北海道に住んでるともう真冬は着たいコートが着れないというか、ダウン系一択になっちゃうみたいなところがあるんですよね。
氷点下を下回って-5°とかを超えてくるともう一気にオシャレしたい欲とかも消え失せて、完全にモコモコに包まれることしか考えられなくなります。
本当はオシャレしたいんですよ。
せっかく買った秋のコートなんかもすぐ着れなくなるし。
コットンギャバのタイロッケンとか、ドレープの綺麗なコットン系のコートとか、バブアーとか着たいわけですよ。
でも絶対無理。だって氷点下だもの…
-10°とかになるともうマジでやばいんですよ。
コットンギャバのコートなんてもう着てないのと一緒レベルです。
でも今年はちょっと変えていきたい。寒くてもいい感じにオシャレを楽しみたい。
具体的には、真冬でもコットンギャバのタイロッケンコートを着たい!!
ということで、寒さが限界突破している北国に30年以上住んでいて初めてインナーダウンというものを買ってみたのですが、正直世界が変わりました。
これはやばいものだ。
- TAIONのインナーダウンって気になってるけどぶっちゃけどうなの?
- TAIONのインナーダウンと薄手のコートでどのくらいの気温までいけるの?
- インナーでもライトアウターとしても着れるダウンが欲しい
という方向けに、今回は首藤が購入したTAION(タイオン)のミリタリーライン Vネックジップダウンジャケットをご紹介したいと思いますよー!
最近よく名前を聞くTAION(タイオン)ですが、そもそも一体何者なのか、どの辺がいいのか、細かい特徴やら首藤の気に入っているところや、着てみてぶっちゃけ気になる点も含めてお得意のゴリゴリレビューしていきます!
めっちゃ頑張って書きすぎちゃったので、お好みに応じて目次から色々見たいところだけ見てみてください。笑
先に結論を言っちゃうと首藤にとってはめちゃくちゃ最高でしたこれ。
インナーでもライトアウターとしても使えて、他ブランドとは違ういい感じの生地感且つビビるぐらいあったかいです!
素敵ィィ!
嫁にも買ってあげたい気持ち。
TAION(タイオン)とは
TAIONは、2016年日本発のインナーダウンに専業したブランドとして展開。
https://taion-wear.jp/pages/about-taion-development
ブランド名の由来は、TAION=体温(潜在的な暖かさ、日本発のイメージ)
クオリティーに対して圧倒的なコストパフォーマンスによる価値の追求をスローガンとし、高品質で高機能なインナーダウンを幅広く展開している。
TAION(タイオン)は愛知県名古屋市にある株式会社TAIONが運営する、ありていに言うとめちゃくちゃコスパのいいインナーダウン専業のブランドです。
800フィルパワーダウンの採用、ダウン専用糸の使用、撥水加工を施した生地、ダウンステッチへのこだわりなど、実際に着てみるとこれだけ高品質/高機能な商品で、え、まじでこの値段でいいの?みたいなレベルのコスパの良さを感じます。
インナーダウン専業と謳う通り、 定番商品から様々なシーンで着用できるインナーダウンを展開しています。
展開ライン | 特徴 |
---|---|
ベーシックライン | ベーシックなインナーダウンを展開するライン。 ベスト、ジャケット、フーディーなどオーセンティックな飽きのこないデザインが特徴。 |
スポーツクラシックライン | オーセンティックでストリート感のあるデザインが特徴。 しっかりした生地と大振りのキルトステッチは着応え抜群。 |
シティーライン | 斜めキルトのシックでクラシックなデザイン。 シャツと相性のいいライトダウンコートやダウンジレなどが人気。 |
マウンテンライン | 機能的仕様を備えたマウンテンライン。 特にダウン面とボア面をリバーシブル着用できるスタイルが特徴。 |
ミリタリーライン | ヘチマキルトをはじめ随所にミリタリーテイストを取り入れた新ライン。 両脇にはファスナーがついていて、スリットや重ね着などが楽しるのが特徴。 |
タイオンキッズ | タイオンのキッズライン。 親子コーデなども楽しめる。 |
タイオンエクストラ | 2018年にニューヨークでスタートしたタイオンのハイエンドライン。 良質な資材、最先端の技術により軽くて暖かい且つ着用しやすいウェアをリリース。 |
今回首藤が購入したのは『ミリタリーライン』の商品です
インナーダウン専業ブランドとして認知度も高まってきており、大手セレクトショップでの取り扱いもかなり増えてきたのでこれからどんどんと有名になっていくブランドだと思います。
そしてキティちゃん並のフットワークの軽さで、グラミチ・ペンドルトン・ホワイトマウンテニアリングなど様々なブランドと精力的にコラボしているのも特徴的です。
ミリタリーラインのVネックジップダウンジャケットを購入!
