ここにきてまさかの靴の登場…
オールデンのモディファイドLWBです!!
正直自分でもこいつはずっと持っていたかったかな…という思いがありましたし、最後の最後まで手放すか迷っておりました。書いてる今でもちょっと悩んでるぐらいです。笑
それでも新たな一歩を踏み出すため、思い出深い一足を出品したいと思いますよ。
スペック紹介
BRAND:ALDEN / オールデン
STYLE:Long Wing Tip Pattern (LWB) / ロングウィングチップ
LAST:Modified Last / モディファイドラスト
MATERIAL:Horween Shell Cordovan / シェルコードバン
COLOR:#8 / カラー8(ダークバーガンディー)
SOLE:Single Oak Leather Soles / シングルレザーソール
Heels:Foot Balance Rubber Heels / フットバランスヒール
Number:58872
SIZE:7.0 D
首藤革靴出張所の読者の方やインスタを見ていただいている方なら馴染み深い靴かもしれません。
割と初期の頃に購入した靴ですね。 とは言っても2019年6月頃の購入なので、購入してから1年半も経ってないですね。
首藤にとってはマイファーストオールデンになります。憧れに憧れたALDEN。
夢にまで見たどころか夢に出てきた仕様そのままの靴を、ニューヨークのMoulded Shoeから個人輸入チャレンジして購入したのです。そういえば個人輸入もこの時が初めてでしたね。
なんかほんと書けば書くほどOP(思い出ポイント)高すぎな靴ですね。笑
コンディション確認ギャラリー
続いてコンディション確認ギャラリーです。
この靴は今回の販売靴の中でも一番古株なので、結構履いてましたね。当然気に入ってましたしね。何回とかはもうわかんないです。笑
それでも首藤の記録によると購入は2019年の6月頃となっているので、まだ1年半ぐらいでしょうか。
北海道は雪が降って溶けるまで約半年ぐらいはコードバン&レザーソールの靴は履けないので、実質1年(2シーズン)の使用になるのかなと思います。
さらに言うと実際には今年引っ張りだしてきたのがめちゃくちゃ遅く、秋レベルだったので今年はあんまり履いてないですね…。笑
所有者としていいのか悪いのかわかりませんが、所有年数の割には履いてないと思っていただいて結構です。
某中古革靴専門店のコンディションレベルでいうと、「極美品」までいくかな?いかないかな?というぐらいかなと個人的には思います。笑
まあそれでも実際にお気に入りだったので、会社に履いて行ったり街中を歩き回ったり大切に履きまくった記憶はあるので、コンディションに関しては是非画像から判断してください。それぞれの中古購入ポリシーに照らし合わせていただけますと幸いです。
両足
まずは両足ご覧いただきたいと思いますよ。
いやーほんとかっこいい。いい感じのこなれ感。
正面の表情もいいですね。育ってきてる感があります。
モディファイドラストはトゥ周りのボリュームが特徴的ですね。
トゥはポリッシュしていないのにこの艶。照り。こちらはリッチモイスチャーだけですからね。
これはほんとオールデン特有な気がしますね。同じホーウィンでもディンケは全然ここまでピカーンとは輝かないですし。
上下のショットです。このショットまじでかっこいいですね。
右足のソックシートにはMoulded Shoeの別注の証であるロゴが入っていますね。なんて書いてあるのかはちょっと忘れてしまったんですけどね。調べろよっていうね。ちょっとめんどくさいのでね。ごめんなさいね。
モディファイドラスト特有のヌワァァンという感じのラスト、お分かりいただけますでしょうか。ソールからじゃないとわかりづらいですかね。
このラストの前足部のグワァンという膨らみ感ほんと大好きです。ドレッシーでありながらパンチがあるというか。
グイイイーーーーンと伸びるロングウィングが漢らしい印象ですが、横からのショットはめっちゃドレッシーなんですよねぇ。謎です。超かっこいい。
履き口は狭すぎず広すぎずな感じに見えます。
