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【ブートブラック】デリケートクリームとシュークリーム(乳化性)を購入したのでご紹介します!ミシガンブーツに合う靴クリームってなんじゃろな?編


iPhone 11proの超広角モードだとリファーレ札幌の店内を余すことなく撮影できます。(突然)

 

そういえば先日、ミシガンブーツとチューリッヒを引き取る際にクリームを購入したんですよ。

お前またかって話なんですけど、ちょっと必要な気がしたので購入した理由と購入品のご紹介を簡単にさせていただきますねー。

  

 

 

 

目次

ミシガンブーツってどのクリーム使えばいいの問題

先日引き取ったこの入院患者二人。無事退院しました。

 

けれどもですよ。だがしかしButけどけれどYetですよ。

チューリッヒはいいとして、ミシガンブーツって何で磨けばいいの?ってふと思ったんですよね。

 

リスレザーより柔らかいオイルドレザーのユティカ、色はブラウンとはいえ割と薄め(ちょっと栗色っぽい?)、製造から4~5年経過した新品の靴。

 

うーん、ちょっと悩みます。

首藤のシューケアラインナップで順当にいけば、無色のクレムリッチモイスチャーなんでしょうけど、ちょっと油分が強すぎる気がするんですよねぇ…。(ちなみにシュプリームクリームもありますけど、さらつやな仕上がりがミシガンブーツに合わない気がするので除外。)

 

いきなりステーキみたいにいきなりクレム入れたらシミ確定演出なんですけど、先にデリクリ枠でリッチモイスチャー入れてもちょっと油分によるシミが心配。

 

ワークブーツ枠で履くのだから多少のシミぐらいいいじゃねえかって話なんですけど、好んでシミはつけたいわけじゃない。というかちょっとシューケア用品欲しい。おっと本音が。

 

首藤はモウブレイのデリクリを失ったことによって、どんな革でも全くシミを気にせずバシャバシャつけられるベースケア用品というものを現状持っていないわけです。失ってから初めて気づくその大切さ。

やはり君は重要な役割を担っていたんだね…

 

ということで助けてリファーレさんして相談してみました。

 

ミシガンブーツに最適なクリームは?

首「ミシガンブーツって何塗ったらいいですかね?」

店「普通の乳化性クリームでいいと思いますよ」

首「リッチモイスチャーとかクレムはどうです?」

店「うーん、大丈夫だとは思いますけどどちらも油分多めなので、(プレメンテで最初につけるには)若干シミが心配ですね」

 

やっぱりそうだよなぁ。というか意外に普通の乳化性でよかった。じゃあ…

 

あれ?

 

そういえば…

 

普通の乳化性クリーム、持ってなくね…?

 

衝撃の事実に気づいた首藤が今回悩んだのはこの二つ。 

ブートブラックデリクリと普通の乳化性クリーム(ニュートラル)です。

 

 

 

要は乳化性クリームでそのままいっちゃうか、水分系のデリクリを塗った後に手持ちのクレムやリッチモイスチャーを塗るか、ということですね。 どちらも1000円です。安い。

 

ふーむ、迷うな。どっちがええんやろ。

 

店「乳化性クリームちょっと目立たないところで試してみますか?」

 

鶴の一声や…。ありがとうございますありがとうございます。

ということで目立たないタンの部分でちょっと確認。

 

薄めにぬりぬり。どうですか?

 

「若干濃くなりますけど、シミにはならないですね」

 

おお!それは朗報。よかったです。

薄い色の革にクリーム入れるんだからどんどん濃くなっていくのはしょうがなきこと。悪目立ちするシミにさえならなければいいのです。

 

ありがとうございます。じゃあこれくださーい!チャリーン

 

ということで購入したのは…

こちらですドーン。

 

二つとも買っとるやないかーーーーい

 

というツッコミは先に私がしておきましょう。皆さんのお手を煩わせるわけにはいかないですからね。皆さんお忙しいですからね。すいませんねほんと。

 

今までのくだりは何だったのかって話だったんですけど首藤も本当にそう思います。

でも途中で気づいたんですよね。両方1000円なんだよなって。

 

むしろ1000円か2000円かの違いで俺は一体何を迷っているんだろうって思ったわけですよ。普段バカスカ5万だか10万だかの靴ホシイホシイ言ってる人間が1000円か2000円で悩むって何やってんのかなって。もう誤差じゃないですかそんなの。靴に比べたら消費税にも満たないレベル。

 

何を迷っていたんだ俺は。普通にさくっと買ってしまえばいいじゃないか。

という謎の自分の中の強気な首藤に背中を押され、突然両方買うことを決意しました。だって安いんだもん。迷うとこそこじゃねえよって思いました。

 

みなさんもシューケア用品買うときこの思考法はおすすめですよ。絶対買うという結論にしか辿り着かないので自分に対しての言い訳にできます。ちなみに嫁には効かないので気を付けてください。

 

ブートブラック デリケートクリーム! 