この度首藤が購入したのは、ミリタリーラインのVネックジップダウンジャケットというものです。
出会いはアウトドアショップでした。
2022年夏~秋にかけて突然夫婦でキャンプにハマり、アウトドアショップを覗いていた時にたまたま出会ってしまったのです。
面白いブランド名だったので名前は聞いたことがあったのですが、嫁に勧められるがまま興味本位で試着してしまったが最後、気づいたら買い物袋を持ってました。
出たよこのパターン。インナーダウンでもあるんやこれ。
実はそもそも首藤はインナーダウンというものが苦手でした
あったかいのかもしれないけど、なんかモコモコして動きづらそうだしダサいしゴミ袋着てるみたいだし(言い過ぎだぞ!!)、全然オシャレじゃないし。
それならロンT+スウェットで厚着して、M65とかモンスターパーカー着てる方がよくね?って思ってました。
でも今ならわかります。
こんなに便利なものはないぞ、と。
定番の「もっと早く買っておけばよかった」も普通に言っちゃうぐらいです。
便利だなーというのは買って着てみてからわかったことですが、個人的にはこのミリタリーラインの生地感が一番の購入の決め手だったかもしれません。
すごい、ゴミ袋じゃない…!っていう驚き
Vネックジップダウンジャケットのスペック紹介
お次はスペックをまとめます。
SPEC | スペック |
---|---|
BRAND | TAION / タイオン |
LINE | Military Line / ミリタリーライン |
SIZE | 2XL |
MEASUREMENTS | 着丈 : 73cm / 肩幅 : 46.5cm / 身幅 : 61.5cm / 袖丈 : 65cm |
COLOR | Black / ブラック |
FABRIC | Rip-Stop / リップストップ |
MATERIAL | 表地:ポリエスエテル100% 裏地:ポリエステル100% パイピング:綿 100% ダウン 95% フェザー 5% |
FILL POWER | 800フィルパワー以上のダウン使用 |
COUNTRY OF ORIGIN | Made in China / 生産国:中国 |
PRICE | 7,920円(税込) |
168cmのぽっちゃりの向こう側にいる体型だとXLはパツパツだったので、サイズ選びは2XLで落ち着きました。
やっぱり首藤は身幅60cm以上ある方が何かと好みですね。
素材はポリエステル100なんですが結構ハリのあるナイロンっぽい生地感なので、いい感じのボックスシルエットになります。
へにゃってならないというか。生地が立つ感じがしますね。
この生地感とクオリティとあったかさで8000円切るのは中々すごいんじゃないでしょうか?
楽天でもAmazonでも公式通販もあるしショップ取り扱いも多いので、クーポンやセールやらのタイミングが重なればもうちょい安く買えたりすることもあるわけで。
そう考えるとさすがスローガンにコスパを掲げるだけあるなあという感じ。
高級生地突き詰めたたっかーーーい服も好きですけど、こういうものすごい企業努力を感じるブランドの服も大好きです。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E451705-000/00?colorDisplayCode=05&sizeDisplayCode=004
よく比較されるユニクロのウルトラライトダウンコンパクトジャケットが、フィルパワー750且つこのテロテロ系生地感で5,990円なので、それなら2000円追加で出してTAIONの方買いたいかなという感じ。
もちろん好みはありますしこの生地感も向いてる用途があるってのはわかってる前提で。
あくまで首藤ならねって話ですけどもね。
Vネックジップダウンジャケットをレビュー
ということでお待ちかねのゴリゴリレビューをしていきたいと思いますよー!