しかしながら歩いていて抜けそうみたいに感じたことは微塵もないんですよねぇ。柔らかいせいなのかなんなのかわかりませんが、本当に奇跡。
履きジワは如何でしょうかねこれ。
最初は全然気にせずグニャーンと入れたので非対称というか、バラバラなシワだったんですが、履いてく毎にシワが似通ってきた感じがあります。
レースステイ近くの一本アーチのようなグニーンというシワ。
親指の付け根部分の木の根っこみたいなモコっとしたシワ。
所謂二本線の綺麗なモコ皴ではありませんが、有機的で自然で首藤は気に入っておりました。
裏返してソールをどうぞ。
うむ。見事なぐんにゃり具合ですね。さすがモディファイドラスト。踏まずの絞りがハンパないです。
接地部はこんな感じです。
ブートブラックのソールコンディショナーをヌリヌリして、ペネトレイトブラシの裏でゴシゴシしたのでしっかり目の詰まった状態になってると思います。ケア済みってことでそのまま履いていただけるかなと。
モディファイドラストのフットバランスヒールです。
やっぱりそれなりに使用感ありますね。
お次はトゥなんですけど、まじですごいですね。まじで負荷かかってないです。笑
ヴィンテージスチールも健在ですし、グイっと食い込んでるような歪みもないです。
シングルソールのおかげもあるかもしれないですが、首藤的にはこれはオールデンのソールの柔らかさのおかげな気がしますねぇ。
ほんと最初履いたときびっくりしましたもん。あれ?これこんな柔らかい???シングルソールSUGEEEEEEEEって思ってその後EGのバークレー履いたら全然違って改めてびっくりしたという話までが様式美です。
ソールがめっちゃ柔らかくてしっかり曲がるので、トゥへの負担が少ないんだろうなぁという気がしてます。素人的な視点では。
そしてヒールの減り。これもそれなりですね。
割と履いた自覚はあるので履いたなりに減ってる感じはします。
新たな気持ちで履き下ろしたい!という方はトップリフトだけ交換してから履かれるのがよろしいかと思います。
首藤はトップリフトは消耗品だと思ってるタイプなので、この辺の減りは正直あまり気にしてないんですよね。
右足
では個別に見ていきます。片足ずつで特に気になる部分や特記しておくことはなさそうなので、気になる方はちょっと画像アップしたりして細かい部分確認してみてください。
左足
その他
その他ということで、一応事前にお伝えしておく部分としては、この靴にもしっかりオールデンなりの雑さがありますよーとだけ。笑
オールデンでありがちなレースステイ裏のゴリゴリの色塗りの雑さ、購入時からしっかり刻まれております。笑
そして今回は純正シューツリーもお付けしますので、そちらの写真も。
まあこの辺も特に特筆すべき点はないので、画像を見てご判断くださいませ。
やっぱり純正プレートはかっこいいですよねぇ…。
ツリーとしての機能はなんていうかね。最低限という感じですけれども。笑
それでもこのカッコ良さにはかなうまい!
オールデンのコードバンシューズと純正シューツリーが合わさったときの最強感ってほんと謎なんですよね。どうしてそう感じるんでしょうかね。不思議な魅力ありますよねーほんと。
販売内容と価格
販売内容についてですが、新品購入時と同様すべて付属します。
靴箱、シューバッグですね。
あと今回はせっかくなのでハワイのレザーソウルでゲットした純正シューツリーもお付けしたいと思います!!是非ハワイアンな風を感じてください。
そしてモディファイドラストにはぶっちゃけ全然合わないツリーですが、とにかくかっこいいです。所有欲をめちゃめちゃ満たしてくれるので、そういう意味でもせっかくなので付けたいと思います。笑
ALDEN持ってるぜェェ感を感じましょう。そういうのとても大事。
ぶっちゃけコードバンなのでそこまでシワ伸びなくてもいいと思うので、個人的にはそういうテンション上がるかどうかの方が大事だと思ってます。笑
次に気になる販売価格についてですが…、
63,800円
で販売したいと思いますよーーー!!!
あの大人気のモディファイドラストが純正シューツリー付きでこの価格!!!しかもModified×LWBというレア仕様が!!キャーーー!!誰か来てーーー!!誰かーーー!!事件よーーーー!!!
