首藤革靴出張所

恋に部活に大忙し!急がないと首藤の夏が終わっちゃう!?革靴(特にHeinrich Dinkelacker)が好きな奴のブログです。

【靴紹介】ハインリッヒディンケラッカー BUDA (ブダ)のノルウィージャンストレートチップ!フォーマルの皮を被った暴君をレビュー!ストチの固定概念をぶち壊す!

 

 

出てきましたよ暴君が。

 

ぼくのかんがえたさいきょうのすとれえとちっぷ

 

みたいな頭の悪そうな最高の靴です。

 

 

 

 

スペック紹介

 

 

兎にも角にもまずはスペック紹介でしょう。

 

SPEC

BRAND:HEINRICH DINKELACKER / ハインリッヒ ディンケラッカー

STYLE:Cap-Toe Oxford / 内羽根ストレートチップ

LAST:Buda / ブダ

MATERIAL:Sophisticated Soft Calf / ソフトカーフ

COLOR:Black / ブラック

SOLE:Double Sole with Rubber Lug Tread & Braided Welt / ラバーソール &ブレイデッドウェルト

SIZE:6.0 G

 

今回も自分ナイスとしか言いようがないほど、初めて尽くしの仕様です。

 

初BUDA、初ノルウィージャン、初内羽根、初ソフトカーフ、初ラバーソール。

 

ようやくBUDAに辿り着きました。

 

思えば初めてディンケに衝撃を受けたのは、BUDAの三つ編みノルウィージャンでした。

 

なんじゃこりゃァァァ!!!

 

という松田優作が助走をつけて鈍器で頭を殴ってきたかのような衝撃をよく覚えています。

 

そして調べれば調べるほど、超首藤好みなブランドであることがわかりそこからどんどん好きになっていきました。

 

そして清水ダイバーとなり、初めてのディンケを買いました。

 

RIOです。笑

 

そこからPARIS、ROM、ZURICH 、RIOと寄り道を続けに続けて、ようやく初めての衝撃に辿り着いたのでした。

 

無駄に長かったな。

 

なんだこの道のり。

 

でもあれなんですよ。BUDA、高いんですよ。笑

 

トリプルソールとノルウィージャンはちょっと高めに設定されていて、且つ中々RIOとBUDAはセールにかからなかったので、まだかなーと思ってたのもあるし。

 

あとなんというか、BUDAは100%もう買うって決めてるので、先にセールになってるお買い得モデルから集めた方がいんじゃね?と首藤の中のゴーストが囁いたので、こういった方針になったわけです。

 

最初このモデルはセールにかかってなかったんですが、BUDAの中でも一際浮いていて、なんじゃこりゃ頭悪そうで超かっこいい!!!!と思ってたんですよね。

 

でもおいそれと手を出せる値段じゃなかったので、見送ったんですよ(プロパーなら諸々含めて10万近かった気が…)。できればその時点で買いたいぐらいには好きなモデルだったんです。

 

そしてなんやかんや寄り道をしながら色々なモデルを買ってたら、なんとセールの仲間入りしたではないですか。

 

2018AWモデルなのに!笑

 

人気なかったんでしょうねぇ。笑

 

これはもう全力だなと思いつつも、いつものように思うわけです。

 

完全に導かれてる…

 

なんか最近導かれ過ぎてすげえ数買ってるんですけど、どこに導いてるんですかねこの神様的なあれは。

 

出来れば破産のない世界に導いて欲しいんですけど。

 

 

BUDAの木型について!

 

 

Heinrich Dinkelacker を象徴する木型の一つ。

 

BUDAという木型は、RIOに続いて二番目に古参となるラストです。

 

誕生から40年以上、その形を変えずに存在し続けているという、RIOに続いてまさにブダペスターの一つの完成形とも取れる由緒ある木型であります。

 

BUDAの木型はそのほとんどがノルウィージャン製法(辮髪縫い)が施されていて、 ハインリッヒディンケラッカーを象徴する意匠を取り込んだモデルになっています。

 

 

三つ編みのノルウィージャンのインパクトから、履き心地もさぞワイドでごっついのだろうかと思っていたんですが、思ってた以上にスマートな木型ですね。

 

なんならスマートに見えるROM(ロム)よりも、履き心地はシャープかもしれません。

 

ワイズをほんとにちょっと広めに、甲はやや高め、足先はブダペスター直系のボックスタイプ、くるぶしは低く設定され、土踏まずのシェイプはしっかりめ、ヒールカップが立体的で絞りがかなり強めです。

 

 

