ということでやって来たるは、札幌は超絶オシャンティーショップMaWのインショップとして存在する、THE LOUNGE by Brift H です!
もはや二週にいっぺんの頻度で来ている気がするザラウンジですが、首藤が頼るのはここしかありません。
THE LOUNGE by Brift H なしじゃ生きていけない体になってしまったのです。(単に好きなだけ)
used shoesのフルケア、スタート!
今日のブログは、見事なプロの磨きの流れを画像で楽しむだけのブログなので、全然文字数はありませんよ、安心してください。笑 嘘でした結局4000文字ぐらいでした。
素晴らしい磨き画像と、綺麗になっていく我がフルリオちゃんをご堪能ください。
THE LOUNGE by Brift H に到着!
相変わらずのオシャンティー空間。
首藤初めてのカウンター磨きです。ワクワク
お化粧待ちのフルリオちゃん(年齢不詳)
綺麗になっておいで。
なんとアイスコーヒーを出していただけました。ステキィ
万全の体制を期すため、ここに来る前にコンビニで買ったほうじ茶をそっとカバンにしまい、口臭を気にして噛み始めたガムを徐にティッシュにべぇしました。
本日のTHE LOUNGE by Brift H 代表林田さん。
ネイビーのスーツがキマッております。ステキィ
今日はどうぞよろしくお願い致します。ステキィ
汚れ落とし
まずはアルコールティッシュ的なもので、靴の中をフキフキ。
そしてなんと、このめくれが気になるなぁ…の一言でインソックの剥がれを直していただきました。ステキィ
このボンド、なんかうちにある気がする…。
おや?自分でできるな?これは?
はいこの通り!!
ディンケの宿命とも呼ぶべき、ベロンとめくれていたインソックがなんと元通り。
この通り!!とか言ってめっちゃ見づらいことに今気づきましたが、すでにアフターフェスティバルなので、このピンボケ画像で許してください。
とりあえず僕の靴のインソックは綺麗に直りました。元気です。
そしてBrift Hの馬毛ブラシで、埃落としのブラッシングです。
なんかこれだけですでに綺麗になってる気がする。不思議。
Brift Hの馬毛ブラシ、ほんと使い勝手良さそう…
「馬毛と山羊毛のブラシは最初から良いのを買いなさい」と田舎のばあちゃんが言っていたので、いつか首藤はBrift Hの馬毛ブラシを買いたいと思っています。
中古靴のフルケアということで、コバのお手入れも実演いただきました。
紙やすりで気になるところをササっと削り、コバインキを塗り塗り。
首藤だと確実にアッパーに塗ってるような作業を、めちゃくちゃ素早くフリーハンドで正確にやってました。
自分でやるときはおそらくマスキングテープ必須だなこれは。
次は汚れ落とし。
Brift H のクリーナーのソフトの方を使って、汚れを落としていきます。
ここで首藤がプレーントゥリオのクリーナー時に前々から気になっていた、クリーナーはどこまでやればいいのか問題について聞いてみた結果、そもそもの※1Never Ending 赤い染料事件が特殊ケースだったっぽいようなので、
最終的にクリーナーは程よいところでフィニッシュ、という結論に落ち着いた気がします。(正直この辺せっかく聞いたのにちゃんと覚えてません。笑)
うん。もっと靴磨こう。
※1Never Ending 赤い染料事件:プレーントゥリオのプレメンテ時、いくらステインリムーバーで拭いても赤い染料が付着し続けて終わりが見えず、途中で切り上げてシュプリームクリームを塗りこんだところ、そこでも赤い染料がクリームに溶け出したきたという恐ろしい事件のことである。
クリーム塗布
汚れを落としたあとは、Brift H のクリームを塗っていきます。
今回はアッパーの綺麗な色味が変わらないように、ニュートラルを使用とのこと。
フルリオちゃん、ガンガン塗り込んで栄養補給されておりました。
革が喜んでるゥゥ!!!というフレーズが思い浮かびましたが、言葉に出すと気持ち悪いなと思ったので、グッと堪えます。
(もしかしたら言ってたかもしれません。すでに自分が喜んでたのでちょっと覚えてないです。)
塗り方はBrift H 流の指で塗り込む方法。
塗り方もほんとかっこいいですな。
クリーム塗布後、豚毛ブラシでガッシガシとクリームを浸透させます。
やっぱりあれなんですね。コードバンでも豚毛使うんですね。
結構しっかりブラッシングしている印象でしたが、同じ個所は集中してやらず、満遍なく全体に回していくような印象でした。
首藤は気に入ったところや磨きやすいところを、一点集中でガシガシガシガシガシやりがちなので、とても勉強になります。
ブラッシング後の乾拭き。
革本来の輝きがこの時点で戻ってきております。
ワックス(鏡面磨き)
そしてついにワックス!