正直ALDENの相場観ってめっちゃ難しくて、中古革靴専門店なんかの価格を参考にさせていただきました。
やっぱりモディファイドラストは日本でかなり人気ですから、中古市場でも結構高値だったりするんですよねー。同じぐらいと思われるコンディションのモディファイドラストのコードバン靴で大体7万円前後で販売されていたりするので、ブログ販売ってことでちょっとお得感ある感じに設定してあります。
あとはやはりLWBのモディファイドラスト仕様ってのは実は結構レアで、普通に日本で新品を買おうと思ってもかなり難しいんじゃないかなと思います。今のところ現行で新品を普通に購入できるとするとMoulded Shoeぐらいなんじゃないかなー?もちろん中古にも中々出てないですしね。
まあMoulded Shoeはマイサイズの在庫さえあれば買えるっちゃ買えますが、個人輸入×転送サービスを使うオールデン特有のクソめんどくさい洗礼がありますけどね…笑 あれはあれで思い出に残るのでいいっちゃいいんですが、普段あまりされない方には結構ハードルは高めかと思います。
レアカラーみたいな希少さではないですが、モデルの組みあわせ的にはピンポイントで探そうとするとかなり難儀するというタイプのモデルですね。だがそれ故に尊い。
要は中々レアな組みあわせのモデルが、通常の中古市場よりもお得に買えまっせという感じで頑張ってるので、気になっていた方は是非とも検討してみてください。個人的にはめちゃくちゃ大好きな靴なのでものすごくお勧めです。
モディファイドラストとLWBという異色の組み合わせの見た目も本当にかっこいいですし、履き心地も超絶ウルトラストレスフリーで本当に最高ですよ。
靴の特徴や所感
靴の特徴や思い入れについては、下記の靴紹介記事でしっかりと解説していますので、こちらをご参照いただけますと幸いです。
多分画像なくても文章だけでなんとなく伝わる内容になってるかと思います。
そして履き心地については下記記事で解説しております。
いやーあれですね。1年ぐらい所有している靴だとさすがにちゃんと過去記事ありますね。笑
ちなみに今の言葉でもしっかり解説をさせていただきますと、この靴の魅力は大きく分けて二つ。
①Modified×LWBという至高のデザイン
やっぱりもうここじゃないでしょうか。
モディファイドラストのともすればぐにゃんと曲がり過ぎてるちょっと歪なラスト形状に、パンチのあるアメリカンなロングウィングが乗ることで生まれる超化学反応的なカッコ良さ…
通常であれば975のようなハードパンチャー的なデザインになるはずのロングウィングが、モディファイドラストのくびれたウエスト&シングルソールが織りなすドレッシーさとマッチすることによって、何とも言えない魅力を生み出しているんですよねー!
なんか男くさいのに妙にエレガンスというか、本当に独特のかっこよさがあります。
また上述しましたが、Modified×LWBの組み合わせというのは実は結構レアで。
中々手に入らない&インスタなんかでも見かけないモデルなので、人と被ることもあまりないと思いますので、オリジナリティはあると思いますねー!
どうでもいいかもですが、Moulded Shoeはタグ付けしてPostしたらほぼ絶対ストーリーで紹介してくれます。笑
②モディファイドラストの履き心地とフィット感の素晴らしさ
もうすでに所有されている方からしたらご存知の内容かもしれませんが、やはりモディファイドラストの履き心地というのはどのブランドの靴にもない本当に独特でスペシャルな履き心地です。
詳しくは履き心地記事をご覧いただければと存じますが、土踏まずを完全に持ち上げるようなあのアーチ設計は青竹踏み並のマッサージ感がありますね。笑
まあでもしばらく履いてみて思ったんですけど、モディファイドラストの特徴って踏まずの突き上げに終始されますが、正直このラストの真骨頂ってそこじゃないと思うんですよね。
何度も履いていると正直踏まずの感覚ってのは結構慣れてしまって、そこまで新鮮に感じなくなってくるんですよ。そしてさらに言うと踏まずの突き上げや支えだけの話なら他のブランドでも結構ゴリゴリに攻めて来てくれるのはあったりするので、段々モディファイドラストだけの特権みたいな感じではなくなってきてる気がします。
しかしながらまだまだモディファイドラストが他を寄せ付けない最高の特徴ってのがあって、それが超絶ストレスフリーな履き心地&訳わからんぐらい柔らかいということです。
踏まずの突き上げと靴紐で縦のラインでガッチリ固定しちゃう系のホールド且つオールデン特有の超柔らかグッドイヤーシングルソールなので、正直ここだけ止まってれば、ある意味その他はどこも足と触れてなくても快適に歩けちゃうんですよね。
なのでヒールカップはめっちゃガボガボ緩やかで踵は全然掴まれませんし、指先はおろかボールジョイントも触れてないんじゃね?レベルな履き心地になってます。それでもすごい楽に気持ちよく歩けるんですよね。いや、だからこそなのかもしれませんが。
首藤の今までのフィット思想をいい意味でぶち壊してくれた一足ですねこれは。
あ、無理に固定してなくてもいいんだなぁ…、って。
ヒールの掴み至上主義みたいなところありましたけど、そういうの関係ねえええええ気持ち良ければいいだろおおおおみたいな全部ぶっ飛ばしてくれる感じのラストです。
これだけ好きなところを語れるぐらい好きなので、首藤はたぶんまたいつかモディファイドラストを買い直してしまうんだろうなぁと思います。笑
首藤の靴のサイズ感について
首藤のサイズとその他ブランドのサイズ感を載せておきますのでご参照ください。
足長:右25.1cm、左25.2cm
足囲:両足共にDウィズ(JIS規格)
備考:カカト細め、甲低め
次に履いたことのある靴のサイズとフィット感です。
※各フィット項目の解説
RF:リラックスフィット、JF:ジャストフィット、TF:タイトフィット
●Heinrich Dinkelacker
BUDA:UK6.0G(TF寄りのJF)
RIO:UK6.0G(RF寄りのJF)
ROM:UK6.0G(JF)
ZURICH:UK6.0G(TF)
●ALDEN
モディファイドラスト:US7.0D(RF – 6.5Dでもいけるかも?)
