そろそろまとめないかんかなと思いまして。
ニュースというのも仰々しいんですが、ハインリッヒディンケラッカーについて色々あったなーというところをまとめていきたいと思いますよ。
色々噂的に囁かれている情報だったり誰かから聞いたよなんてお話もあったりすると思いますので、現在公式に公開されている情報ベースで書かせていただきます。
2021年に入ってディンケは色々ありましたねぇ

2021年も中ごろを過ぎたところではありますけれども、ハインリッヒディンケラッカーにとって今年は怒涛の年だったんじゃないでしょうかね。
嬉しいニュースから残念なニュースまで色々ありました。割と結構激動な感じでしたよね。
そして結構情報が錯綜している部分もあったりするので、一応ディンケ大好きブログを名乗っている首藤が簡単にではありますがまとめさせていただきたいと思いますよ。
ご紹介は一応なんとなく時系列になってます。笑
3Dビスポークの実施
スタートしたのは2020年のAWあたりなので正確には2021年じゃないんですけど、一応2021年にも続いてやっていたのでまずはこちらを。
なんとハインリッヒディンケラッカー初のビスポーク?がスタートしました。
申し込めるのはシューパッションの本店のみ。(だったはず)
まずは有識者的な方を招いてやってた感じの動画がインスタのストーリーにアップされていましたね。
3Dビスポークと題して、おそらく調整ありのMTOのような感じだと思われます。
どういうシステムになっているのか詳しくはわかりませんが、足型3Dスキャンして木型やデザイン選んでる感じですね。

ディンケでこんなこと出来たら夢のようですね…
自分の足に完璧に調整してもらったBUDAとかそんなことが出来るんでしょうかね。羨ましすぎる。
この3Dビスポークに関しては結構話題になるかと思ったんですけどね。
全然こう靴好きのニュースになることもなくぬるっと流れていきましたね…。笑
そしておそらく後述する生産停止問題やその他諸々の関係でおそらく今は実施してないんじゃないでしょうか。
アップデートされていないのでわかりませんが、どちらにしろ日本から依頼は出来ないですね。
もっとこう盛り上がって日本にも導入されればめちゃくちゃテンション上がったんですけども…。残念です。
NEWデザインの展開(スニーカー、サイドゴア)
こちらの記事でも書きましたが、この春ディンケからまさかのスニーカーがリリースされましたね。
木型はロンドン。
上記記事掲載後オフィシャルHPではコードバンスニーカーなんかもアップされてました。



スニーカーをリリースするなら木型的にロンドンがベストでしょうかね
ゆったりとした木型で履きやすそうです。
アッパーも革靴と同じものが使われているので上質なのは確定。
めっちゃセレブ感あるスニーカーですよね。
当然の如く良い値段しますしね。笑
首藤的にも非常に気になる存在です。
出典:https://www.heinrich-dinkelacker.com/luzern-plain-bc.html
そしてさらに絶対やらないと思ってたんですけど、まさかのサイドゴアブーツも展開されてましたね!
ここまでリリースされないなら今後もう絶対ないのかなとか思ってたんですけど、まさかのこのタイミングでリリース。
こちらの木型はルツェルンです。



サイドゴアやるならルツェルンがピッタリですもんね!木型のシェイプ的に
ディンケらしい丸みのあるヒールカップに、ルツェルンのシュッとした感じがめちゃくちゃかっこいいモデル。
個人的にはツォップナート搭載して自走砲ラバーソールに、アッパーはオイルドヌバックあたりで脱ぎ履き楽ちん&超絶防水の最強冬用ブーツに仕上がってたら嬉しいなみたいな欲望はありますけれども、BUDAの生産停止を鑑みるとおそらく今後も無理なんだろうなぁと思ったり。
せっかくサイドゴアという求めていたデザイン自体がリリースされたのに非常に残念です。
ただドレスサイドゴア的な立ち位置としては抜群にかっこいいので、サイズある方は必見ですね。
ディンケのサイドゴアなんてレアですよ。
RIO&BUDA生産中止


2020年の年末あたりからまことしやかに囁かれていたRIOとBUDAの生産中止問題ですが、2021年に入ってマジモンの話だという発表がなされラッカーの間で激震が走りました。
まさかのRIOとBUDA。



