とんでもないパンツを手にしてしまった感がすごい…
なるほどこれはしょうがない。
CIOTAは確実に実力を備えているのでベイカーでバズったとか言われて流行り物みたいな扱いを受けるのはあまり好きではないんですが、これはしょうがない。
これはバズる。だって飛び抜けて最高だもの。
おそらくこのパンツは定番というものに名を連ねる名作になると、そんな風に感じさせてくれるパンツです。
すでにだいぶ愛用しておりますが、改めてCIOTA(シオタ)のベイカーパンツについてブログに書いていなかったのでご紹介したいと思いますよー!
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バックサテン ベイカーパンツのスペック紹介!
まずはスペックをご紹介!
SPEC
- BRAND:CIOTA / シオタ
- MODEL:Baker Pants / ベイカーパンツ
- FABRIC:スビンコットン バックサテン
- RELEASE:21SS
- SIZE:6
- MEASUREMENTS:ウエスト84cm、ワタリ幅36cm、股上35cm、股下86cm、裾幅21cm(サイトによって結構違いあり)
- COLOR:カーキ
- MATERIAL: 綿100%(スビンコットン)
- PRICE:27,500円(税込)
ベイカーはモールスキンとか別カラーとか色々別注が出ていますが、首藤が購入したのはベーシックなインラインのカーキのバックサテン生地のもの。もうほんとこれが欲しかった。首藤はふっつーーーーのオリジナルのやつがよかったんです。
スビンコットン100%のバックサテン生地なので肌当たりがスベスベで最高なのはもちろんのこと、表側の見た目の光沢感もとんでもないことになってますね。サラツヤ感がやばい。シャンプーのCMかよってレベル。まじティモテ。
普通裏側がサテン生地なので光沢感があるってのはわかるんですが、表側も上質なツヤツヤ感がハンパじゃないんですよ。おそらくこの軍パンらしからぬ上品な光沢感に惚れ込んだ人も多いはず。
これはスビンコットンパワーもあるでしょうし、SHIOTAの生地への尋常じゃないこだわりのおかげでもあるのでしょう。とにかく表も裏もサラツヤですごい生地です。
ハリとコシがしっかりあるのに柔らかでサラサラな感じとかはデニムにも共通するところかなーと思いますが、ベイカーの生地の方がよりスビンコットンってすげえな…っていうのが直に感じられると思います。
そしてこの生地は経糸緯糸ぜーんぶスビンコットンです。(たしか)
普通ベイカーって太めの軍パンなので男らしいというか野暮ったい見た目でパンチのあるイメージだと思うんですが、この生地感のおかげでめちゃくちゃ上品な雰囲気が出ています。
もろ軍パンみたいな感じではなくなるので、色んなスタイルに合わせやすいというところも一つの特徴だと思いますね!
そして個人的にはですが、価格が思ったほど高くない…!というのがありがたいところ。ドメブラのミリタリーパンツって3万オーバーから始めますか…みたいなところがある気がするので、この価格は買いやすい部類に入ると思います。
ベイカーパンツのサイズ感と選び方
首藤が選んだのはサイズ6。一番デカい奴ですね。通常のL相当かな。
とりあえずベイカーのサイズ感は、自分が普段履いてるパンツのウエストを平置きで測ってそれに近いものを購入すれば大丈夫だと思います。
ちなみにウエストサイズ84cmとなってますが、88cmと書いているところもあって実際のところどっちやねん!!と予約してだいぶ経ってから悩むという事件がありました。笑
思い切ってCIOTAさんにDMしてみたら『ウエスト実寸は85~86cmで洗濯を繰り返すことで最小84cmあたりまで縮む可能性があります』との回答をいただきましたよ!わかりやすい!迅速な回答ありがとうございますありがとうございます。こういうところも好き。
※追記※
ちなみに現在洗濯2回ぐらいでウエスト実寸86cmぐらいです。