個人的な感想ですが、RIOとZURICHの中間というか、良いとこ取りな木型、というイメージですね。

 

それぞれの足型によるとは思いますが、RIOほど極端なフィット思想ではないので、万人受けしやすい木型だと思います。

 

現に首藤のフィット感は、ディンケの5つの木型を経験してきた中でも、1,2位を争います。

 

 

とりあえず、歴史も見た目もフィット感も含めてクソ最高な木型ということですね。

 

 

ノルウィージャン製法(辮髪縫い)

 

 

特徴は二本の革紐と一本の麻紐を使い、三つ編みをしながら縫い付ける「弁髪縫い」と呼ばれる手法を、ソールとウェルト、ウェルトとアッパーに一周ずつ、計二周縫い付けていくという職人技法で、「ノルウィージャン製法」という名前で知られております。

 

ノルウェーの「フィヨルド」と呼ばれる地帯で雪原を歩く際に靴の中に水が浸水してくるのを防ぐのだと言います。

 

引用:https://ameblo.jp/aidas-crysta39/entry-12185871508.html

 

 

 

 THE ディンケラッカーの象徴たる意匠ですね!ツォップナートともいうらしいです。

この三つ編みがずっと欲しかったんです!

 

めっちゃかっこいい!

唯一無二の存在感!

 

ブランキーニやその他諸々、ノルウィージャンの意匠を作ってるところって結構あるんですよね。

 

特にブダイシューズとか東欧のメーカーだと、おんなじように三つ編み(っぽい)作りはあるんですけど、ディンケのは"厚み"が違うんですよ。

 

ブランキーニのノルヴェジェーゼとは、製法的には全然別ものらしいですけど、首藤にはちょっと細かいことはわかりません。でも明確に何かが違うことだけはわかるんですよね。うまく言葉に出来ないんですが。

 

糸が違う、編み方が違う、そもそもの製法の大前提が異なる、理由は様々あるんだと思いますけど、しっかりした実用性を兼ねた厚みを持った意匠であることは間違いありませんね。

 

存在感がやばいです。

 

それ故にこのBUDAは、というよりこのノルウィージャンは、すべてのデザインをいい意味でも悪い意味でもぶち壊していきます。笑

 

ツォップナートが搭載された時点で、もうBUDA以外の何物でもなくなるんですよね。

 

キムタクがどんな役をやってもキムタクなのと一緒です。

 

これが入っちゃうと、もうどっからどう見てもBUDA。

 

フルブローグだろうが、プレーントゥだろうがBDUAなんですよ。

 

今回のように、通常静謐な雰囲気を纏っているストレートチップであっても、それは同様です。

 

まあだからこそ、好きなんですけどね。何よりかっこいいし。

 

お堅いストレートチップの雰囲気をぶち壊す、ツォップナートの威力がたまらなく好きです。

 

そして全然関係ないですけど、いつかブランキーニの装飾性の高いノルベジェーゼやその他ブランドのツォップナートっぽいやつもGETしたいですねぇ。

 

それぞれの良さがあるでしょうから、色々比べてみたいものです。

 

 

ソフトカーフとはなんぞや

 

謎の素材ソフトカーフ。

 

ハインリッヒディンケラッカーが、究極の柔らかさを追求して作られたレザーだといいます。

 

これが登場するまでは、オイルドヌバックこそがディンケの柔らかレザーの頂点に君臨していたようですが、ソフトカーフの誕生によりその順位が塗り替えられました。

 

とりあえずですね、圧倒的に柔らかいです。

 

ものすごい悪い例えなんですけど、ちょっとお安めのファッションショップが出してるオリジナルシューズあるじゃないですか。

 

メンズで言うと、HA〇EとかRA〇EBLUEみたいな。

 

ああいうところで展開してる、合皮のレザーシューズみたいな柔らかさです。笑

イメージですよ。あくまでイメージ。

何も誤解を恐れずに言うと、安っぽい見た目です。

 

しかしながら履いてみると、あーちゃんとしっかりした革だな、とわかる感じ。

 

歩いてみると、足あたりの柔らかさに驚きつつも、独特の細かいシワを堪能できます。

 

磨けばしっかり光りますし、やっぱりディンケだなーと感じられます。

 

 

とにかく柔らかいんですよ!

