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【服レビュー】CIOTA(シオタ)のストレートジーンズをデニム初心者が3か月間履きまくってみた感想!スビンコットンの感触は?履き心地は?


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CIOTA 13.5oz ストレートデニム ミディアムグレー 33inc

 

前回の記事↓でウルトラ勢いでGETしたとお伝えしたCIOTAのストレートデニム。今回はその履き心地についてレビューしたいと思います。 

 ※ちなみにCIOTAのスビンコットンマスクも買ってます。マスクの記事はこちらです。 

 

2021SSにおいてCIOTAが全国のセレクトショップで爆裂に展開され始め、「スビンコットンの履き心地が~」「スビンコットンを使ってることで~」「履いた瞬間違いがわかる」「今までのデニムとは別物」なんて売り文句をよく見かけるわけですよ。

 

展開場所が増えるということは購入チャンスも増えるということなのでそこは大賛成なんですけれども、正直なんというか、首藤はこれらの売り文句には非常に懐疑的でした。

いやいやいや!言うても!言うてもデニムでしょ!的なあれです。首藤の中のいやいやいやおじさんが、いやいやいやそんな綿変えただけでデニムの概念変わるぅぅぅーー?ええーーー?そんな変わるーーー??って言ってくるわけです。「ディフェンスに定評のある今野」みたいなレベルで性格が悪いことに定評があるこのいやいやいやおじさん。

 

そして個人的には「スビンコットン」という素材が、何か超絶に全ての概念を覆すかのように誇張されて伝えられている気がしてしまうんですよねぇ…。

確かにめちゃくちゃいいコットンでしょうし、個人的にもそういう拘りというのは大好きなんですけれども。あとCIOTAみたいに何でもスビンコットン入れちゃいますみたいな一本気ある感じも非常に好ましいんですが、商品を取り扱う側がこう変に誇張しすぎてしまっているような気がしてるわけです。

 

まあそんな風に感じているのはひねくれ者の首藤だけなのかもしれないんですけれども。笑

それでもちょっと変な加熱ぶりに疑問が残ってしまったので、しっかり自分で検証して自分で感想を書きたいなと思い、今回レビュー記事を書くことにしました。

 

デニム初心者だからこその感想をしっかりお伝えしたいと思います。

デニム経験値の少ない首藤はスビンコットンをどんな風に感じたのか。そして総合的にCIOTAのストレートデニムの履き心地についてどう思ったのか等の感想についても書いていきますよー。

  

●楽天/Amazonで買えるCIOTA

 

 

 

目次

在宅ワークで3か月間履きまくった

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新品購入時

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3か月履き込んだ姿

 

首藤は去年からずっと在宅ワークなので正直パンツを新たに買っても外に履いて出かけるということがあまりありません。

なので家の中で仕事中に履くことがメインになります。ちなみに首藤は在宅ワーク中はパジャマのままではなくしっかり着替えて仕事をするタイプです。意外でしょうそうでしょう。首藤もやるときはやるんですよ。なんなら革靴も履いてやってたりします。

 

週末には家族でおでかけすることもありますが、家で履けない他のパンツを履いたりするので、今回のCIOTAのデニムは結果的に在宅ワーク中に家で履くのがメインとなりました。

 

結論から言うと、購入してからおよそ3か月いくかいかないかくらいですが週3ぐらいのペースで履きまくっております。

汗っかきなので連日で履くことはあまりないのですが、それでもたぶん一日おきぐらいに履いてると思います。仕事中はCIOTAのデニムを履くのが基本で、一日間隔を空けるために他のパンツをちょいちょい履いてるみたいなレベル。

 

かなりの高頻度でこのデニム履いてるので、もはや在宅ワークの制服みたいになってます。笑

CIOTAのデニムにパラブーツのフォトンを履けば首藤の保育園送迎スタイルの完成です。連続で履いてはいないはずですけど、思い返すと毎回そのスタイルで行ってるような気がしてきます。それぐらい自分の中ではだいぶ馴染みのある格好になってきていますね。

 

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↑首藤の制服スタイル

 

この3か月ちゃんと履き込んでおりますので、そのうえでしっかりレビューが出来る気がしますよ。 

 

