いつからだったか忘れましたけど、ディンケの公式サイトで、ようやく純正シューツリーが買えるようになりましたね!
首藤のうっすーーーーい記憶から掘り起こすと、確か今年の6月のどっかあたりから買えるようになった気はするのですが、まあ誤差あれどここ1~2か月ぐらいの話なのは間違いないです。
公式サイトなのになんで純正ねーんだよ!!と心の中でちょっとだけ思ってたんですが、ようやく純正が買えるようになりました。
が。
以前のSHOEPASSION印のシューツリーは、わざわざラインナップから消さなくてもよかったんじゃないですか?
あれ、地味に優秀でしたよ? 値段もいい感じだし。
買い足そうと思ってたのに…
(SHOEPASSIONの方のページでは引き続き買えますが、ディンケとカートが別なので靴を買うついでにっていうやり方(送料無料で購入)ができないのです。泣)
ちなみに首藤は現在RIOとBUDAにはこれを入れてます。意外にハマるんですよこれがまた。特にBUDA。
純正のシューキーパーを見てみる!
まずは、今回公式サイトに追加されたシューキーパーを見てみますか。
ほほう。
なるほど。
高級感があって中々いい感じじゃないですか?
サイズ展開は6~12の1サイズ刻み。トゥはセパレートタイプじゃなく削り出しですね。
HDロゴのはいったメタルプレートに、ヒール部は取り外し易いリング付きです。
お値段は$79.00(約8,530円)!※レートによって変わります。
シューツリーだけ買うんなら、二つ買えば149ドル超えるので、送料無料要件満たしますね。
個人的にはまあ普通か、ちょっと安いかな?ぐらいの感じですけど、皆さんはどうですか?
正直写真だけでは、そこまで作り込みがすごいようにも見受けられないので、心の片隅ではそこまでいっちゃう?というような印象もあるにはありますけども。笑
エドワードグリーンのあのバチバチの美しい作りのシューツリーで、£79.17(約10,680円)ですからな。
なんともですよね。好みは分かれそう、という感じ。
純正シューツリー多過ぎ説
代理店のチェラウナボルタでは、コードバンシューズを購入すると、非売品のシューツリーがノベルティとして付属します。
そもそも純正シューツリーが非売品の時点で、ファ???? なんですけど、今回はそこは闇深そうなので触れないとして。
とりあえず公式サイトのものとは形状が異なりますね。
プレートのデザインからトゥの種類まで、というかそもそもの形状がもう違うので別物ですねこれは。笑
さらに、menshoes.deというサイトがあるのですが、そこでも純正シューツリーを発見しましたよ。
これまた絶妙にデザインが違う。笑
メタルプレートではなくロゴは焼印?ですかね。トゥは削り出しです。
形状も公式サイトのものより、少しもっちりしてますかね?
ちなみに価格は送料込みで€64.99(約7,870円)です。
ということで、首藤がかるーく調査してみただけでも、現時点でハインリッヒディンケラッカーの純正シューツリーと呼ばれるものは、3つ存在することがわかりました。笑
もはや純正の意味が迷子ですが、それぞれのタイミングで純正として作られていると思われるのでどれも正式に純正なのでしょう。
どれを選ぶかは好みかなという気はしますよね。
代理店のやつはコードバン買わないともらえないので手にする機会はあまりないかもしれませんが、menshoes.deの方は興味があれば買ってみてもいいかもしれません。
また現在公式サイトで新しくリリースされた純正シューツリーについては、今までに見たことのない形状ではあるのでまさしく新しくデザインされたものなのかなーと思われます。
どのラストを想定したシューツリーなのか、それが問題だ。
現在ディンケの公式サイトで展開されているシューツリーに話は戻りまして、果たしてこれはどのラストを想定したものなのか。
かなり重要な問題です。
すでにラッカーの皆さんには周知の事実ではありますが、ディンケはラストによって恐ろしいほど形状が異なります。
例えば、RIOとROM。
あまりにも、ラストの形状が異なります。
というかアイコンモデルたるRIOが飛び抜けて特殊な気はしますけれども。
どちらにせよ、ラストによってかなり違いがあるディンケにおいて、「純正シューツリー」と呼ばれるものが、どのラストを想定したものなのか、またラスト間においてどの程度汎用性があるものなのか、それが問題なわけです。
いい感じにスポッとハマってますけど、これはなんのラストでしょうね?
トリプルソールでもないしノルウィージャンでもないので、RIO/BUDAではなさそうですが。
ZURICHもありそうですけど、LUZERN説が一番濃厚でしょうか。
正直日本の多くのディンケオーナーの皆さんは、RIOかBUDAに合うのかが一番気になるところだと思いますけど。笑
公式の画像からではちょっとわからないですね。
ちなみに、商品説明での記載はこんな感じ。(一部抜粋)
For a perfect fitting shoe tree, choose one size smaller than your shoe size. Therefore, a size 8 tree will usually fit a size 9 shoe. For models created on the Luzern or Janosh K lasts, please choose the same size as your shoe.
Go〇gle翻訳先生にぶち込むと…
ぴったり合う靴の木のために、あなたの靴のサイズよりも小さいサイズを1つ選択してください。したがって、サイズ8の木は通常サイズ9の靴に合うでしょう。 LuzernまたはJanosh Kで作成されたモデルの場合は、靴と同じサイズを選択してください。
LuzernとJanosh K 以外はワンサイズ落としということは、首藤は基本6がマイサイズなので、そもそも純正シューツリーのサイズ展開がねえじゃねえか、という驚愕の事実は横に置いておくとして。
>>LuzernまたはJanosh Kで作成されたモデルの場合は、靴と同じサイズを選択してください。
上記記載からも、メーカーとしては全モデル共通でいけるやで!ということではあるのでしょう。
果たしてこのツリーの形状から、ほんとにRIOのもったりラストにマッチするのかはかなり懐疑的ですけれども。
まとめ
ということで、公式サイトで純正のシューツリーがリリースされたよーというお話でした。
他にも純正シューツリーといわれるものが複数あることが判明しましたが、公式サイトのものは恐らく新しくデザインされたものであるため、よりフィット感が増しているのでは?とちょっと期待感はありますね。
しかしながら写真からだけでは、RIOに合うかは微妙なところ。
他のラストは試してみないとちょっとわかりません。
正直今回の一番のインパクトは「LuzernまたはJanosh K以外は靴のサイズからワンサイズ下を選択する」という記載から、首藤のサイズ展開がそもそも存在しないということでしたが。笑
幸か不幸か、首藤は次はLuzernのダブルモンクを購入予定なので、その時にサイズ6の純正シューツリーを購入してみる予定です。
ダブルモンク欲しいという話はこちらからどうぞ。
購入後、他のラストでも同サイズでいけるのか、ラストごとのフィット感はどうか、については改めてレビューしたいと思いますよ。
ラッカーとしては、menshoes.deのツリーの違いも検証してみたいところなので、そっちも買ってしまいそうな気はしています。
それも買ったらレビューしてみますのでお楽しみに!(予定は未定)
冒頭にも書きましたが、首藤は現在ディンケにはこれをメインで入れています。
純正じゃなくてもいいかなー?という方には結構おすすめだったりしますよ。