにこのオレンジは、The Lounge by Brift Hのラウンジオレンジネルからきているそうですよ。ここでも林田愛が止まりません。
こちらの緑は既製のラインナップにないので、まさかのRENDOの手染めです。笑
そんなことまでやってくれるんですねぇ。
こだわりとして、磨くことを考えてトゥの部分は他の部分よりも濃いグリーンを入れてほしいとのオーダー。
これがいい感じに靴の立体感を生んでいる気がします。
こちらの靴は一見ド派手ですが、履いちゃったらすごいカジュアルに馴染みそうな感じがします。さらっとベージュのチノパンとかに履いても面白そうですね。
吉見さんがサササーーっといなくなったと思ったら、この靴のためだけに買ったという染料を持ってきてくれました。笑
買ったはいいものの、その後このカラーをオーダーされた方はまだいないそうです。笑
全然減らないので、とりあえずこちらのオーダー主さんは今後グリーンの染料がなくなるまでは、オーダー会で緑縛りにしようという結論で落ち着きました。頑張りましょうね。応援しています。
一人のオーダーのためだけに染料まで買って、さらに手染めで対応してくれて、そして色の濃淡や細かい部分までオーダー出来ちゃうって。これってパターンオーダーの枠内におさまるんでしょうか。笑
POじゃなくてフリーダムオーダー(FO)とかに名前変えたほうがいいんじゃないですかね。笑
みんなのRENDOで盛り上がる!
みなさんの自己RENDO紹介が終わったところで、あとはみんなの靴見て盛り上がろうの会です。
スキンステッチ3兄弟、集合!
同じスキンステッチでも革も仕様も用途も全然違います。オーダーした人の個性が出て本当に面白いですね。
首藤のフォーラスとスキンステッチ比べ。カーフとコードバンです。
コードバンのスキンステッチの場合ピッチが荒目になると聞いてましたが、あまりわからないですね。両方素晴らしい出来。
ダークブラウンシボとの対比。
コードバンよりこっちのシボの方が難しそうじゃないですか?笑
トゥのシャドウステッチつなぎ目全然見えないんですけど。
尻マイスターに首藤のフォーラスのお尻を鑑定していただいています。
二人目の尻マイスター登場。尻好きだなみんな。
載せられる人の靴(履いてない人)だけ大集合です。
この二つの靴の対極感も見事ですよね。笑
全然違う靴。定番と非定番という部分でも対比がすごい。
めちゃくちゃ楽しかったですねぇ。この感じ。
それぞれのこだわりがあって、それぞれみんな他の方のオーダーへのリスペクトがあって、物欲を刺激し合って、ヤベェヤベェ言い合って。
中々できない貴重な体験だったと思います。
北海道ならではなんでしょうかねこの感じ。みんな楽しそうでしたし、首藤自身も本当に楽しかったです。
まとめ
ということでみんなのRENDO紹介も無事終了でございます。
色んなモデルがありましたねー。
今回のオーダー会からってことでスキンステッチUチップは多い印象でしたね。
あとは地域柄か「冬でもガシガシ履ける」をテーマにされている方が多かったと思います。ソールもリッジウェイとかラバーソールでしたし。
そして何がすごいって全然誰も被ってないことですよね。笑
それぐらい本当に自由度の高いオーダーが出来るんですね、RENDOのオーダー会は。
さすが革靴界のマイクラやで。(首藤が勝手に呼んでるだけ)
RENDOのオーダー会は、自分だけの欲しいをリーズナブルに実現できる数少ないチャンスだと思います。
ある程度革靴をそろえていくと、既製モデルじゃ満足できなくなってくる方も多いと思うんですけど、自分の好きだけ詰め合わせたこんなモデルないかなーっていう妄想をきっと実現してくれると思いますよ。
逆にパターンオーダーにしては自由度が高すぎるぐらいかなと思います。笑
知識や経験がなくても吉見さんが問題なくリードしてくれてるので、思い切ってチャレンジでもいいですし、作り込もうと思えばいくらでも作り込めると思いますので、ゴリゴリに妄想して自分の理想を作り上げてからチャレンジするのも楽しいと思います。
ということで、このあたりでRENDO納品会レビューを終了したいと思いますよ。
RENDO関連の記事というか首藤のフォーラス関連の記事はまだまだたくさんあるので、お楽しみにしていてください。笑
みんなでRENDOのオーダー会に、いこーーー!(要ソーシャルディスタンス)