ベースの作り方、もっとちゃんと見ておけばよかった…
素早くてあっという間だったので、写真撮ってたら終わってました。笑
メインで使われていたワックスは、Brift H のTHE WAX の新色ライトブラウン。
これ欲しいです…!
さあ、ついにメインイベントですよ…
鏡面磨きです!
メインかはわかりませんが首藤が一番見たかっただけです!!
所作が美しい…(アタリマエェ…
ワックスの時に、その職人さんの磨き方の個性がでますよね。
磨き方?手の動かし方?所作?というかその辺。
しかしみるみるうちに綺麗になっていきますね…。
驚いたのは、予想以上にワックスを付ける量が少なかったこと。
上の二枚目の画像のように、ネル生地を巻いた指を乗せて優しく、トントン、ぐらいでした。
こんな少なくていいんだ。
ワックスの塗り方、重ね方、非常に勉強になります。
自分で出来るかは全然別の話ですけどね。
そして今更ですけど、足で履くもんをこんな綺麗に丁寧に扱ってもらっていいんでしょうか。笑
突然の恐縮が訪れます。
メダリオンの傷部分を入念に。
今度はニュートラルのワックスで。
色の使い分けは結構感覚的な部分もあるそうなので、これは経験値がものをいうような気がします。
あと家にあるワックスの数。
我が家にはニュートラルとダークブラウンしかないのでそもそもな話。一旦この話は忘れよう。
そしてまたネル生地で磨きまくる。
凄すぎて結局なんとなくしかやり方を覚えてないのが痛いところ。
というか軽快なトークが楽しくてそっちに夢中になってたら、気付いたら次行ってるパティーンが多すぎました。
安田院長のタイムマジックかよ。(ゴッドハンド輝より引用)
そして山羊毛ブラシ!!!ほしいーー!!!
水研ぎ前にワックスをより革に馴染ませる?とのこと。確か。そうだった気がする…
ここまで来てこんなこと言うの本当に心苦しいんですけど、首藤の解説かなりいい加減なので全くあてになりませんからね。笑
賢明な数少ない読者の皆様なら既知の内容だとは思うんですが、念のため、あしからずご了承ください。
話半分で見といてください。
ちゃんとした意図や目的、使い方を知りたい方は、是非店頭まで靴磨き頼みに行ってみてくださいね。超楽しいですよ。
あとはプロの感覚による最終調整。
この部分に差があるんじゃないかなぁーと首藤は踏んでいます。
ただ光るだけじゃない、靴全体に表情が出るような、絶妙な磨きのバランスがここで整えられている気がします。
違ったらメンゴ!想像ダヨ!あとちょっとかっこつけてるヨ!!
ソールケア
最後は首藤も買ったソールオイルでソールのケア。
まだ専用スポンジ使ってなかったので、使い方が見れてよかったです。
意外にササッとな感じでしたね。
たぶん間違いなく、ネル生地で塗り込むより良さげだと思いますこれに関しては。
完成!
あとは靴ひもを通して…
ババーーン!!
完成ーーー!!!
フルメンテ完了後の御姿!
恒例の撮影タイムに突入します。
見事に綺麗にしてもらった御姿がこちらだドン!
マァァァァァァーーーベラスッッ!!!
これ見てマーベラス以外の言葉でます?
超やばいんですけど超かっこいいんですけど。
メダリオンの傷も全然わかりません!
美しいですねー!
ヴァンプもツヤッツヤです。
革本来の美しさが出てる系のツヤな気がしますよ。
サイドから見ても最高なグラデーションですよねぇ。
何食ったらこんな艶出せるんでしょうか。
林田シャイニングやばすぎです。(首藤が勝手に言ってるだけなので非公式です。)
まとめ
こんな短時間で本当に美しくしていただきました。
しかも「中古で買った靴のプレメンテ」としか言っていないのに、こちらの意図を組んだように、細かいところまでご対応いただけるジェントルっぷり。
気配りオブザイヤー受賞おめでとうございます。
メダリオンの傷も目立たないようにと、丁寧にご対応いただけました。
まさしく首藤が望んでいた「中古靴のフルケア」をすべてやっていただいたことになります。
そしてプロの技術を間近で見れて、普通に感動しました。
語彙力あれですけど、マジでスンゲェーっすね。
人に自分の靴を磨いてもらう時点でなんかいいなーと思ったんですけど、プロとなるとその良さが1000倍マシですね。
どんなジャンルでも、研鑽を積んだプロの技術というのは一般人の心を打つものですが、靴磨きというジャンルにおいてもそれは同様で、今日の体験でそれが強く感じられました。
かっこつけて色々言ってますけど、単純に超楽しかったです。
ということで今日のブログは、林田さんスゲェェェ!!とフルリオちゃんクソ美しいィィィィ!!というまとめで終了です。
次は何磨いてもらおうか。
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