 

 ホラホラ!ホラ!アッパーが指で摘まめる!笑

 

アニリン染めのソフトカーフは、世界で最も切望されているカーフスキンの1つです。 それは、その微細構造、柔らかな感触、および光沢のある艶のある光沢に感銘を受けます。 

 

Google先生もこう言ってますし。(公式からの翻訳ぶち込み)

 

通常のカーフにむしろ一手間加えられた、上質なカーフだと思っておきましょう。その方が幸せだと思うし。

 

個人的にはすこーしだけ耐久性を心配しつつも、ソフトカーフの足あたりの柔らかさには大満足なので、一度試す価値はあると思います。

 

特に修行修行の日々の方、英靴のタイトフィットが苦手な方、しっかりフィットしつつも足あたりの柔らかさにテンション上がること請け合いです。

 

首藤は、チャーチの103ラストは木型は足に合っていましたが、ポリッシュドバインダーの硬い質感が合わず、足の小指が悲鳴を上げていたという経験があります。

 

ラストは合ってるのになぁ…みたいなこともあると思うので、そんな時はソフトカーフはお勧めですねー。

 

 

ディンケオリジナルラバーソール!

 

 

ついに来ました…!

 

これですよ!首藤が超楽しみにしていたのは。

 

5足目にして初めてのラバーソールです。噂には聞いてましたが、表面の質感は硬いですねー。

 

パラブーツとかリッジウェイみたいに、ぐにんぐにんする系の柔らかいゴムじゃないです。

 

ドイツのOKギムウィック社製(読み方諸説あり)のオリジナルラバーソールは、ドイツの軍事用自走砲のタイヤと同じ素材を使っています。

 

自走砲って知ってます?簡単に言うと戦車です。笑

 

戦車のタイヤと同じ素材で靴の底材作る時点で頭おかしいですけど、さすがドイツって感じはしますよね。笑

 

ドイツの科学力はァァァァァ!!世界一ィィィィーーーー!

 

 

これがディンケのオリジナルラバーソールの全貌です。

 

特殊な形ですよねぇ。真ん中の楕円を中心に放射状に溝が伸びてます。

 

ヒールも結構溝が細かくて頼りになりそうですね。

 

 

これが戦車のタイヤと同素材なのか…

 

 

ヒールの中心にはディンケの象徴である、HDロゴが光ります。

 

なんかの記事で読んだんですが、数年履いてもこのロゴが消えないらしいです。耐久性どうなってんですかね。

 

まあ何十トンもある戦車を支えるタイヤと同素材なわけですから、人間が歩く摩擦なんてたかが知れてるんでしょうね。

 

超頼もしいです。

 

オリジナルソールでのオールソールってどうするのか不明ですし、めんどくさそうなので高耐久なのは非常にありがたいことですよ。

 

耐久性は期待できるとして、あとは北国の豪雪路面に耐えられるかですね。

 

どんだけ滑らないかがキーポイントになります。

 

やばいときは普通にスケートリンクみたいな路面になるので、本当に滑らないというのはポイント高いんですよね北海道の場合。

 

それまでに履きならして、今年の冬、しっかり検証したいと思います。 

 

 

履きおろし!アキレス殺しのBUDA!

 

 

そして履きおろしですー!

 

プレメンテを終えて晴れてデビューしたのですが、ものの数分で殺られました。

 

BUDAやばいです。いや個体差なのか?

 

 

BUDAのヒールカップって左右の絞りはすごいなーって思ってたんですけど、そこじゃなかった。

 

前後のカーブがめちゃくちゃやばいです。

 

ちょうどこのカカトのトップの部分が、アキレス腱を直撃します。笑

 

そして持ち前の立体的なカーブで、殺す勢いで抉ってきます。

 

それなのに、足の前半部分は足型に見事にマッチしていて、ソフトカーフでもっちもちで優しくて死ぬほど快適というハチャメチャ仕様。

 

天使と悪魔が共存するラストです。

 

BUDA所有のみなさんどうですか。そんなことないですか。

 

このあたりは足型によっても全然違うと思うので、あんまり参考にはしないでくださいね。

 

ただここに、やっと初恋の人に巡り合えて付き合った初日にアキレス腱を抉られた男がいることを、忘れないでやってください。

 

 

 

薄っすら見えるでしょうか。

 

初日で血が付きました。笑

 

この部分て履きならすことできるんですか?馴染むんですかこれ?アキレス腱の強化に目を向けた方がいいですか?

 

  

まとめ

 

 

ハインリッヒディンケラッカーBUDAのご紹介でした!

 

ノルウィージャンストレートチップという新ジャンルを開拓しました。

 

これからもこういう意欲的な靴をどんどん作ってほしいです。

 

アキレス腱は死亡寸前ですが、やっぱりかっこいいので、新たなBUDAが欲しくなりますね。