3か月履き込んだエイジング感

実際に3か月履き込むとこんな感じにエイジングしました。

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共に左が新品購入時、右が3か月履き込んだ姿です

 

いやーいい感じですね。

ちょっと硬さが取れてきてクタっとしてきた感じがします。

ちなみにどうでもいいですが首藤はCIOTAのフラッシャーは取らないタイプです。あった方がかわいいなーっていうのもあるんですけど、それ以上にどうせ履いてたら近いうちにちぎれて取れてしまうんだからそれまでは付けててもいいだろうという気持ちが強いです。笑

 

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そしてサイドの縫い目が捻じれてきてこう前の方にグリンと出てきたのが印象的ですね。これは後述の履き心地の部分にも結構影響していると思います。

 

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ウエストのアタリもいい感じで出てきました。

座ってる作業してることがほとんどなのでこの部分がくしゃっとなりますからね。腹の肉がしっかり乗りますからね。こういう時エイジング進むから太っててよかったなって思います。

 

f:id:shudo_ktr:20210330100236j:image膝裏?なんでしょうか。笑 位置的にわかりませんがこの辺りにもシワが入ってきましたね。

リジッドではないのでいくら履き込んでもハチノスみたいな色落ちはしないでしょうが、この辺りもちゃんと履き込んだ証が刻まれております。

 

履いてみた正直な感想

履き始めのスビンコットンの感想は?

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もうまずこれですよね。気になるのは。実際のところスビンコットンってどうよ?っていう。

 

正直申し上げてですね、

 

 

他のコットンとの劇的な違いはわからなかったです。笑

 

 

ここは本当にハッキリ申し上げておきますね。

デニム初心者の首藤からすると、はっきり言って履き始めの当初や足入れの瞬間などは売り文句で言われているような劇的な違いはわからなかったんですよねぇ…。「履いた瞬間違いがわかる」とか「足を通した瞬間なんちゃら」みたいなやつ。

 

まあでもデニムリテラシーの高い人からすると、全然違うやんけ!!ってなってるのかもしれないですし、実際にTwitterなんかでもやっぱり全然違いましたよー!って言う声も伺ったことがあるので、この辺はその人の感覚の違いやデニム経験値の違いにもよるのかもしれないです。

 

ただ、ここ数年でユニクロのワイドテーパードデニムとスキニーデニムぐらいしかデニムを履いたことがないマジモンのビギナーから言わせてもらうと、同じレベルのデニムリテラシーをお持ちの方はスビンコットンの劇的なすごさというのを初回の足入れ時に感じるのは難しいと思います。笑

 

試着を除いて家に帰って初めて足を通した瞬間とか、「ん?普通のデニム?だよな?」みたいになりましたからね。笑

 

ユニクロのワイドテーパードのデニム持ってきて何回か交互に履き比べてみたんですけど、その時は明確なスビンコットンの感触の凄さというのはちょっとわからなかったです。

確かに肌に触れる感触というのは違いますけど、それってオンスの違いとか仕上げの違いとか硬い柔らかいの方向性の違いでは?みたいな風に思いました。別に柔らかいデニムにするんだったらいくらでもそういう生地とか仕上げにすればできるじゃないですか。だからそういった意味での違いというのは、あまり感じられなかったというのが正直なところですね。 最初の頃の感覚としては。

 

履き込んでみてスビンコットンの感想はどう変わったか?

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それでも3か月程履き込んでみるとだいぶ印象は変わりました。

 

3か月履き込んだ感想は、

 

 

あぁ、確かにスビンコットンってすごいかもしれない…!

 

 

です。笑

伝わりますでしょうかこの感じ。デニム初心者故明確な説明が出来ず確証はないながらもスビンコットンの底力や可能性を仄かに感じてきたような気がする…というこの曖昧でいながらも湧き上がってくる前向きな高揚感。

 

ちょっとねー、感じてきたんですよ。スビンコットンの凄さというものを。

他のデニムもそうやで!!って言われたらそれまでなんですけど、あくまでビギナー首藤の感想ということで。

 

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まず首藤が感じたのは、表面のハリと柔らかさ(しなやかさ)の両立。

 