ちょっとでも気になってた方やインナーダウンの購入を考えてる方は、是非ともご参照くださいませ。
800FP以上のダウン使用でビビるぐらい暖かい
FPと書くところが多いですがTAIONではFLPなんですね。
ダウンを選んでると必ず出てくるのがこのフィルパワー(FP)。
フィルパワーとは暖かさの単位ではなく、ダウンの反発力・復元力(=ダウンの品質)のことです。
この数値が高ければ高いほどたくさんの空気を留めておくことができるため、一般的にはこれが暖かさの目安につながるってわけですね。(空気は最強の断熱材ですからね)
じゃあこのフィルパワーってどんぐらいがいいのって話なんですが、結構調べてみると場所によって書いてることがてんでバラバラでびっくりしました。笑
おそらくフィルパワーってのはあくまで目安で、あったかいかどうかってのはダウンの充填量だったり生地の選定だったり加工だったりそういった要素も影響するのでそうなるのかなーとは思うんですが、首藤が調べた結果なんとなくこういうイメージで良さそうかなーというのがこちら。
フィルパワー(FP) | 目安 |
---|---|
550FP以下 | 低品質ダウン。逆にあまり見かけないかも? |
600~700FP | 良品質ダウン。街着ならこれで充分 |
800FP | 高品質ダウン。現在のアウトドアスタンダード |
900FP~1000FP | 超高品質ダウン。1000FPは現時点で最強のフィルパワー |
かつては600FP以上が高品質なダウンなんて言われることもありましたが、2022年現在ではファッションブランドでも600FP以上がスタンダードになってきており、正直550FP以下のものは少ない印象です。
高品質ダウンと言われる800FP以上になってくると、ほとんどのアウトドアブランドがカバーしてきているラインになるので、この辺はもうガチの登山とか-20°を超える過酷な地域とかそういうあたり向けなのかなという気がしますね。
正直0°~-10°ぐらいの地域なら、街着レベルの話だとの600FP以上あれば充分なんじゃないかなーと思ったりしますが、TAIONはアウトドアブランド基準の800FPのダウンを使用しています。
どうりでビビるぐらいあったかいワケだぜ…
もちろん上述の通りフィルパワーっていうのはあくまでダウン単体の品質の話なので、それがイコール暖かさにつながるわけではないんですが、TAIONのVネックジップジャケットは充填量も申し分なく表地も全然風を通さないので、800FPの品質を存分に活かせる土壌が整ってるわけですよ。
ハリとコシのある生地感が最高過ぎる
インナーダウン嫌いだった首藤がTAIONのこれに決めた理由の7割ぐらいを担ってるのが、この生地感です。
- ハリとコシのあるザラザラ系表地が最高
- リップストップ生地で耐久性◎
- ヘチマキルトステッチのミリタリー感もGOOD
見てくださいこのザラザラ感。
ザラザラ感ていい言葉で使われることあんまないですが、このダウンに関してはもうすごいいい意味です。
首藤にとっては理想的な生地感。
インナーダウン=ゴミ袋っぽい生地(めっちゃ失礼)だと思ってた首藤を救ってくれたメシアのような生地です。ありがとうポリエステル。
あのインナーダウン独特の化繊っぽい光沢感とか、変に柔らかすぎる質感とか、妙に着ぶくれしてるように見えるあの感じとかが全然ない!
ミリタリー御用達の生地リップストップ。
もともとは第二次世界大戦中にアメリカで軍服やパラシュートの強化の為に開発された生地で、『裂けても格子部分で止める=rip(裂ける)stop(止める)』というところから「リップストップ」と名付けられました。
この格子状に織り込んだ構造により生地の強度が上がり、ほつれにくく破れにくいのが特徴です。
ジャングルファティーグパンツとかでもよく見かけますが、パンツなどだとそんなに魅力的に感じませんでしたがダウンになると何故かすごい魅力的。不思議。
ブラックなのであまり目立たないというのもあるかもしれませんが。
縁の下の力持ち的にパッと見た時に立体感がでていい感じです。
このひょうたんのようなキルトステッチもいいですよね。
TAIONではそれぞれのラインでキルトステッチの形状が異なり、このヘチマキルトのステッチワークがミリタリーラインの証になります。
サイドのファスナースリットがマジで快適
いやーーー何と言ってもこのサイドスリットですよ。
このサイドスリットはベーシックラインなどにはないミリタリーラインの特有の仕様なんですが、これがまじで超ーーーー着やすさに影響を与えてます。
正直これがなかったらここまで気に入ってなかったかもしれないですね
首藤がサイドスリットで気に入ってる点はこんな感じ。
- 車の運転時など座った時にダウンがつっかえない
- パンツのポケットに手を入れやすい
- 可動域に余裕が生まれる
- 横から見た時のシルエットがかっこいい
これのおかげでインナーダウンとしてはもちろん、ライトアウターとしてもめちゃくちゃ優秀です。
そしてダブルジップが地味に嬉しいですね。
サイドスリットとともに、座ったときとか車運転するときとかにかなりストレスを軽減してくれます。
専用の収納袋付きでコンパクトに
TAIONのインナーダウンは大抵この専用収納袋がついてます。
これもかなり嬉しいポイント。
旅行などで「あーちょっと夜は寒いかなー…でもパーカー持ってくとかさばるし、コートは厚手のにしたくないしなあ」みたいなときにはやっぱり最高ですよね。
入れてみたら結構パンパンでした。笑
ギュウギュウに折りたたまないと入りきらない感じですが、そこまで無理やりという感じでもないので女性でも全然大丈夫です。
普段のデイパックとかリュックに入れるにはかさばりそうですが、旅行カバンなんかに入れるには充分なコンパクト性能ですね。
というかユニクロのウルトラライトダウンみたいな柔らか素材ならいざ知らず、このポリエステルのガサガサ系リップストップ生地でここまでバッキバキに折りたたんで小さくできるのはかなり素晴らしいのでは。
これも800フィルパワーのおかげなのか…!
