もうね、タイトルのままです。
それ以上でもそれ以下でもないです。
靴バカになって日が浅いとは言えここまで愚かなミスをした人がかつていただろうかいやいない。ここまで来ると反語も早い。いやいないが瞬殺で出てきます。
今回の記事では首藤が何をやらかしたのかというのと、一応頑張ってケアをしたのでケア前のぶちまけたときのアッパーの状況を見ていただきたいと思い、記録に残しましたのでよかったら見てみてください。
コードバンにソールオイル(オリーブオイルと酢)をぶちまけたらこんな感じになっちゃうよというのを見て、是非反面教師にしてくださいね。(そもそも誰もやらないと思いますけども)
そもそも何やったの?
Heinrich Dinkelacker RIO フルブローグ ダークコニャックコードバンにソールオイルをぶちまけました。
もうこれしか説明のしようがないですね。笑
想像しただけで戦慄じゃないですか…(ヒェ
首藤もやらかした時に久々に時が止まりました。
大好きな革靴に…大好きなディンケに…しかもよりによってコードバンに…もう言い出したらキリがないくらい本当に悔やまれます。
あの時に戻れるなら迷わず助走つけて自分をぶん殴っています。
状況の説明!
事の顛末としては、前回の記事からもなんとなくお察しかと思いますが、実はこの靴を手放そうかと思いまして、最後にしっかりケアしようと思い立ったんですよ。
そしてまずはソールケアからだなーと思いこやつを手に取ったわけです。
いつも通りシャカシャカ振りまして。
専用のスポンジに取るわけですよ。
でその時のスポンジにとったときが問題だったんですけど、首藤何やったと思います?
靴の上でスポンジにオイル含ませようとしたんですよね。
この時の行動は、本当に自分でもなんでこんなことしたか覚えてないんですよ。
めっちゃミステリー。KISSからはじまるミステリー過ぎて誰かぼくの胸のナイフを静かに抜いてくれ状態。
心に油断があったんでしょうかねぇ…。
ササーっとやっちゃおうと横着したんでしょうか…。
本当に正直に言って全然意識してませんでした。
こんな高級な靴で且つデリケートなアッパーなのに危機意識持ってない時点でもう終わってるんですけども、慣れからくる慢心?のようなものがあったのかもしれません。殴りたい。
アッパーにオイルが垂れてシミになるどころかアッパーにぶちまけるなんて、きっとBrift Hも考えていなかったでしょうね…。
まあその後は言わずもがななんですが、空中でスポンジにふくませようとした結果、オイルがドバっと出てしまいまして、スポンジから溢れ出して下にあった革靴にドパァァァーーーーーンしたわけです。
貴重なダークコニャックコードバンのアッパーにソールオイルがバッシャリと降りかかってしまったわけですね。
しかも粘性の低いサラサラのオリーブオイル系のBrift H のソールオイルです。
これがまだモイスチャライザーとかならトロっとしてるので救いはあったかもですが、これはダメですね。一瞬で降りかかって一瞬で浸透しました。もうほんと一瞬の出来事。
ああぁぁぁ~~~↑ああぁぁ↓~~~あああ~~↑あぁぁ~~~↑!!??!?
とよくわからない声を出しても、何も取り戻せませんでした。事は一瞬で結果に結びついてしまったのです。
笑えよベジータ。
こんなこと言って信じてもらえるかわかりませんが、断じてソールオイルぶちまけたから売ろうと思ったんじゃないですからね。そこは本当にあのマジ中のマジです。
せっかく手放すならしっかりケアして綺麗な状態でお渡ししたい、と思った矢先のやらかし事件でしたので。
もうなんと言ったらいいか。
自分のバカさ加減に笑いすら出てこない状況です。笑えなさ過ぎて笑いました。
とりあえず拭いた
こんな画像撮ってんじゃねえよってお声もいただきそうなアレですけど、もうこの時はほぼ諦めてて染め替えしよーかなーぐらいに思ってたので、ちょっと開き直ってます。笑
一応ゴシゴシしてみましたが、もう浸透が早すぎて拭き取れるなんてもんじゃなかったです。
こんなに浸透早いなら普段のクリームもっと吸い込めよ!!こういう時ばっかり吸い取って!!なんなの!!!いやわかってる。俺が悪いのはわかってるそこは悪かった本当に。
オイルまみれの全貌をご覧ください
というわけで、ソールオイルにまみれたコードバンのアッパーですどうぞ。
どうです。逝っちゃってるでしょう。
アップです。
焦げたように真っ黒になってるのがお分かりいただけるでしょうか。
なんかもはや迷彩柄みたいになってます。
タンにもかかっちゃいましたねちょっと。
アイレットの部分です。黒くなってます。
ヒールもガッチリ…
アーーーーッ…
悲しみ
斑になっちゃってますね…。
まとめ
以上がソールオイルぶちまけ事件のあらましと顛末でした。
結果的にソールオイルを浴びた箇所は、油分が爆裂なスピードで浸透して真っ黒になっちゃいましたね。
もうこれ見た瞬間は全てを諦めてしまって、ブートブラックコレクションズのブラックでも使って黒にゆっくり染め替えしようかなーとか思い始めていたのも事実です。笑
茶芯っぽいコードバンってなんかかっこええやん?とか言い訳考えてたぐらいにして。
なのですぐにケアするとまではあまり考えていなくて、油シミは落ちても落ちなくてもどっちでもよかったんですよね。
しかしながら、まあその後も色々革靴の持ち数やら残しておきたい靴などを考えることになりまして(過去記事参照)、結局やはり手放すことを決意したのです。
確かに状態が状態ですが、自分なりに頑張ってケアしてみて、なんとか見れるかたちになれば手放そうという結論に至りました。
当然こんなことがあったので、当初手放そうと考えていた価格よりも値下げして販売しようとは思っています。「訳アリ商品」という感じになりますね。
この靴に関しては販売時の状態だけでなく、今回のように不備ができた状況とケアした内容とその後の状況をしっかりブログにて紹介したうえで販売に移りたいと思います。
中古品としても状態は良くないものにはなってしまうので、そういったことに抵抗のない方に是非ご検討いただきたいところですね。その分価格は抑えるので、プロに再度洗いを依頼をするなり磨きやケアを依頼するなりして、自分好みに蘇らせてから履くということもできるとは思います。
ということで今回はここまでです。
次回は丸洗いチャレンジです。