ブートブラックのデリケートクリームです。高級感あるぅーー

 

DELICATEの文字とグリーンのパッケージが目印ですね。

 

主成分はろうと油脂。種類としては乳化性です。

 

 

ブートブラック シュークリーム(ニュートラル)!

今度はシュークリーム(乳化性クリーム)の方です。パッケージ一緒すぎて上からだと全然わからん。

 

ニュートラルです。これ他のカラーも全部パッケージ一緒なので複数持ってる方は毎回わからなくなりそうですね。

 

主成分はろう、油脂、有機溶剤。一般的な乳化性クリームと同様ですね。

むしろデリクリとすら有機溶剤の違いだけでほぼ一緒なので、成分見たってあんまりよくわかんないですよね。笑

 

実際の質感と仕上がりを見るしかないので、まさに使ってみないとわからないのがクリームの面白いところ。

 

 

二つのクリームの違いを見てみよう!

まあ当然デリクリと乳化性クリームなので質感は全然違うんですけど、あまりこういうの見たことない方のために、並べてみましたよ。色んな読者のことを考えるのが首藤革靴出張所というブログです。まじカスタマーファースト。まじ読者第一主義の精神忘れてない首藤やばいまじやばい。

 

左がデリケートクリーム、右がシュークリーム(乳化性)です。

 

デリクリはぷるんぷるんのやわらかジェル状。水分系デリクリだと見てわかりますね。用途は完全なる水分補給一択。

 

首藤的に使い方は3つ。

  1. ・フルメンテ(すっぴん⇒水分補給)
  2. ・プレメンテの最初のクリームとして
  3. ・色の薄い革用の保湿

 

フルメンテの時はすっぴんにしてベースからやり直すので、油性クリームやら乳化性クリーム塗る前にデリクリで保湿すると、その後クリームやワックスのノリが何となくいい気がします。

 

また購入前の靴の保管時期が長かったりすると、油分より水分が抜けていたりするのでプレメンテの時は水分から入れたいなー派です。革の状態にもよりますけどめっちゃ保湿大丈夫そうならあんまり気にしないですけどね。

 

色の薄い革用の保湿に関してはまさに今回のミシガンブーツですね。乳化性クリームそのままいっちゃうおうかとも思ったんですが、念には念をということでやっぱりプレメンテだしデリクリからいくことにしました。今回はデリクリ⇒乳化性クリームという保湿オンパレードなプレメンテになりそうです。

 

モウブレイのデリクリと質感はかなり似てます。もうほぼ一緒じゃね?レベル。

というかたぶんここまでくると違いわからないと思います。笑

今度モウブレイのデリクリと比べてみますけど、首藤程度のレベルではたぶん細かい違いは判らない気がしますね。もし迷ったらどっちでもいいので好きな方買ったらいいと思います(雑&雑)。笑

 

続いてシュークリームですね。

見た目は完全に牛乳プリンですね。笑

 

すくってみると、

 

なんでしょう、これは。

テクスチャ的には同じブートブラックのハイシャインクリーナーに似てますかね?

ちょっと固めな感じで伸びがいい感じではなさそうです。その分しっかり塗れそうですけども。

 

近くで見てもわかんないですね。笑

 

乳化性クリームは普段のケアをメインに使っていきます。

ずぼら磨きストの首藤としてはシュプリームクリームに並んで活用できそうな気がしますね。

 

しかしながら結構ディンケなんかデリクリ×クレムのコンボでケアすることが多いので、検証以外ではしばらくはミシガンブーツ専用になりそうな予感がしなくもないです。笑

 

とりあえずしっとりした質感の乳化性クリームというのは、バーサタイルに使えるので持っていて損はないでしょう。今はあれですけど、今後なんだかんだ出番は多くなると思います。

 

まとめ

このショットかっこいい

 

ということでブートブラックのデリケートクリームとシュークリームの購入報告&中身見てみるの会でした。

 

デリクリに関してはリッチモイスチャーがあるからいいかなぁとか思ってましたけど、やっぱりどこかで水分系デリクリを求めていたんでしょうね。どこかこう不安感がつきまとってましたが、これを買った途端おさまりました。心の平穏を保つための鎮静剤としてもおすすめの品です。

 

皆さんも一緒に。レッツデリクリ!(乳化性も!) 

  

 

 


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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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