ハンプトンラスト:US7.5D(JF)
バリーラスト:US6.5D(TF)
アバディーンラスト:US6.5E(JF – もしくは7.0D)
●Paraboot
ミカエル、モジーン:EU40(RF)
フォトン:UK6.0(RF寄りのJF)
シャンボード:UK6.0(JFだが甲合わず)
ウィリアム、アヴィニョン:UK6.0(JF)
ランス:UK6.0(JF)
●VASS
FBラスト:EU40(ハーフ大⇒39.5がジャストと思われる)
Fラスト:EU39.5(JF)
●Church’s
シャノン(103):UK65F(RF)
●EDWARD GREEN
202ラスト:UK6.5D(TF寄りのJF)
202ラスト:UK6.5E(程よいJF)
●Saint Crispin’s
クラシックラスト:UK5.5F(TF寄りのJF)
上記の履き心地の部分でも解説しましたが、指先周りにはまだ全然余裕があるので6.5Dでも全然いけるかもしれません。それ以上に無理すれば6.0Dまで行ける説すらちょっと自分の中であります。
また逆に今のハーフアップの7.5Dでもまだ普通に履けるんじゃないだろうかという感じもします。笑
ただそれが快適かもわからないですし、モディファイドラストのいいところを引き出せるサイズ感なのかは不明ですけどね。
首藤が思うモディファイドラストの良さを感じられるのは、個人的にはこのサイズ感(7.0D)なのかなーと思います。
たぶん他のサイズにはそれはそれで別のモディファイドラストの良さが楽しめるんだろうなーとは思うんですが。
モディファイドラストは守備範囲が広い、というか正解が複数あるような気がしますね。
スナップショット
アヤメソックス×ベージュのチノパン。
アヤメソックスとの相性はいいですねやっぱり。
ハッピーソックス×ブラックのチノパン。
引き締まった感じでちょっとかっこいいです。
アヤメソックス×ブラックのチノパン。
カラー8は色の受け入れの懐が深いですねほんとに。カラフルソックスでもすんなり。
イエローソックス×デニム。
好きな組みあわせでした。非常に良き。
インビジブルソックスも当然いい感じ。
ネイビーのライフロング×グレーのスラックス。
ちょっと落ち着いた色味でもいい感じになりますね。
アヤメソックス×デニム。
ゴリゴリのハッピーカラーでも受け止めてくれるこの深さよ。なんでもいけるんだね君は。
まとめ
ということで、ALDENのモディファイドLWBの商品説明でした。
どうですかこれ。
めちゃくちゃいい靴だと思うんですけれども。
きっとあなたの足元をエレガンスにそして力強く彩ってくれると思いますよ。(キリッ
改めまして、入手経路が限られていて中々に希少で購入しづらいモディファイドLWBが純正シューツリー付きで63,800円です!このモデル好き過ぎて言葉にできない!!
それぞれの仕様やデザインは定番なのに合わさると定番じゃないというちょっと不思議なモデルです。
ALDENデビューがこの靴でも面白いでしょうし、定番からちょっと変化球入れてみたいなと思われている方にもおすすめの一足ですよ。是非に。
そして販売日は…、
2020/12/20(日曜)の21:00!
に決定しましたーー!!
他の靴とあわせてドバっとまとめて放出です!お見逃しなく!
販売開始時に改めて各SNSにてお知らせします!(予定。たぶん。できれば。)
購入はこちらのURLからどうぞー!
首藤のラクマの販売ページにつながります。
※たぶんラクマのアプリがないと購入できないので、購入希望の方は事前にアプリをダウンロードしてアカウント作成して購入準備をなさってくださいねー!