家で洗濯できるのもありがたい
この生地のダウンなのに家で洗濯できるってめちゃくちゃ良くないですか?
クリーニング全然利用しないマンの首藤からしたら、これはかなりの高ポイントですよ!
ダウンなのであんまり洗濯することはないとは思いますが、それでもシーズンオフなどにサラッと自分でできるのはありがたい。
ちなみにこれは手突っ込んでるマークなので、洗濯機不可の「手洗い可」の表示ですね。
洗剤はオシャレ着用洗剤(エマールとかアクロンとか)を使って優しく手洗いしましょう。
ユニセックスで豊富なサイズ展開
ちなみにミリタリーラインは全てユニセックス仕様となっており、XS~3XLという幅広いサイズ展開になってるのも特徴的。
このVネックダウンだけでも11カラー、7サイズ展開なのでバリエーション力高すぎて笑えます。
よく作れるなこんなに。
Vネックジップダウンジャケットのサイズ展開の詳細はこんな感じです。
サイズ | 着丈 | 肩幅 | 身幅 | 袖丈 |
XS | 63 | 41.5 | 46.5 | 60 |
S | 65 | 42.5 | 49.5 | 61 |
M | 67 | 43.5 | 52.5 | 62 |
L | 69 | 44.5 | 55.5 | 63 |
XL | 71 | 45.5 | 58.5 | 64 |
2XL | 73 | 46.5 | 61.5 | 65 |
3XL | 75 | 47.5 | 64.5 | 66 |
こんだけあれば、さすがに大抵の人なら合うサイズも見つかるでしょう!
まあインナーダウンなので多少サイズはルーズでもいいですよね
ドッキングボタン付き
袖と襟元にドッキングボタンが付いてるので、お手持ちのコートに同じ位置にボタンがあれば専用インナーにすることもできますね!
あんまり同じ位置にあるのなんてないですけども。笑
ぶっちゃけどんぐらい暖かいの?
800FPだのなんだのと言ってますが、ぶっちゃけTAIONのインナーダウンってどんぐらい暖かいの?ってのが気になるかと思うんですが、はっきり言ってビビるぐらい暖かいです。
具体的に言うと、春秋に買った薄手のコートがド真冬に着れちゃうぐらい暖かいです。
やったね!これでコートの選択肢が増える!!
