なんと手元に3種類のレザーソールの靴が揃ったので、それぞれ曲がりやすさ(かえりの良さ?)について検証してみました。
あれですよ。
なんていうか、当たり前の結果になりました。笑
エントリーNo.1:シングルソール!(ALDEN LWB)
シングルソール代表のALDENのModified LWBです。
モディファイドラストで、履き心地抜群の超絶最高モデル。
シングルソールの柔らかさも格別です。
歩く時の曲がり具合はこんな感じ。
かなーり柔らかいです。さすがシングルソール。
ストレスなく接地から蹴り出しまでを行えます。
ぐにゃんとまではいきませんが、本当に柔らかい曲がり方をしますね。
ラバーソールとはまた全然違った柔らかさです。ある意味一番「革靴」然とした、ソール形態ですかね。
あたりまえのように文句なくソフトリーです。
ちなみにちょっと無理にグイッといくとこんな感じ。笑
どこまででも曲がるんじゃないかというレベルの柔らかさです。
これオールデンが特別柔らかいんですかね。そのあたりの検証はまた別に。
エントリーNo.2:ダブルソール!(Heinrich Dinkelacker ROM)
ダブルソール代表ロムです。
軽そうに見えて実はガッチリしているという、ギャップ萌えなROM。
履き心地は予想外に硬め。レンデンバッハだから当たり前なんでしょうけども。
さすがダブルソールだなぁという感じですが、柔軟性もしっかり合わせもっている憎いやつです。
まあまあ曲がっております。
ダブルソールぐらいなら標準装備になりつつある昨今の革靴業界ですが、ダブルになっても柔軟性に困るようなことはないかなという印象です。
普通に問題なく履けるというか。
まあただ硬いは硬いので、実際にかえりが付いてくるまでは、少し馴染ませる時間が必要かなーという感じ。
全く馴染ませ期間が必要ないシングルソールから比べると、安定した履き心地や耐久性を求める方向けですよね。
ちなみにグイッと曲げてみるとこんな感じ。
そこまでは曲がんないかー。笑
踵が抜けてしまって、ソールがついていっていない感じなので、そこからダブルの硬さが垣間見れるかと思います。
まだまだ馴染んでいる最中なので、そこまでソールのかえりに柔軟性はついていないからかもしれませんが。
とりあえず、これがダブルの曲がり方ですね。
エントリーNo.3:トリプルソール!(Heinrich Dinkelacker RIO)
ある意味今回の大本命、RIOです。笑
トリプルソールという驚異のロマン仕様ですが、一体どこまでソールは曲がるのか。
かたーーーーい!!笑
シングルソール、ダブルソールに比べると全然曲がってないように見えますね。笑
見た目にもすでに硬いです。
グイーッと限界まで曲げてみました。
全然前の二つより限界まで足曲げてないやーん!と思われるかもしれませんが、硬すぎてこれが限界です。笑
たぶん腹筋6LDKぐらい筋力ある人じゃないと、これ以上は曲がんないですね。ひ弱なぽっちゃりおじさんの首藤にはこれ以上は無理です。
というかこれ以上曲げたら、アッパーが裂けて弾け飛びそうな気すらします。笑
でもこれ、思ったよりは曲がってません?
前の履き心地かなんかのブログにも書きましたけど、思ったよりは曲がるんですよねトリプルソールって。
この見た目普通に見たらガッチガチの板じゃないですか。だからイメージ的には全く曲がらなそうなんですけども、予想外にしっかり曲がるんですよ、ということは言いたい。
あとこれ、曲がんないから歩きにくいっていうことでもないですからね。
履いてる感じは普通の靴とはちょっと違いますけど、独特の感触で歩きやすいぐらいですので。
そのあたりは、履き心地の記事を読んでみてください。
まとめ
ということで、今回はソールの曲がりやすさの検証でした。
シングルソールはしっかりぐにんと曲がって、トリプルソールは硬くて曲がりにくい、ダブルソールはその中間、というもうほんと検証するまでもないぐらい当たり前の結果になりましたね。笑
わかりきった内容ですけど、実際に曲がってる画像をまとめて見れることってあんまりないと思いますので、イメージしやすくはなったんじゃないでしょうか。
あと一概に、曲がりやすさが履きやすさに直結しているわけではないので、そこは注意してくださいね。履きやすさ、という大きなカテゴリーの中の一要素っていうだけです。
個人的には、比べてみると結構な違いがあって、面白かったです。
革靴はいいなぁ。
それぞれの履き心地については下記をご覧ください。