首藤の元についに到着!今季もベイカーの人気はやばかった…
もうほんと待ってたんですよ。待ちに待った感がハンパじゃなかったです。
というのも初めて予約購入をしたんですよねこのベイカー。
デニムは実物を履いて決めましたが、このベイカーは絶対に欲しかったので事前に予約をしておりました。
予約購入したのが2020/11月の中旬で、実際に届いたのが3月の中旬なので本当にかなり待ちに待った感じですね。笑
当初2月中旬ぐらいの予定だったんですが、生地の作成やらなんやらで結構難航したようで予定よりちょっと遅くなったみたいです。(この辺りはSHIOTAのインスタを要チェキ)
到着が遅れはしましたがその分喜びもひとしおでしたねぇ。届いた瞬間は年甲斐もなくヒャッハーしてしまいました。
そしてとりあえずですね、CIOTAのベイカーはまじで人気がやばかったです。凄まじかった。
今でこそ店頭にまだギリサイズあったりとかネットで探せば買えたりするかもしれませんけど、21SS予約の時点では「あ、まじで予約でも買えない服ってあるんだな」って諦めるレベルでしたもんね。
なんかそういう人気のものにタイムリーに当たったことがなかったのでちょっとびっくりしちゃいました。
このベイカーも割と予約合戦に乗り遅れてしまって、もうほとんどのサイトでサイズないなぁーと思って半ば諦めてたんですが、一つだけマイサイズだけ残っているショップを見つけて運命だなこれはと思い即予約をした記憶があります。笑
去年は本当に瞬殺だったようでバリバリのプレ値で転売されてましたけども、今年はデニムを含めまじでCIOTAさん頑張ってくれましたよね…。自社サイトでの販売も含め、かなりの本数製造されたんじゃないでしょうか。ショップへも相当数卸したみたいなこと書いてた気がしますし。
ベイカーパンツは入荷後即完みたいな感じではなくて、数日店頭で履いたりできるぐらいにはサイズ残ってる状況ではあった気がします。それでも何週間も残ってるみたいな感じではなかったですけどね。
という感じでベイカーパンツ、凄まじい人気でしたがなんとかGETすることが出来ました。おそらく今回で供給も安定してだいぶ需要も落ち着いてきたと思うので、次回以降はもう少し落ち着いて購入できると思いますよ。
すでにCIOTAであらかたパンツはリリースされたと思いますが、振り返ってみると45チノ、ジャングルファティーグを含めCIOTAのミリタリーパンツの中ではベイカーがおそらく一番人気でしょう。
ベイカーパンツのディテール
アメリカ軍の1970年代のユーティリティー(ベイカー)パンツをオマージュしております。
シルエットはワイドテーパード。
釦は尿素釦。
ステッチがシングルステッチ。
以上な点などをはじめほぼ忠実に再現しております。
上記公式の説明の通りディテールはオリジナルをかなり忠実に再現しています。
そもそもデザイナーの荒澤さんが超絶な古着オタクらしいので、CIOTAはオリジナルの再現性にはかなり定評がありますからね。
忠実にヴィンテージのディテールが再現されたクラシックな佇まいなのに、スビンコットンの上質な素材感で現代的で上品且つキレイめな仕上がりになっちゃうっていうのがCIOTAの特徴でありいいところだと思います。
全体のシルエット
いやー素晴らしいシルエットですねー。やや深めな股上が非常に履きやすいです。
しっかりパンチがある太さですが、ワイドテーパードなので45チノ程ズドーン感がなく、程よくスタイリッシュに見えます。
ほんとバランスがいいですよね。
ウエスト(というか腰回り)は割とゆったりとしていて、ヒップから裾に向かってしっかりとしたテーパードの効いた現代的なシルエットなので、上品な大人のベイカーパンツに仕上がっている感じがします。
ウエスト&ヒップがしっかりゆったりしてくれているのは、ぽっちゃり系おじさんにとってはほんとにありがたい話。実際に履いていても完全なノーストレス。
これぞベイカー!という面構えに胸がワクドキです。
隙のない男らしさにBIG UP!