首藤の体験に基づく感覚で、どこまで余裕でいけるかを表にするならこんな感じ。
気温 | 余裕度 |
---|---|
10°~5° | Tシャツ+TAIONで余裕かちょっと暑い |
5°前後 | ロンT+TAIONで余裕 |
0°前後 | パーカー+TAION or ロンT+TAION+裏地なしコットンギャバコートで余裕 |
-5°前後 | Tシャツ+コットンシャツ+TAION+裏地ありコットンギャバコートで余裕 |
もちろん天気とか風の具合にもよりますけどね。
これらは一応全部無風~微風、雪が降ってない状況での体験談です。
0°前後あたりなら薄手シリーズ大活躍
秋めいてきて5°ぐらいまで気温が下がっても、ロンTの上から羽織るぐらいで余裕があります。
保育園の送り迎えの際のアウターにピッタリで最高
これにもかなりビビりましたが、冬が始まって氷点下を切っても今までだと考えられないような薄着でも、めちゃくちゃ余裕で暖かいことにびっくりしました。
これはCIOTAのジップパーカーにTAIONのインナーダウンを合わせた感じです。
部屋着からそのまま着て出かけたのでジップ×ジップどないやねん的なあれは見逃してほしいんですが、みなさんはプルオーバーパーカーやスウェットを合わせることを想定してください。
ライトアウターとして着てみましたが、見た目もかなりいい感じですよね。かわいい。
肝心の暖かさなんですがこれで0°の中30分ほど外を歩いてみましたが、まじで余裕でした。なんならちょっとお腹周りは暑いぐらい。
ダウン(空気)の断熱パワーってこんなにやばいんだ…(戦慄)
お次はSHINYAのフィッシュテールパーカーMOTOKOと。
M65ベースなので裏地なしのコットンギャバコートです。
ガバっと羽織れて余裕のあるサイズ感がよかったんですが、如何せん薄いので今までだと出番は雪が降るまでかなあという感じでした。
しかしながらどうでしょう。
TAIONのインナーダウンを挟めば、中はロンTでもバリバリの氷点下の中40~50分歩けてしまいました。
コットンギャバで風を通さない&膝付近まで長さがあるので、風が強くても多分余裕でしょう。
これは革命過ぎる…!!
たぶんこの感じだとコットンギャバよりさらに薄いタイプライターのコートでも全然いけると思います。
真冬にタイプライターのコート着れるってやばくないですか?
いや真冬にそもそも着たくねえよって感じなのはわかってるんですが笑、あくまでここまでインナーダウンが力を発揮するんだよって意味で。
-5°前後で裏地ありのコットンコートもいける
たとえこんな気温でも、インナーダウンならを挟めば着たかったコットンギャバのタイロッケンが着れちゃうわけですよ!
コーデの好き嫌いは別として…笑
これはCIOTAのコットンギャバジンタイロッケンコートなんですが、AWのものではあるんですが如何せん薄い。
裏地があっても今までなら、「雪が降り始めた真冬だともう着れないかなあ…着る期間短すぎやんけェ…」と思って春が来るまでカバーにしまってたんでしょうけど、もうそんなことしなくていいんです!
モッコモコに中着こまなくても全然着れちゃうのが超嬉しすぎる。
モコモコさせなくてもこれぐらいの重ね着で、-5°の冬景色を40~50分余裕で歩けてしまうという凄まじさ。
神様ありがとう。俺にインナーダウンを与えてくれて。
おかげで大好きな薄手の秋冬コートをながーく着れます。
実際に着てみて感じた良い点と気になる点
ここまで絶賛の嵐でしたけど、いいところばっかりじゃなくて気になるところも当然あります。
この賞賛は首藤がインナーダウン童貞だったってのもあるんですけどね。笑
とりあえずサクッとまとめてみましょう。
良い点 | 気になる点 |
---|---|
高品質ダウンで防寒力がエグい 春秋のコートが真冬でも着れる コンパクトに収納できて旅行やお泊りに便利 車を運転するときの上着にピッタリ インナーダウン/ライトアウター両方いける | 襟付きコートとの合わせ方は好みが分かれそう 縫製などは値段なりかも ジップが安っぽい ダウンが結構出てくる |
特徴や魅力はここまでめちゃくちゃ語ってきたので、ここでは個人的に着てみて使い勝手いいなあと思った部分を。
予想以上に防寒力が高くて本当に品質のいいダウン使ってるんだなあと思いました。
そのおかげで、冬に着るコートの幅がめっちゃ広がりました。
一般的なAWリリースのコートって半分ぐらいは北海道の冬に向いてないじゃないですか。いやそれAWじゃねえだろみたいな。
正直CIOTAのコットンギャバのタイロッケンだって、北海道からしてみたら普通に春とか秋しか着れないコートです。
それでもやっぱり薄手のコートってかっこいいから欲しくなっちゃうので、首藤のワードローブの半分ぐらいはこんなやつなですよね。笑
なのでそれが真冬でも着れちゃうっていう、本当の意味でAWコートに変わったなあっていうのは本当にめちゃくちゃメリットだと思いました。