あ、ここまで両立することが出来るんだ…って思いました。片方ずつなら経験はあったんですけど両方兼ね備えているデニムには出会ったことなかったです。

足を通した瞬間云々というよりは、ずっと履いててそのうえで「おや?これもしかして…?」ってなるような特徴でしたねこれは。

 

そもそも13.5ozってまあ所謂普通のデニムのオンスだと思うんですけど、それぐらいのデニムってだいぶゴワっとしてる気がしたんですよね記憶を辿ると。そういうデニムって足を組んだり胡坐をかいたりするとすごい詰まって動きづらいというかこうデニムのかたさが邪魔をしてスムーズにできないイメージがあったんです。

でもCIOTAのデニムだと全然そんなことはなくて、足組むとか胡坐とか正座とか余裕なんですよね。むしろ他のデニム以外のパンツよりやりやすいぐらい。

 

何気なく家で履いててそういう動作を重ねていくうちに、あれこれってもしかして結構すごいことなんじゃない?って思い始めました。この生地のパリッと感としっかりした厚みがあるうえでこの柔らかさってすげえなって。

足の動作を全然邪魔しないんですよね。この辺りはパターンの凄さももちろんあると思うんですが、それとは別にデニム特有の内部で突っ張る感じ?というのが全然ないのがすごいなと思います。

 

それでいてデニム表面はしっかりパリッとしてるんですよね。

子供がCIOTAのデニムに爪研ぎみたいなこと始めてそれに気づいたんですけど、表面の生地感自体はすごいパリパリ感保ってて、爪研ぎみたいにするとコットンらしからぬ「ギイィィーーー」って音がするんですよ。高密度なハリのある生地特有の。まあそのあとに子供には本当にやめてって絶望した顔で懇願したんですけども。キャッキャ言いながら追いかけ回されました。

 

表面の高密度なパリパリ感は3か月履き倒しても保ったままなのに履き心地はここまでしなやかなのか…。というある種感動にも似たものを覚えてました。これがスビンコットンか…!

 

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そして何度も履いているうちに、スビンコットンのひんやり感というかスベスベ感というか、その感覚もわかってくるようになりました。

結構履きまくってるんですけど、ずーーーーっとサラサラしてるんですよ。太もものあたりが。肌当たり良過ぎじゃね…?って最近は感じてます。

 

なんというかデニム特有のザラザラ感ってあると思うんですけど、あれはあれでいいんですがたまにつらくなる時あるじゃないですか。そしてそういうデニムって何回か履くと汗とか体温でちょっとペタッとしてくるというか。ザラペタな感じあると思うんですけど、CIOTAのスビンコットンは今のところ皆無です。

 

ちょっと履き込みたいなーと思ったので3か月洗濯しないで履き込んでみてるんですけど、それでもザラペタ感皆無なんですよ!これすごくないですか??洗濯しろよっていう意見はあとでまとめて聞きますので今はちょっと聞いてもらっていいですかすいません。

 

デニム特有のいい感じのザラ感をファーストタッチに残しつつも、全体の感触はもう完全にスベスベ感が支配しています。確かに履き比べてみると些細な違いなのかもしれないですが、履き続けてみると確かに全然違うものですね。履き続けて実際に生活してみないとスビンコットンの感触の凄さってのはわからないかもしれません。

 

ストレスのない日常生活をおくれて初めて、あれ?これもしかしてスビンコットンのおかげなの…?って気づくパトゥーンなのかなと。

首藤のように感触バカの触感ニブ男の場合は、3か月履き倒してようやくその真価に気付くことが出来ました。

 

最終的な結論を申し上げますと、スビンコットン、確かに凄いです。

 

今までのデニムの感触とは一味違います。劇的な凄さがわかるというよりは、どちらかと言えば今までのデニムに関する不満が消え去ったというような感じかなと思います。

バフをかけるタイプじゃなくてデバフを消し去るディスペル系の魔法みたいな感じ。ん?何言ってんの?