まさかのですよ…
ずーーーーーっとこのブログでも言ってますけど、BUDAとRIOはハインリッヒディンケラッカーのアイコンモデルですからね。
二枚看板ですよ。
それがまさかの両方生産中止。
最初冗談かと思いましたけど、公式から発表ありましてガチだということでした。
すでにBUDAもRIOも複数足所有している身ではありますが、それでもこの発表はとても残念で悲しいものでした。
一応この発表時には、生産再開は未定だが今後どうなるかは現在ディンケからの回答待ちみたいな状態になっていたと思うんですが、後述のブダペスト工場閉鎖の決定を加味すると復活は中々厳しいものがある気がしますよね。
まあ出来たとしても他の木型に比べて別物感は大きいんじゃないでしょうか…。
この二足こそまさにブダペスト工場であった理由の最大の要因だったと思いますし。
今後、今展開されているブダペストクオリティのRIOとBUDAが新たに生産されることがないと考えると、ファンとしてはめちゃくちゃ残念ですしかなり悲しくて寂しい気持ちになります…。
あの名作達は世界に流通しているだけになっちゃうんですね…。
直営店であるハインリッヒディンケラッカー大阪がオープン!
悲しいニュースがあれば嬉しいニュースもありましたね。
なんと2021年6月12日に、世界で二店舗目のハインリッヒディンケラッカー直営店が大阪にオープンしました!
素晴らしい!
運営は正規代理店より委託を受けたチェントトレンタというセレクトショップです。



ちなみにチェントトレンタのオーナーの加藤さんは、ハインリッヒディンケラッカー正規代理店であるアイダスの社長の実の息子さんなんですよね
めちゃくちゃオシャンティなショップに仕上がっているので、いつか行ってみたいですねぇ。
詳細は上記記事よりご覧ください。
そしてなんと今度受注会が開催されるそうですよ…!
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期間は2021/8/7~8/15。
>>現在本国にストックされている全127モデルの中から、ご希望の1足を受注いたします。
とのことなので、オーダー会ではなく現在在庫のある靴をオーダーできるという素敵イベントですね。
MTOとかでデザインを決めれるわけではないと思いますが、現状を鑑みるとめっちゃくちゃやばいイベントですよこれ。
おそらくですけど、こんな風にたくさんの選択肢の中から新品のディンケを選んで購入できることなんてこの先もうないんじゃないでしょうか?
関西の方非常に羨ましいです。
是非満喫してください。羨ましいです。
ブダペスト工場閉鎖のお話


こちらもRIO&BUDA生産中止とともにまことしやかに囁かれていた噂ですが、先日公式から発表されてしまいましたね…。
嘘であってほしかった…。
ハインリッヒディンケラッカーはドイツのブランドですが、生産はすべてハンガリーのブダペスト工場で行われていました。
ツォップナートを含めブダペストで培われたハンドメイドシューメイクの技術を駆使して、最高の靴が作られていたわけです。
こちらについて詳しくはブランド紹介の記事をどうぞ。
しかしながらこの度ブダペスト工場の閉鎖が決定し、今後は別の工場にて生産されるとのことです。悲しい…
現在すでに別の工場にて生産がスタートしているそうなので、当然ですが今後はそちらの工場で作られた靴がメインとなっていきます。
どんな靴が仕上がってくるんでしょうか。



すごく気になります
どちらにせよ今までのブダペスト工場での生産でなくなるということは、いい意味でも悪い意味でも完全に別物になることは間違いないでしょうね。
数年後にはブダペストメイドのものは、EGみたいに旧工場製なんて言われたりするんでしょうか。
新工場はどこなのか、そして新工場ではハンドのままなのかマシングッドに変更になるのか、木型の展開はどうなるのか、RIOは、BUDAは、ツォップナートはどうなるのか、いつから切り替わるのか等々…気になることばかりですが、この辺りは公式からの続報を待つことにしましょう。
今首藤が言えることは、欲しいならマジで早めに買っといた方がいいということだけですね…笑
まとめ


以上、ハインリッヒディンケラッカーの最近のニュースまとめでした。
色々あり過ぎて厳選しましたが、ヤバい部分はちゃんと抑えていると思います。笑
まだまだ動きがありそうなハインリッヒディンケラッカー。
これからもインスタ等々で色々チェックしていきたいと思います。
今後工場が変わって別物になったとして、ディンケ大好き芸人の首藤は一体どうするのか。
変わらず買い続けるのか、それともブダペスト製を愛し続けるのか、その辺はまだわかりませんが、しっかり行く末を見定めていきたいと思います。
当然残念な気持ちもありますが、変化していくのは致し方ないことなので、ただ嘆くだけじゃなくしっかり自分なりに受け止めてどうするかを決定していきたいと思いますよ。