首藤革靴出張所

恋に部活に大忙し!急がないと首藤の夏が終わっちゃう!?革靴(特にHeinrich Dinkelacker)が好きな奴のブログです。

【首藤防水実験室】③実験編part2 引き続きコードバンの防水検証!実際の使用状況を想定した水滴耐久実験!その結果は?

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首藤防水実験室、第三弾です!

ハインリッヒディンケラッカーのプレーントゥRIOに登山靴っぽい防水加工を施して、冬用コードバンを作ろう!というこの企画。 

防水ケア的には、右足をコロニルのアクティブレザーワックスを三日かけて三層塗りこみ、シュプリームクリームで仕上げている状況。左足はシュプリームクリームのみの仕上げです。

 

前回までの記事はこちらからどうぞ! 

www.shudo-kawagutsu.com

 

 

今回の実験は?

 

前回の第二弾では流水実験と水滴耐久実験(10分)を行いました。

結果はなんとほぼ同じ。笑 首藤式コードバン防水もシュプリームクリーム仕上げも、両方水滴跡は残るものの、どちらも馬毛のブラッシングでキレイサッパリ跡が消えるという結果となりました。

 

前回の結果では首藤式コードバン云々というよりは、シュプリームクリームの防水力すげえという感じでフィニッシュしてしまっています。笑

 

ということで今回は、更なる防水効果の実証を求めて、もうちょっとディープな水滴実験を行いたいと思います。

 

題して、大量の水滴で20分耐久実験ーーー!

 

水滴の置き時間を倍の20分に伸ばしました。

そして1滴ではなく、アッパーに乗せられるだけ水滴を乗せてみます。

20分経過後に水分を拭き取り、ブラッシングで水滴跡が消えるか(簡単なケアでリカバーできるか)という実験になりますね。

 

ただのドMな実験ですけれど、個人的にはどちらも水滴跡は残ってほしくないです。笑

しかしながら思い付きとは言えせっかく防水ケアをやってみたのであれば、効果があってほしいという思いもあったりします。

 

そんな揺れ動く気持ちを抱えながら、実験スタートー!

 

水滴を乗せられるだけ乗せます

はい、ということで出来るだけ水滴を乗せてみました。

これ以上乗せると、水滴同士が結合してちゅるんと滑り落ちて行ってしまいます。

 

かーなり乗ったんじゃないでしょうか。正気の沙汰とは思えません。

 

コードバンにこんな水かけて普通なら発狂しているところですよ。

以前の首藤なら胸倉つかんで殴ってます。でも大丈夫。首藤式コードバン防水ならね!(結果出てないけど)

 

10分経過!

ということで途中経過です。

10分というと前回の水滴実験のゴールだったわけですが、今回はどうでしょうか。

 

こちらは首藤式コードバン防水を施した右足。

おーっと中々の水滴あとが残っているー。水滴が少ない気がするのは、水滴同士が結合して下に滴り落ちているためですね。

 

角度なのか水分の重さなのか、たまたまこちらだけまとまって落ちたのか、はたまた撥水力がこちらの方が高いのか何とも微妙なところです。

しかしながら前回の流水実験でもこちらの方が若干撥水力が高かったところを見ると、やはり撥水性はついているのかもしれませんね。

 

防水を考えるうえで、水を弾いてアッパーに残らないようにしてくれる撥水力というのは非常に重要です。雨が降っていてもアッパーに水分が残っていなければ、対処も楽なのでそういう意味ではいい効果がある期待できます。

 

続いてシュプリームクリーム仕上げのみの左足。

若干水滴は結合しているようですが、中々もっこり残っています。果たしてこれがどう影響してくるのか。

水滴が残っていてもアッパーに吸収されなければ全然問題ないですからね。

 

20分経過!

はい、終了でーーす!

20分経過しましたので、結果発表に移りたいと思います。

今回は水滴をすでにぬぐってしまったので、水滴の残り具合を見てみます。(残しておけよ画像…)

 

ということでこんな感じ。ドン!

見た目的にはそんなに変わらないですね?

 

防水加工した右足。

撥水効果により水滴が結合して全体的にぶわっと広がっています。

撥水力がちゃんとあれば、歩いている最中に水滴も落ちるので、ここまで20分もアッパーに留まることはないと思いますが、今はそこは考えないものとします。

 

防水加工なしの左足。

こちらは水分が動かなかったので、水滴の通りに水跡が残っています。

なんか根強そうな予感…。こわや…。

 

ではこの状態でブラッシングして水シミは残らないのか、簡単にリカバーできるのかというのを見ていきますよー!

 

ブラッシングで戻るのか!?

今回は馬毛ではなく化繊ブラシで試してみます。

馬毛でもよかったんですけど、おそらくこのクラスになると首藤なら確実に馬毛のあとに豚毛もしくは化繊でブラッシングするので、自分の中での実践状況を想定しています。

 

ということで両方シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカとやっていきます。

割と念入りに。埃落としのブラッシングとは違うので、ちょっと力を入れて水シミよ消えろーという感じでゴシゴシしていきます。

 

5分もやってると簡単リカバーとまでは行かないので、片足2~3分ぐらいのブラッシングとしました。

 

結果はどうでしょう!

 

右足

左足

 

おや、両方いい感じ?両方シミないかなー?

もうちょっとアップで見てみると…、

 

防水なしの左足。

おー結構水シミ残ってますね…。パッと見はわからないですが、近くで見てみると水滴の形のまま跡がしっかり残ってしまってます。水ぶくれというか、そのまま水シミという感じですねぇ。

 

防水ありの右足。

 

おおおおおおお!これは!残ってないではないですか!!

 

ブラッシングあとは若干残ってますが(多めの油分のせい?)、水シミの跡がありません!!

初めて効果らしい効果が実感できた気がします…。笑

 

あれだけの水滴をアッパーに乗せたのにまさか20分耐久レースでこらえきるとは!

首藤式コードバン防水、中々の威力じゃないですか!?

 

個人的にコードバンでこれぐらいの防水力があれば、結構充分なんじゃないかなと思うのですが如何でしょうか。

帰り道に急な小雨に降られても、20分以内に家に着けばブラッシングでリカバー可能ってことですねこれは。まあ実際には雨にはいろんな成分が含まれているので、完全にこの限りではないと思いますけども…。

 

まとめ

ということで首藤防水実験室第三段、大量の水滴で20分耐久実験は、成功と言ってもいいんじゃないでしょうか。

 

結論:首藤式コードバン防水なら20分程度水滴が乗った状態までなら耐えられる!(ブラッシングで簡単にリカバー可能!)

 

純粋な水分に対する撥水力・防水力に関しては、ただのシュプリームクリーム仕上げより効果は高いという結果になって首藤一安心です。笑

 

個人的にはこれぐらいの防水力があれば問題なく家にたどり着けるので、結構充分かなと思ったりもするんですが…。

 

しかし北海道には冬がある。また実際に雨や雪は水道水と違いかなり汚れていると思われます。

モサモサに積もった雪、べちゃべちゃの交差点、突然みぞれにかわる天気、等々強力な敵が待ち構えているので、更なる防水力が期待されます。

 

ということで次回第四弾は、実地検証をしたいと思います。

実際に雨に打たれて、防水的な観点はどうか、また簡単にリカバーできるのか、という部分を検証したいと思いますよー!