 

デニムというフィールドに限定すると、ここまでしっかり楽しめるぐらいデニムらしさを残したままノーストレスなデニムって作れるんだなぁ…、という印象です。

 

あまりスビンスビンゴリ押しするのもどうかなと思うのですが、確かにこの感触は一番の特徴になりえるだろうなと思いました。

デニムリテラシーの高い人からすると一発でこの感触がわかるのかもしれないので、確かに履いた瞬間から違いがわかるとか足を通しただけでスビンコットンの凄さを感じられるみたいな売り文句もあながち誇張表現でもないのかな、という気はします。

 

うむ。全面的に負けを認めよう。(by いやいやいやおじさん)

 

パターンがやばい

そして履いてみた感想として、スビンコットンと双璧を成すぐらいすげえなって思ったのが、このパターンのやばさですね。

 

正直首藤的にはCIOTAのデニムはスビンコットンよりもパターン推しです。このデニムは何よりもパターンがやばい。

そもそもこのパンツの根本的な履きやすさというのは、間違いなくパターンからくるものだと思いますし。

 

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見てくださいこの一見すごい古臭い野暮ったいシルエット。最高じゃないですか?

この辺については前回の服紹介の記事で散々触れていますけれども、このシルエットが超絶的な履きやすさを生んでいます。

 

ウエストがキュッとなっていて腰回りがゆったりとカーブしています。

そしてアウトサイトは太ももから膝当たりまでカーブして、そこからストレートに落ちています。

インサイドは割と綺麗に斜めに真っすぐスーッと落ちているので全体的に見ると少しテーパードしているようなシルエットになります。

 

あとこれは履き心地の部分にも通ずるんですが、サイドの縫い目がヌーーーンてこう前面に出てくるような面白いパターンです。横に広がりつつもお尻側を包み込むように前に向くんですよね縫い目が。なのでちょっと左右に広がったようなシルエットになります。

そのせいでカーブシルエットになる感じもあるんですが、このサイドの縫い目の広がり感はどのパンツでも感じたことのない作りでした。

 

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そしてなんていうか3D感がすごいんですよねこのデニムは。

平置きにして全然キレイに置けないんですよねこれ。パターンが立体的過ぎるから吊り画像もキレイに撮れないですし。特にバック。

 

足にピッタリと沿うようなデザインじゃなくて、おそらくちょっと緩めに履いた時に腰からパンツが落ちない絶妙なフィット感を保ちつつ、足の動きを阻害しないようにステータス全振りされているような気がします。

  

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実際に履いてみるとこんな感じです。

広角レンズなのでちょっと下が極端に細くなっているように見えちゃってはいるんですけど、それども太もものカーブ感は伝わるかと思います。

 

実際に履いたシルエットの感じはほぼテーパードでもないんですけど、アウトサイドのゆるやかなカーブによってちょっとテーパードしているように見えるみたいな感じでしょうかね。

全体的にはストレートなんですか真っすぐストーンと落ちるような一般的なデニムとは全然シルエットは違うと思います。めちゃくちゃ独特なパターンですよね。

 

これは元ネタの70年代のストレートデニム(Levi’s 501 “66”と言われてるやつ)を忠実に再現しているからすごいのか、荒澤マジックによってパターンの再構築がこんなすごいことになっているのかはデニム初心者からするとちょっとわかりませんが、どちらにせよとても素晴らしいデザインだと思います。

 

履き心地は? 

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上記のパターンに通ずる部分はありますが履き心地について。

 

履き心地っていろんな意味を内包しているので一概に何が良いってもんでもないかもしれませんが、「履き心地=生活上の動作の楽さ」と定義するならまじでトップ賞狙えるぐらいには履き心地はいいです

 

デニム初心者の首藤が言うのもなんですが、デニム部門だったらぶっちぎりなんじゃないでしょうか。むしろこれ以上に履いてて楽なデニム感のあるデニムがあるならそれも欲しいぐらいです。笑

 

もうね、履き心地の特徴っていう面で行くと、まずとにかく楽なんですよね。

スビンコットンパワーと荒澤マジックによるスーパーパターンの相乗効果によって、まず普通に立ってたら履いてないなんじゃね?レベルで楽なんですよ。

パターンの力とデニムの保形力によるものかもしれないんですが、普通にCIOTAのデニム履いて立ってる時、足に触れてる部分が極端に少ないんですよね。

これ首藤の持ってるパンツの中で断トツです。パンツの太さ関係なく。

 

なんというか、バック側(お尻側)の生地全体が斜め前にビーンと伸びてくるような履き心地なんですよね。くsssっそ説明しづらいんですけどこれ。笑

 

