ハインリッヒディンケラッカーの記事はこちらから

※SOLD OUT※【首藤革靴放出会シーズン1】エントリーNo.3 Heinrich Dinkelacker RIO Full-Brogue!ダークコニャックコードバンの超絶ド定番アイコンモデル!(訳アリ)


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ということでドドドドーーーーーーーン!!

 

続いて第三弾は宣言通りのRIOフルブローグのダークコニャックコードバンです。

これだけはすでに販売確定していて且つ、すでにケアやらなんやら上げといて何故エントリーNo.3なのかとかその辺の話は置いといて建設的な話をしようぜ!磯野!

 

ここまでの軌跡については色々記事にしてあげてまいりましたが、ついにこちらの登場でございます。

 

この記事で出来る限り詳細に状態を掲載したいと思いますので、状況をご確認のうえ問題なさそうな方はご検討いただけますと幸いですよー。

 

 

目次

スペック紹介

SPEC

BRAND:HEINRICH DINKELACKER / ハインリッヒ ディンケラッカー

STYLE:Full-Brogue Derby / 外羽根フルブローグ

LAST:Rio / リオ

MATERIAL:Luxurious Shell Cordovan / シェルコードバン(ホーウィン)

COLOR:Dark Cognac / ダークコニャック

SOLE:Triple Sole with Brass Tip and Set of 6 Nails / トリプルレザーソール

SIZE:6.0 G

 

この靴はハインリッヒディンケラッカーの中でもNo.1のアイコンモデルと言っても過言ではないでしょう。

ディンケの中でも最長の歴史を誇るラストRIO。そのアイコン的デザインであるブダペスター(フルブローグ)、且つディンケのオリジナルカラーと言われたダークコニャックコードバンを使った、まさにTHE DINKELACKERな一足だと思います。

 

たぶんハインリッヒディンケラッカーと聞いて多くの方がまず想像するのが、このモデルかなーと思いますし。(それかBUDAのフルブローグ)

 

まあぶっちゃけダークコニャックカラーは今となっては結構MTOとかで色んなブランドで選べたりするんですけどね。笑

 

ちょっと前まではホーウィンのコードバンの中でもダークコニャックとネイビーというのは非常に珍しいカラーでした。

この二つのカラーは現在の総代理店であるアイダスがディンケの代理店となった際に提案した新色であり、それが非常に好評であったことからレギュラーカラーとして本国でも定着したという歴史があるそうな。代理店のブログで読みました。笑

 

ダークコニャックカラーは見かけるようになったとはいえ、それでもそこまで簡単にゲットできるようなものではありません。まだまだ「ディンケのカラー」という認識が強いカラーであると思いますよ。

 

そして何より本当に良い色なんですよこのダークコニャックというカラーが。

本当にまじでくそかっこいいです。唯一無二って言葉靴界で溢れすぎててもはや唯一無二自体が唯一無二ではなくなってきてる感がありますが、このカラーは本当に唯一無二だなーと思います。

 

そして組み合わせが最高ですよね。「RIO」「フルブローグ」「ダークコニャック」て。

もうディンケの特徴選手権で完全に一位の奴ですやん。

トリプルソールとフルブローグでイカツさマシマシなところを、絶妙なマイルドカラーで完璧にまとめ上げてるダークコニャックの存在感よ。

それでいて深みのあるカラーなので、優しいだけで終わらないというね。キリッとした奥深さも合わせ持ってるわけですよ。最高じゃないですか?

ほんとディンケが誇る完璧な組み合わせの内の一つだと思います。

 

でも何故かSNSではあんまり出てこないんですよねー不思議なことに。

超絶アイコンモデルのはずなのに、意外に持ってる方少ないんでしょうか。

 

そこまで人と被らないと思いますし(まあ現実世界では絶対にほぼ被ることはないと思いますけど笑)、ディンケデビューにもピッタリな一足だと首藤は思いますよ。

 

この靴の詳細については下記記事にて詳細に紹介しておりますので、気になる方はこちらもどうぞ。 

※はてなブログの不具合で画像が見れなくなってますので、文章のみ確認が可能です。

 

サイズ感について!

首藤のサイズとその他ブランドのサイズ感を載せておきますのでご参照ください。

 

足長:右25.1cm、左25.2cm
足囲:両足共にDウィズ(JIS規格)
備考:カカト細め、甲低め

 

次に履いたことのある靴のサイズとフィット感です。

※各フィット項目の解説

RF:リラックスフィット、JF:ジャストフィット、TF:タイトフィット

 

●Heinrich Dinkelacker

BUDA:UK6.0G(TF寄りのJF)

RIO:UK6.0G(RF寄りのJF)

ROM:UK6.0G(JF)

ZURICH:UK6.0G(TF)

 

●ALDEN

モディファイドラスト:US7.0D(RF – 6.5でもいけるかも?)

