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【プレメンテ後編】サンクリスピンのタッセルローファー(642S)をクレムで磨こう!自然な感じでフィニッシュ!


お次は後編です。

ワックスかけようかなと思いましたが、まずはプレメンテなのでニュートラルのクレムオンリーで、クラストカーフそのままの質感を楽しもうといういつもの作戦です。

前編はこちらからどうぞ。 

目次

ブラッシング&空拭き

まずは前回しっかり浸透させたリッチモイスチャーを豚毛ブラシで刷り込むようにブラッシングしていきます。

一日ぐらい待った方が浸透する気がしますよねリッチモイスチャー。

まあ単純に首藤がリッチモイスチャー塗って数時間ぐらいだとベトついててブラッシングやりづらくてやだなと思ってるだけなんですけどね。

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この時のブラッシングは結構普通にガッシガシやりますね。

シャカシャカシャカシャカ気が済むまでやります。

浸透しろォォォォォオォォォォと心の中で念じながらやると尚良いです。仕上がりが全然変わります。

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そして全然浸透しない分が浮いてるのでしっかり空拭きしていきます。

これも結構やります。2,3周ぐらいは空拭きしてるかもしれません。嘘かな。二回かな。三回は言い過ぎかな。

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空拭き完了!

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あらやだ空拭きだけでこんなに綺麗に!

リッチモイスチャーだけなのに!クラストカーフのポテンシャルやばいわッ!!

クレム1925で艶を出す

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今回も頼りにしているクレム1925(ニュートラル)です。

ワックスは使わないけど全体をギラっとさせたい気がする。

そしてダークブラウンだと濃くなりすぎる気がしたので今回はこれで。こいつがおーれのやりかたっ!

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全体にヌリヌリし終わりました。

このところようやくクレムの塗る量がわかってきた気がします。

まじでほんとにちょっと。ほんとに少量をすこーしずつ取って部位ごとにうすーーーーく伸ばしていく感じ。

前は本当に塗り過ぎてたなって思います。ベトベターにもなりますよそりゃ。

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5分か10分ぐらい待ったらブラッシングです。シャッカシャッカ

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そのあとは空拭きです。シャッカシャッカ

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クレムは油性なので入念にやりますよーー。シャッカシャッカ

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空拭き完了ッ…!!!! 

山羊毛ブラシで仕上げよう

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最後は山羊毛ブラシですね。

別に使わなくてもいいんですけどせっかくいいもん持ってんだから使いたいという感じ。笑

それ以外にも、ちょっと水を含ませて山羊毛ブラシで磨くことによって、クレムがいい感じに均されて光沢がいい感じになる?みたいな作用があったりなかったり。

この辺は自己満の世界ですが首藤はよりよくなってると思っているので使ってます。

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山羊毛ブラシは豚毛ブラシと違ってロングストロークを意識してます。

ちょっと速めのロングストローク。

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この辺のラインとかめっちゃ執拗にやりがち。

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ということで山羊毛ブラシも終了!早く育っておくれ! 

プレメンテ完了!

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以上でプレメンテが完了しました。

保湿&補油重視のまさにプレメンテな感じ。首藤のプレメンテは大体こんな感じが多いです。

首藤は下手くそなので、ワックス最初からやってもパッキパキに割れるので、最近はちょっと履いてからワックスで磨いてることが多いですかね。

今回の642Sはローファーなのでワックスはいらないかもなーと思ってるので、履いていて必要性を感じたらワックスを使う感じになると思います。

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てな感じで仕上がりを見ていきますよー!

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いい感じですねー!

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クレムだけでこの輝きですよ。

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ああーーーー革ーーーって感じ。

クラストカーフのこのめっちゃ革ーーー感好きなんですよね。まじでうまく表現できないんですけど。笑

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バック側も美しいです。

自然な感じでこっから始めていきます感あります。

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首藤がサンクリスピンの中でも一番好きな部位。

インサイドのウエストとボールジョイントのカクッとしてるところ。

最高ですねぇ。

まとめ

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プレメンテが完了しました。

デリクリ(水分)、リッチモイスチャー(水分×油分)、クレム(強め油分)という順で入れていきましたが、首藤的にここまで入念にやればええやろというプレメンテの基本布陣です。

これだけで基本いい感じに仕上がるので、まずはこれで履いてみて必要に応じてメンテを変えていくという方針をとろうかなと思います。

特にクラストカーフで退色しやすいので、何色で補色していくか悩ましいところですねー。


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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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