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普通のデニムって履いてると前か後ろでいうと前部分の接触面が多いんですよ。

でもCIOTAのデニムは真逆で後ろ部分の接触面が多いです。ちょっと大げさに言うと、お尻モモ裏ふくらはぎあたりの生地がビターっと張り付いてくるような感じというか。

 

バック側全体の生地が斜め前&横にしっかり広がっていくようなパターンなんですよね。

なので履いてみるとい感じに広がりが出てシルエット的にもリラックス感のあるシルエットになりますし、上記の通り接触面の少ないとてもコンフォートな履き心地に感じるわけです。伝わってるか全くわかりませんけど。笑

 

この部分は本当に是非試着して体感していただきたいですね。

今でこそ履き込んでだいぶ柔らかくなってきましたけど、購入当初まだ少し固い時は後ろ側の生地のハリも強めで、お尻の割れ目が左右に広がるようなビターーーーっと感ありましたからね。左右に広げられてるッ…くッ…みたいな感触。大げさに言ってますけど感覚的にはマジです。嘘じゃないです。

 

日常生活、家着にしてこそのデニム

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まあそんな感じで立ったり歩いたりってのもすごい楽なんですけど、それ以上に椅子に座ったり胡坐かいたり足を大きく上げたり寝転んだり立ち上がったりしたときの、日常動作におけるスムーズさが尋常じゃないです。

 

これは単にゆったりサイズで履いてるからじゃないですね。これだけは断言できます。ほかのゆったりサイズのデニムでも感じることのできなかった快適さですからね。

 

ここはスビンコットンパワーが効いてるんでしょうかね。

足と生地の摩擦がスムーーーーースなんですよ。あのデニム履いてるときにあぐらかく時のヨイショ感が皆無なんです。ここだけでもう首藤にとっては落涙ものです。なんて素晴らしいの。

 

そして変な突っ張りもなく、ストレッチデニムとかにありがちな膝の部分がミョーーンって引っ張られている感触があるわけでもないです。接触面はほんとサラサラでそういう動作でも無理のない設計になってます。まじすご。

 

今までタフさを求めてデニムを家着にしてこようとしてその履き心地に何度も挫折してきた首藤ですが、初めてスウェットに次いで家着にしたいなと思えるデニムに出会えました。そう。それがCIOTAです。(ニッコリ

 

バックポケットが異常に使いやすい

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あとちょっとどうでもいいポイントかもしれないんですけど首藤的にめっちゃくちゃポイント高かったんですが、このCIOTAのストレートデニム…めっちゃくちゃどちゃくそにバックポケットが使いやすいです。笑

 

デニムのバックポケットってビターーーーっとしてて物入んねぇ…感をいつも感じてたんですよね。いやまあ入れれるけど無理やり押し込むというか。

アタリが出るからそれはそれでいいのかもしれないですが、物の出し入れがしづらくてポケット本来の機能としてはちょっとなぁという感想を持っていたわけです。

 

特に首藤は事あるごとにバックポケットにスマホを入れるクセがあるので。

家内でのちょっとした移動の時やコンビニまでのお出かけとか、手に持っているスマホをとりあえずおさめる場所というのが首藤の場合バックポケットなんですが、これが入れづらいとちょっとストレスなんですよね。

 

しかしながらこのデニム、信じられないぐらいバックポケットが使いやすいんですよ!

もうここを一番に推してもいいぐらい。笑

絶妙な高さ/位置といい、開き具合といい柔らかさといい、本当に理想のバックポケットです。

 

お尻にスマホかざして手を離して滑らせたらバックポケットにスルンと吸い込まれるような、そんなレベルで入れやすい。そして取り出すときも少しも干渉しないんですよね。スポッとどこにも引っ掛かることなく取り出せるという。

首藤のスマホは結構ゴツいケースにスマホリングがついてるので明らかにでかいし引っ掛かりやすいんですが、それでも干渉が皆無なので相当ですよこのバックポケットのレベルは。

 

首藤の人生史上、全てのパンツのバックポケット部門で堂々の1位を獲得しています。モンドセレクションで言うと完全に金賞。

 

人によっては全くどうでもいいポイントかもしれませんけど、首藤はめっちゃくちゃ感動したので、同じこだわりを持っている方は是非ともCIOTAのデニム試してみください。笑 

 

デニム初心者にオススメできるか?