フロントポケット
フロントはパッチポケット。
この真四角のポッケがベイカーパンツたる所以です。
前にショップで聞いたんですが、ベイカーパンツってベイカー(パン屋さん)が履いてたからっていう説のほかに、このポケットの四角が食パンみたいに見えるからっていう説があるってのを聞いたことがあります。ほんとかどうかはわかりませんけどもね。笑
ボタンフライ
フロントは当然ボタンフライ。
最初は苦手でしたが今やボタンフライの方が好きになりつつあります。
釦は尿素釦でオリジナルを再現。
ミリタリー系の知識がないので尿素という単語とボタンという単語が全く結びつきませんでした。笑
サイドの巻き縫い&縫製
サイドは二本針の巻き縫いの仕様。(らしいです。縫製のことはよくわからないですけども)
あんまり縫製のことはわからないですけど、丁寧ですよねぇ。それぐらいはギリわかります。
バックサテン生地の艶感
見てくださいこのツヤツヤ感。
スビンコットン100%のバックサテン生地はまじでやばい。
肌当たりが気持ち良すぎて歩くのがご褒美。サラツヤ最高。
バックポケット
バックはベイカーらしいフラップ付きのポケット。
このポケットの立体感がかっこいいです。
フロントが割とシンプルなので、バックが立体的だとパンツを履いた時の横からのシルエットや後ろからの見え方の見栄えがよくなりますよね。バランス感が非常にいいです。ベイカーパンツ自体がかなり完成された見た目ですよね。
というかもうほんと艶感すごいな。めちゃくちゃ上品な感じしますね。このミリタリーらしからぬ生地感がCIOTAの特徴です。
CIOTA以外のおすすめブランド
ベイカーパンツは色んなところからリリースされているので、CIOTA以外にも欲しいベイカーがいっぱいあります。今のところはゆっくり履き込んでいきたいなという気持ちなのであれですが、今後たぶんまたベイカーは買い足していくと思います。笑 それぐらい好き。
あとは正直首藤は地道にダイエットしつつあるので、どんどんサイズ6のベイカーが大きく感じているというのもあります。このベイカーはドカンと太めに履くようにして、今後はもっとフィットしたベイカーを追加購入するかもしれないので、首藤がベイカーを検討するうえで良いなと思ったブランドをご紹介しておきたいと思いますよ。
orSlow(オアスロウ)
超超ド定番のオアスロウのベイカーパンツ。
CIOTAが出てこなければ首藤は完全にこれ買ってました。一番の候補。
やっぱり定番で安心感がありますし、何より履き心地がいいんですよねぇ。
ちなみにオアスロウのベイカーにはスリムフィットのモデルもあります。
正直こっちもちょっと惹かれてます。オリジナルのシルエットではありませんが、ベイカーのディテールでこのモダンなシルエットは正直かなり魅力的ですよね。
FOB FACTORY(FOBファクトリー)
次はFOBファクトリーです。こちらもベイカーでは定番ですよね。
バックサテンでミリタリーで武骨なディテールは残しながらも、綺麗にテーパードが効いたスマートなシルエットが特徴的です。
縫製も申し分ないですし生地感や豊富なカラー展開も魅力的です。いいなぁ。
STAN RAY(スタンレイ)
アメリカ製のスタンレイのベイカーもいいですよねえ。
ガンホー(GUNG HO)と同じ会社がやってる別ブランドです。
ガンホーが買いにくくなったので、今買うとしたらこっちですかね。
米国製でタフな作りにもかかわらずリーズナブルです。税込み1万円ちょっとってのも非常に魅力的です。
WORKERS(ワーカーズ)
近気になるWORKERS(ワーカーズ)のベイカーもめっちゃ良さそうですよね!
程良いゆとり感と綺麗なシルエットがたまりません。
コットンサテンを横向きに使用したリバースドサテン仕様ってのも気になります。
まとめ
ということでCIOTAのベイカーパンツのご紹介でした。
新品時は上品な光沢感が素晴らしいですが、履き込むことでアタリが出たりいい表情になっていくんでしょうね。
すでに結構履いてますが履き心地も素晴らしいので、またいつかその辺もレビューできたらなと思いますよ。
インラインのスビンコットンバックサテンのベイカーパンツ。
ほんとに素晴らしい逸品です。名作として語り継がれること間違いなしなので手放さずしっかり履き込んでいきたいなと思います。(決意を込めて)
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