真冬の寒さはオシャレの意欲を根こそぎ奪っていきますけど、インナーダウンがあれば好きなコート着たいなって気になりますよね。
そしてデザインや生地的にライトアウターとしてもいけるのがいいですよね。ちゃんとしたアウター感があって。
あと地味にいいなあと思ったのが、車に乗った時の上着としてめっちゃちょうどいいなってこと。
車移動が結構多いとロングコート民としては、運転中結構邪魔なんですよね。かと言ってコート脱ぐと寒いし。
コートにシワ付くのも嫌だし今までは寒いの我慢してコート脱いで運転してたんですが、このインナーダウンを挟めば邪魔にもならないし暖かいしでめちゃくちゃ良いということに気づいてしまいました。
車移動が多いロングコート民にはかなりおすすめですよこれ。
気になる点としては、やはりインナーダウンの宿命である「ダサいか否か」というところでしょうかね。笑
個人的には、インナーダウンのダサさって素材とか光沢感とかデザイン次第なんだろうなと思いますが、それを差し引いても確かにドレス系の服とは相性が良くないかもなーとは思います。
このタイロッケンコートなんかもそうですが、ちょっとキレイめの襟付きコートのインナーにするとダウンのモコモコ感が相まって、見た目としてはないほうがかっこいいかもと思います。
首藤的にはこのミリタリーラインの生地感なら全然ありなので、この辺はそこまで気にしてないですね。
これからタイロッケンに合わせてガンガン着ると思いますし
あとは正直値段なりの部分でしょうかね。
国産のドメブラとかに比べると縫製はそこまで良くはないです。
結構糸がぴょーんしてたり、ジップの資材が値段相応だったり、ダウンがちょこちょこ出てきてたり。
この辺はある程度値段とのトレードオフな部分あるので、そこまで気にはしていません。
というか実用上全然気になる部分ではないですしね。
バッキバキに魅せる用のアウターでもないので、テンション上げる服とはまた別のベクトルの服として割り切って購入するのがよろしいかと思いますよ。
何事も求め過ぎはよくないですからね
結局Vネックジップダウンジャケット買ったほうがいい?
個人的には買った方がいいと思う!
- ライトアウターとしても使いたい人
- ゴミ袋みたいな質感じゃなくてしっかりした生地のインナーダウンが欲しい人
- ユニクロ以外で高品質且つリーズナブルなインナーダウンを探してる人
- ロングコート民で車の運転時の上着に困ってる人
この中で二つ以上当てはまりそうな人には、TAIONのVネックジップダウンジャケット超絶におすすめです。
購入後にインナーダウン色々調べてみましたが、首藤の要望に合いそうなのってTAIONにしかなさそうだったので、結果的にすごいよかったなって思いました。
ちょっと人とも違う感出せるし、インナーダウン専業ブランドってのもまたなんかこうグッとくるものがありますよね。
インナーダウンならここ、みたいな。
ベストやマフラーなんかも欲しくなってきました
TAIONのダウンはどこで買える?
めっちゃネット通販が多い
TAIONはとにかく取り扱いサイトが多く、公式オンラインサイトもありますし、Amazonや楽天やZOZOTOWN、その他セレクトショップなんかでも売ってます。
ファッションサイトどころかヨドバシカメラでも売ってたりしますしね。笑
それぞれのサイトでセールやクーポンなどやってたりするので、購入を検討される際は色々見比べてみるといいと思いますよ。
実店舗の取り扱いとなると、SHIPS、URBAN RESEARCH、BEAMS LIGHT、JOURNAL STANDARD RELUMEあたりの大手セレショで探してみるといいかもですね。
またアウトドアショップなんかでも取り扱いされていて、札幌だとサッポロファクトリーの好日山荘でちょろっと取り扱いがありましたね。
探すの面倒な方はこちらのリンクからどうぞ。
まとめ
ということでまじでびっくりするぐらい長くなってしまいましたが、今回はTAION(タイオン)のVネックジップダウンジャケットをご紹介しました。
常人に読める量ではなくなってしまいましたが、その魅力は存分に伝わったと思います。(はず)
個人的には初めてインナーダウンを導入して、こんなに使い勝手いいもんか…!と衝撃受けっぱなしでしたので、なんとなーく今まで候補に入ってなかった方は試しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ビビるぐらい暖かいし、冬なのに着こまなくていいし、好きなコートをいつでも着られるし、ちょっとコンビニいくときのライトアウターとしても最高だしで、ほんといいこと尽くめです。
むしろ今までインナーダウンなしで苦労してたことを思えば、損すらしてたなと思えるレベル。
皆さんがバコバコ買ってる革靴に比べれば全く高いものでもないですし、どう考えても便利な未来しか待ってないのでえいやで購入されることをおすすめしますよー!