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これはもう間違いなくオススメできるでしょう!

 

デニムだいぶ初心者の首藤がこれだけ良さを感じられているので、同じようにリーズナブルな価格を理由に普段ユニクロとか無印ぐらいしか履かないよーという方でも、CIOTAの値段なりの素晴らしさを感じていただけると思います。

 

もちろんユニクロや無印のデニムも素晴らしいですし、めちゃくちゃクオリティ高いのは知ったうえでのお話ですよ。(フォローも忘れない男首藤)

当然それはわかったうえで、ちょっとお金かけてでもワンランク上のデニムが欲しいなーと思ったときに、リラックス系のデニムをお探しであれば確実に候補には上がってくるブランドだと思いますCIOTAは。

 

デニムに何を求めるかにもよっては来ると思うので一概に全員に当てはまるものではないかもしれませんが、オーセンティックなデニムらしいハリと厚みのある生地感でそれでいて履き心地のいいリラックスなフィット感を求めているのであれば、完全にCIOTAです。おすすめです。間違いない。

 

ミディアムグレーは何にでも合う説(靴との相性)

そして最後はミディアムグレーのデニムの合わせやすさをアピールしたいなと思いまして。履き倒してみたんですけど、まじで大体の革靴に問題なく合わせられましたね。というか何が合わないのかもよくわからないぐらい。

 

どんな靴だろうが大体合わせられちゃうなーという強みがありますねグレーは。さすが無彩色。薄すぎず濃すぎずな絶妙な配合のグレーなのもポイントです。

 

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エドワードグリーンのフルハムと。ブラックのロンドングレインですね。

ブラックは当然の如く馴染みます。シボ革の武骨な感じがデニム生地とマッチしますね。

 

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パラブーツのフォトンと。リスレザーのカフェというカラーですね。

これが首藤の在宅ワークの制服スタイルです。笑

ガッツリ濃いめのブラウンとも相性は抜群です。

 

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お次はハインリッヒディンケラッカーのチューリッヒ。ブラックのボックスカーフです。

艶感のあるブラックの革靴ともなんら問題ないですね。ちょっとお上品に見えてきます。 

 

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オールデンのミシガンブーツと。ユタカーフでカラーはブラウン系。

ブーツとの相性がね、素晴らしいんですよこのデニムは!

シルエットがゆったりではあるんですがパターン的にテーパード感あるので、ロールアップするとちょうどブーツが良い見え方するんですよねぇ。

 

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最後はハインリッヒディンケラッカーのルツェルン。ミュージアム系のトスカーナカーフのウイスキーというカラーですね。

ブラックもよかったですが、首藤はこのカラーの合わせ方が一番好きかもしれません。

絶妙なウイスキーカラーとミディアムグレーが良い感じにマッチするんですよねー。

靴の主役感を良い感じにミディアムグレーが中和してくれるというか。とても相性よく溶け込んでくれます。

 

とまあこんな感じで革靴との相性も抜群なわけですよ。

靴バカの皆さんにも非常にお勧めな一本ですよCIOTAのデニムのミディアムグレー。

 

まとめ

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よーく頑張った。よーく書き切ったぞ俺!!よく頑張った!!!

 

靴以外のレビューでこんなに頑張ったの久しぶりです。

すでに前回の服紹介でも相当頑張ってるんですけど、今回も頑張りましたね。ファッションブランドとしては珍しい気がします。

 

まあそれだけCIOTAというブランドに惚れこんでるってことなのかなと思いますけども。

まだまだスウェットとかベイカーパンツとか書くものはいっぱいあるので、せっかくですからゴリゴリにCIOTAシリーズ頑張っていきたいと思いますよ。

 

俺は靴だけでいいんでェ!という靴バカの皆様にも響いてくれれば嬉しいです。

首藤がまさにそれだったんですが、良い靴には良い靴下をってやっていくと段々良い靴には良いパンツを!っていう風にもなってくると思うので、そういう時の候補にしていただけますと幸いです。笑 

 

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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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