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【プレメンテ】(前章 撤退編)ハインリッヒディンケラッカー ZURICH(チューリッヒ)のプレメンテに失敗!古いクリーム除去の大切さを身を以って知りましたの回!


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何やら不穏な気配…

 

ということでチューリッヒのプレメンテをやります。

プレメンテするのはこちらのお靴。 

 

このタイミングでプレメンテとは…!みたいなことを書くつもりはないので、早速プレメンテの様子から入っちゃいますね。

 

万々が一、「え、プレメンテってなに…?私の年収低すぎ…?」っていう方がいらっしゃいましたら、『革靴 プレメンテ』でググってください。 

実績ある先人の方々が、その大切さをしっかり教えてくれますよ。

 

首藤からは革靴を履く前に楽しむ儀式とだけお伝えしておきます。 

皺のない新品な状態をさらにドレスアップさせて美しくペッカペカに出来るタイミングは、プレメンテしかないですからね。この時だけ楽しめるイベントです。

 

いつか時間あったら首藤的プレメンテのやり方みたいな記事を書きますね。(予定は未定)

 

 

目次

いざ、プレメンテスタート!

ブラッシング(埃落とし)

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まずは紐を外します。 

普段のメンテではあんまり外さない方もいると思いますので、最初ぐらいは外したいところ。

  

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お手持ちの馬毛ブラシでブラッシングをします。 

 

 

新品なので汚れはあんまりないかもしれませんが、保管時の埃なんかがついてますからね。 

サッサっと目視で確認しつつ、埃おちろーぐらいでいいんじゃないでしょうか。ブラシにコードバンとか書いてますが、意味不明ですね。なんでしょうねあれは。

  

デリクリで保湿 

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続いてはデリクリで水分補給です。

 

  

必ずデリクリからやるぜ…俺はよぉ…!!みたいな強いこだわりは特にないですが、革には水分も必要らしいので、とりあえずいれようかなぐらいです。

 

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あとチューリッヒは結構タイトな印象があって、あたりを柔らかくしたいので、デリクリを入れてみます。 

革が乾燥していると変な皺が入りやすいそうなので、ヴァンプに多めにヌリヌリ。

 

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そして今回は新品なので靴内部にもデリクリを入れます。 

たぶんですけど製造から結構時間たってると思うんですよねこのチューリッヒ。

 

ディンケはベロ見れば製造年がわかるんですけど、これはぼやけて読み取れなかったんですが、ここ2~3年で済むような感じではなさそうだったので、おそらく結構内部も乾燥しているでしょうという予測です。

 

そして首藤は、タイトな靴は大体左足の小指が痛くなるので、そのあたりも入念にヌリヌリします。

 

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水分補給完了です。当然ですがマットな感じですね。

でもなんかいつもより絶妙なマット感。なんか忘れてる気がする。

 

クリームで油分入れる

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そしてみんな大好きサフィールノワールのクレム1925を入れます。

 

 

プレメンテはすべて無色派なので、ここではニュートラルを使います。(黒持ってないだけ) 

まあどちらにしろ新品だから退色もないですし、まずは油分補給が目的なのでニュートラルで全然いい気はしてるんですけどね。 

デリクリからのクレムは水分補給した革に油分で蓋をするイメージ、だそうですよ。誰かが言ってた気がします。

 

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指で塗ることもあるんですが、今回はペネトレイトブラシで。

 

クレムは独特なにおいがしますからね。 

 

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塗り終わりました。スマホを起動して、各々好きなアプリゲームでもやりましょう。

5~10分の待ち時間です。

 

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はい。待ったので豚毛ブラシでシャカシャカしましょう。

 

 

このクレムを塗ったあとのブラッシングで艶めいていく瞬間がたまらないですよね。

たまらない…たまらないはずなんですけど…

 

光らない全然光らない 

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たまらな…全然光ってないやんけ!!

 

なんかぼんやりしてる…

 

いつものクレムの光り方と全然違うなんでだ、ボックスカーフはこんな感じなのか、いや違う、いや、いや、と色々考えた結果、あれ、最初リムーバー使ったっけ?とふと思い出しました。 

 

そ う い え ば 使 っ て な い !

 

なるほど。それか。 

 

一時撤退を決意

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なーんかどんよりしているかぼんやりしている。

 

うまく言えないですけど、不純物がたまっているようなそんな質感でした。 

おそらく出荷時の古いクリームが残っていて、うまくクレムがのっていないんだと思います。

 

首藤の予測によると結構製造は古い靴なので、出荷時に塗られたクリームは結構劣化して残留しているはずです。 普通にリムーバー忘れてました。いっつもやるのに。

 

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ということでやり直し覚悟で、リムーバーでガッチリと拭き取ります。

 

 

ゴシゴシはやらない。同じ個所を連続で擦らない。

上記だけを気を付けて、根気よくクリーム除去を試みた結果、、

 

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めっちゃ取れましたね。笑

 

首藤は無色しか入れていないので、完全に出荷時の古いクリームです…。

というかリムーバーでクリーム除去しただけで、若干輝きが戻ってきているような気がします。笑

 

今回の教訓:古いクリーム除去って大事なんだなぁ…。

 

まとめ

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時間的にも精神的にも疲れ切ったので、一時撤退としますッ…!!

 

デリクリで再度保湿だけしておきましょう。 

なんかこれだけでも、最初のデリクリいれたときと全然光り方が違う気がします。

 

ということでただのプレメンテなのに首藤のミスにより撤退を含む長期戦に…! 

長くなったので前後編に分けます。 後編は攻略編です。

 

☆後編はこちら

 

今回使ったケア用品はこちらからどうぞ!

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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