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【遅報】ロンドン靴磨き世界大会2023でBrift H SAPPOROの林田直樹代表が見事優勝!ワールドチャンピオンに輝きました!!

ブログやってるくせして遅すぎる取り上げ方!

最初【速でもない報】にしようかと思ったんですが、それどころじゃないぐらい遅いなと思って謙虚に【遅報】にしました。

なんならもう林田さん帰国されて祝勝会もしましたしね。

無事祝勝会も終わりましたのでここいらで簡単なまとめ記事をアップしておきたいと思いますよー!

目次

林田さんがロンドン靴磨き世界大会2023で超絶優勝!

Brift H SAPPORO 代表 林田直樹氏

靴磨きの世界選手権で俺たちの林田さんが優勝!

見事世界一になりましたね!

林田さん、優勝おめでとうございます!

ぶっちゃけ首藤は子供の寝かしつけがその日に限って恐ろしいぐらい長引いて、リアルタイムで大会の様子を見れなかったんですが…笑

布団の端から端までゴロゴロ転がってくれて、目ん玉バキバキな姿見た瞬間にもうこれは間に合わないなと悟りました。

ってことで後日アーカイブにて大会の様子を拝見したのですが、本当に素晴らしい磨きでしたねー!

ロンドン靴磨き世界大会2023とは!

https://theshoesnobblog.com/london-super-trunk-show-2023/

正式にはWorld Championships of Shoe Shining 2023(ワールドチャンピオンシップオブシューシャイニング2023)と言いますが、毎年ロンドンで開催される靴磨きの世界大会です。

実態としては、世界的に有名なshoegazingblog.comとthe shoesnob blog.comの運営者が共同で開催しているロンドンスーパートランクショー内でのイベントで、靴磨きとパティーヌの部門があり、靴磨き製品で有名なサフィールも共同主催者として参加しています。

靴首藤

ロンドンスーパートランクショーの方は、日本のRAYMAR(レイマー)が参加していましたね!

2023年の靴磨きとパティーヌの大会は、40件ほどの応募の中(パティーヌと靴磨き合わせてなのか単体なのか不明ですが)から3名のファイナリストが選ばれ、実際にロンドンで開催中のトランクショーでバチバチの真剣勝負をするわけですね。

ちなみにこちら2017年から開催しており、初代ワールドチャンピオンはBrift H 代表長谷川裕也氏です。

ロンドン靴磨き世界大会2023のルール!

今回のファイナリストは以下三名。

  • アイルランドのPaul Black氏
  • スイスのAlbert Gjukaj氏
  • 日本の林田直樹氏

尚、それぞれ予選を通過した磨き(の作品)については下記をどうぞ。

そして実際の磨きのルールは、映像を見る限りこんな感じかなと思います。

大会ルール

  • 制限時間は20分
  • 磨く靴はLOAKE(ローク)のブラウンのストレートチップ
  • 片足のみ、ワックスでのポリッシュ(鏡面磨き)だけで競う
  • ケア用品はサフィール製品のみ
  • ネル生地は自分の持ち込みのものを使う

評価項目はどうだったんでしょうかね。

光り方や鏡面の質、全体のバランスなどが見られてるんでしょうか。

おそらく磨きの工程や所作などは評価項目として見られていないと思うんですが、実際のところはちょっとわかりませんので今度聞いてみたいと思います。

ロンドン靴磨き世界大会2023の様子!

実際の大会の様子は、Brift H SAPPOROのインスタのこちらのアーカイブからご覧いただけます。

※スマホから表示されない方はこちらからどうぞ。

アーカイブなのでコメントは見れませんが、リアルタイムで動画は240人ほどに視聴され、現地でも大変な盛り上がりを見せていました。

まだ見てない方は、是非世界を相手に戦った林田さんの雄姿をご覧ください。

首藤の所感!

こちらが優勝メダル…!

正直靴磨き全然しないので細かい技術的なことまではわからないんですが、なんていうか圧倒的でしたよね。

動画で遠目に見ても光り方が頭抜けてましたし。

伝説のあのポーズ取ってネルで磨き出した瞬間の光り方が圧倒的というか、あーこれもういったなこれっていうあの感覚。

靴首藤

リアルタイムで見てた皆さんも感じられたんじゃないでしょうか。

おそらくめちゃくちゃ入念に準備して、下地の作り方とか時間管理とかイメトレとか徹底的に対策を練ったからこその結果なのだと思いますが、もうほんと素晴らしいの一言でした。

そしてこれも見てた皆様がSNSで結構仰られてたことなんですが、何より所作が素晴らしかったですよね。

靴磨きなんで結局最終的に靴が光って仕上がってればなんでもええやんけ、って言われてもまあそうですよねとしか言えないんですが…笑

それでもBrift Hの名を冠してカウンタースタイルの魅せる磨きを生業としている職人として、ああいう競技の場でもいつものように素晴らしい所作で磨けるっていうのは本当にかっこいいなと。

Brift Hの職人としての魂みたいなのをそこからすごく感じました。勝手に。笑

いつもカウンターで磨いてもらってる時とは段違いにスピードは速いんですが、全然乱れてないんですよね。

ただ早送りしてるだけで、優雅な所作は完全に一致してるんですよ。

そこが何よりかっこいいなと思いました。

磨きの技術に関しては上述の通りもうほんとわかんないんですが、すっごい丁寧に下地作ってるなあっていうのと、いつもよりワックスをアッパー全体に広げてるかな?という印象がありましたね。

この辺はおそらくこの世界大会に向けての対策なんだとろうなーとは思うんですが。

靴首藤

なんか世界の靴磨きってトゥだけじゃなく靴全体光らせる傾向にありません?(個人の感想です)

この辺りは今度直接インタビューして聞いてみたいと思います!(インタビュー編もお楽しみに)

Brift H SAPPORO?林田直樹氏って…?という人は

こんな人

そんな方は是非こちらの記事をご覧ください。

こちらの記事でBrift H SAPPORO(ブリフトアッシュ札幌)とは?林田さんってどんな人?どんな磨きをするの?っていうのをガッチリ解説しておりますので、是非どうぞ。

それがわかると、より一層この世界大会優勝の良さがわかっていただけると思います。

世界一の称号を持った靴磨き職人は日本にも数人しかおらず(3人ぐらい?)、それが北国の札幌にいるってすごくないですか?

靴首藤

何たる幸運

北海道の革靴ラバーは、世界一の技術を持った靴磨き職人に磨いてもらえるという素晴らしいチャンスに恵まれていますので、是非ともお店に行って磨いてもらいましょう!

ちなみにBrift H SAPPOROは普通にお店に行っても磨いてもらえますし、大丸での靴磨きイベント、地下歩行空間での靴磨きイベントなども開催されています。

どれも特徴があって面白いと思いますので、ご自身の気分にあったものを選択されるとよろしいかと思いますよ。

ということで公式HPインスタグラムをチェックしましょう。

まとめ

こちらは祝勝会の時のシューサークル

今回は珍しく靴磨き界隈のニュース記事でした。

改めて林田さん、世界一おめでとうございます!!

日本の靴磨き界にとっても素晴らしいニュースでしたね。

これを機にどんどん革靴ラバーが増えて、革靴や靴磨きが盛り上がってくれると嬉しい限りです。

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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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