ハンプトンラスト:US7.5D(JF)

バリーラスト:US6.5D(TF)

アバディーンラスト:US6.5E(JF – もしくは7.0D)

 

●Paraboot

ミカエル、モジーン:EU40(RF)

フォトン:UK6.0(RF寄りのJF)

シャンボード:UK6.0(JFだが甲合わず)

ウィリアム、アヴィニョン:UK6.0(JF)

ランス:UK6.0(JF)

 

●VASS

FBラスト:EU40(ハーフ大⇒39.5がジャストと思われる)

 

●Church’s

シャノン(103):UK65F(RF)

 

●EDWARD GREEN

202ラスト:UK6.5D(TF寄りのJF)

202ラスト:UK6.5E(程よいJF)  

  

販売内容!

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販売内容は上記の通りです。

裸一貫!靴本体のみ!笑

こちらは首藤もUSED購入であったため、箱や付属品等ついてません。予めご承知おきください。

 

今回なぜ散々アイコンモデルをGET出来たと騒いでいたくせに、中古購入のポリシーがなんだのと生地も上げていたくせに、最高にかっこいいとか言ってたくせに、手放すことにしたのかと言いますと、

 

役割と要素が全部他の靴と被ってるからです…。

 

これに関しては意図的にそうなったというわけじゃなくて、好きな靴を揃えていたら結果的にそうなってしまったということなので、偶然というかもう運命だったのかなと思います。

 

まずRIOというラストに関してはすでに我が原初のRIOであるプレーントゥが存在し、さらに140thのRIO C+も所有しており、この二つは思い入れ的に現時点では手放すことは考えていません。

 

すでに同じ履き心地のラストが3つ揃っちゃってるわけです。この革靴増えてきた問題のさなかに。革靴の少数精鋭化を目指し整理をしていくうえで、この履き心地かぶりの問題は結構重要なんですよね…。BUDAと一緒です。

 

そしてもう一つがデザイン被りですね。

フルブローグなんですが、なんていうかもうちょっと前から言ってるんですけど首藤フルブローグ持ちすぎ問題抱えてるんですよ。好き過ぎて集め過ぎました。笑

 

結局節操なく買ってきた結果、ディンケだけでもBUDA、ZURICH、RIO C+と三足フルブローグが揃っちゃったわけです。何ならRIOで揃ってる時点でどうなのかなとも思うわけですよほんとに。

 

そして最後の砦である至高のカラーダークコニャックについてですが、これはこれで実は絶対に欲しかった念願のモデルで別にGETしてしまっているんですよね…。

なのでダークコニャックの唯一性はここで終了なわけです。

 

靴としてプロダクトとして非常に完成度が高く、アイコンとなるほとかっこいいことは重々承知なのですが、最終的に首藤の元に集まってきたラインナップの中では独自性を見出してあげられなかったという感じになります。

こうなってくると革靴の整理を行っていくうえで、やはり候補に挙がってしまいますよね。

 

ということでこれだけ立派な理由があるわけで、断じてソールオイルぶちまけたから売るってわけじゃないですからね。笑 しつこいですけども。

それとこれとは別の話です。むしろ手放そうと思った矢先にあんなことになって泡拭いて倒れそうになるぐらいの気持ちでしたからね。

 

販売価格!

気になる販売価格を発表します。

 

販売価格は…

 

45,800円

 

にしたいと思いますー!

 

どうですかこれ!訳アリとはいえディンケのダークコニャックで4万円半ばって中々なくないですか?キャーーー!誰か来てーーー!!早くーー!!

 

アイコンモデルのRIOで!コードバンで!ダークコニャックで!サイズ6で!

以前そのまま販売するなら55,000円ぐらいで手放そうかなーと思ってたんですが、諸々の訳アリ状況を鑑みてかなり安めに設定いたしましたー!

 

首藤調査によると…というか普通にクセでめっちゃチェックしてしまってるだけなんですが、RIOのフルブローグに関しては最近は割と中古市場でも出てくるようになりましたが、ダークコニャックは中々モノが出てきませんね。

 

それでいて何故かマイサイズである6がかなり玉数が少ないです。「RIOのフルブローグ」「ダークコニャック」「サイズ6」の条件が揃うことは正直かなり稀だと思います。首藤の体感的に。

だからこそこの靴が出てきた時に首藤は飛びついたわけですしね。笑

 

この安さでお得に購入してそのまま履くもよし、再度自身で染み抜きチャレンジをするもよし、お得に買って浮いたお金でプロに依頼してみるもよし、色々履き方は検討できると思います。いい意味で実験的に楽しめるかもしれません。

※ちなみにシミ抜きに関しては現時点で首藤から確約出来るものではありませんからね。プロにご相談いただいたうえで結果的に出来ませんとなる可能性もありますので、その辺は予めご留意ください。

 

一応状態としては箇条書きにするならこんな感じになるかとは思います。(詳細は下記画像にて確認してくださいね)

・中古としてそれなりの使用感あり(フットプリント、ヒールカウンター周り、トゥのソール変形等)

・トゥにキズあり

・オイルシミ、水洗い時のシミあり

・一度色付きのコードバンクリーム(アンティークブラウン)で磨いているので、ステッチが染まってしまっています

・右足のトゥからサイドにかけて若干のウエルト~ソール間に隙間あり

 

コンディション確認ギャラリー!  

ということでコンディション確認ギャラリーです。

履いた回数とかそのあたりはもう細かいものは覚えていないので、現物を見てご自身の中古ポリシーを満たせるか、ご判断いただけますと幸いです。

 

※お手入れ方法に関しては、過去記事の丸洗いと丸洗い後ケアをご参照ください。

 

まずは全体

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全体的に見ると(少し離れてみると)シミなどは特に気にならないと思います。

ヒールカウンターもそれなりに使用感はありますが、まだまだ問題ない範囲。

 

トゥはトリプルソールなのでどうしても負荷が強くかかって変形してきてしまいます。これはもうなんていうかRIOの宿命です。履き方とかそういうのじゃないと思います。履いてたらこうなるので、一からこの変形を自分で育てていきたいという方には向きません。

 

左足

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それでは左足の詳細を見ていきますよー。

今回はシミやキズなどがあるので念入りに見ていきます。

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まずタン部分。

目立ちませんがオイルシミが若干残っています。

シューレースを通す部分なのでそこまで気にならないとは思いますが。

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ヴァンプ部分に若干のムラが見られますが、これは元からです。笑

中古云々というよりは革質の問題のような気がしますね。

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トゥのメダリオン部分に若干のキズがあります。

ブローグ周りに若干水シミあり。

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トゥの下部というかウェルトの近く、若干黒くなってます。

場所的にオイルシミではないんですが、水シミなのかクリームなのか不明です。個人的には水シミのような気がしてます。

 
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トゥのサイド部分はうねるような水シミが残ってしまってます。

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アウトサイドです。

ここは取り切れなかったオイルシミなのか水シミなのか特定できませんが、ブローグ周りにシミが残っています。

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インサイド側とヒールです。

こちらも同様ですね…。光に照らしてみると結構水シミがついている状態かと思います。

これは丸洗い的に失敗だったのでしょうかね…。

それともオイルが抜けきらなかったらこうなったのかちょっとわかりませんけれども。

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ソールの状態です。

状態はそれなりといったところでしょうか。使用感はまあありますね。

トゥ側の形状変形もトリプルソールなのでまあこうなるわなという。

特筆すべきところはないかなと思います。普通のUSED感。

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トップリフトの状態です。

個人的には使用感の割に意外に残っているなというところ。

トップリフトは正直消耗品なのでそこまで気にしなくてもよいかなーという気はします。

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インソックはディンケ名物ベロンチョ状態です。

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左足側に若干血?のような跡が…!

出血した記憶はないんですが元からあるやつでしょうか…?謎です。

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ヒールカウンター周りです。

 

右足

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お次は右足です。

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こちらはぶわんとしたシミがあります。

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同様にトゥの下部は色濃くなっています。

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インサイド側です。

こちらは逆足同様やはりブローグ周りに水シミが確認できます。

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水シミの状態はこんな感じです。

似たような感じですかねー。

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ウェルトとソールの間に若干の浮きがあります。

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ソールについては同様の使用感。

トリプルソールなのでオールソールまでどれぐらいかかるの…という感じはしますが、一応ソール状態もお知らせしておきます。

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トップリフトの状態。

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必殺ベロンチョ。

気になる方はボンドで戻すか磨き出すときにでも相談されるといいと思います。

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ヒールカウンターですね。

それなりの使用感ですが悪い状態ではないと思います。

 

まとめ

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ということで激烈アイコンモデルであるRIOのフルブローグを手放します!

 

結果的に丸洗いは成功しませんでしたが、オイルがかかった時のまっくろくろすけな状態からは脱出できたのではと思います。

その代わり全体的に水シミっぽくなってしまいましたが…。これ以上悔いてもしょうがないことです。力不足で申し訳ないです。

 

こんな感じの状態ではありますが、通常よりできる限りお安くしたつもりですので、そういうのあんまり気にされない方、まるごと引き受けてくれる方、プロに依頼する気満々の方、是非ご検討してみてくださいー!

シミ問題さえクリアすれば、中々お得にディンケのアイコンモデルをGETできるチャンスかなと思います。

 

 

改めて訳アリRIOフルブローグが45800円!結構なお得チャンスですよこれは!!素敵ィィ!!

 

販売日は2020/10/4(日曜)の21:00!

他の靴とあわせてドバっとまとめて放出です!お見逃しなく!

販売開始時に改めてTwitter/Instagramにてお知らせします!(予定。たぶん。できれば。)

 

購入はこちらのURLからどうぞー!

首藤のラクマの販売ページにつながります。

https://fril.jp/shop/shudo

 

※たぶんラクマのアプリがないと購入できないので、購入希望の方は事前にアプリをダウンロードしてアカウント作成して購入準備をなさってくださいねー!

  


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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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