首藤革靴出張所

いっけなーい!遅刻遅刻! 私、首藤。ハインリッヒディンケラッカーが大好きな物欲丸出しの30代!!革靴沼にズブズブだったけど、革靴だけじゃなくファッション全般に興味が出ちゃってもう大変!一体私、これからどうなっちゃうの~!?!?

【サイズ感】ALDEN Modified Last(オールデン モディファイドラスト)とは!そのフィット感と履き心地をレビュー!他の革靴(RIO)との違いは?

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魅惑のモディファイドラスト。その履き心地はいつだって革靴ラバーの男心を掴んで離さないものです。

 

曰く土踏まずを突き上げるような感覚、曰く他では味わうことができないホールド感。

 

首藤も例に漏れずこのような謳い文句に夢を見て、モディファイドラストの購入を決意したうちの一人です。

せっかくのモディファイドラストならデザインも一番好きなものを購入したい…と思い、初オールデンにしてちょっとレアなモディファイドLWBを、個人輸入でGET致しました。

 

開封の儀、靴紹介の記事は下記からどうぞ。

 

実際に夢にまでモディファイドラストはやはり格別の履き心地でした。

 

すでにいろんなブログや記事で解説されているので、目新しい情報はないかもしれませんけれども首藤なりに感想を書いていきたいと思いますよ。

首藤なりのモディファイドラストの解釈と、ディンケとの比較なんかを中心に解説していきたいと思います。

 

 

Modified Last(モディファイドラスト)について

モディファイドラストとは?

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出典:Sizing — mouldedshoe

モディファイドラストは、元々矯正靴に由来するオールデンを象徴する木型の一つです。

取り扱いは原則的に日本、フランス(アナトミカ)、NYのMoulded Shoeのみとなりますが、その他サイトでもモデルによって限定的にちょいちょい見かけます。

 

アナトミカなんかは、モディファイドラストのオールデンしか取り扱わないことで有名ですよね。そしてアナトミカのオールデンはインラインのモディファイドラストとはちょっと違うという話も聞きます。

 

当時アメリカではハイアーチ(偏平足の逆)の人が多かったといい、そういった方をサポートするために開発された木型がこのモディファイドラストになります。

 

ハイアーチの方は土踏まずがグッと縮んだような形になるので、地面との接地面積が少なく不安定なことから足への疲労度が高くなります。
症状としては足の裏がつったりかかとが痛くなったりと様々ですが、通常のラストではこのハイアーチをサポートすることは難しいわけです。

 

そんなハイアーチさんたちを助けたのがこのモディファイドラストで、突き上げるようなと言われる程強烈な土踏まずの絞り(アーチサポート)が特徴的です。

 

かかとを小さく設計し、この土踏まずのアーチサポートで足の後部部分を固定します。

一方甲は高く足先はワイドに設計されているため、指周りは自由に、親指は真っ直ぐになります。

 

前面部の足先にスペースはあっても、後半部のかかとと土踏まずでガッチリ固定しているので、歩いても足はズレないという設計思想ですね。

さすが矯正靴由来といいますか、名目上では解剖学に基づいて正確にフィットしほとんどの足の形状でも履けるとのこと。

 

割とアーチがしっかりあって左足が過回内気味の首藤にとっては、まさにうってつけな木型なんですよね。

 

オールデンの他のラストとの比較

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出典:Barrie, Trubalance, and Modified | The Agatine Eyelet: Obsessed with Alden

この図めっちゃわかりやすいですね!

海外サイトの拾い画ですが、モディファイドラストと他ラストの違いがよくわかります。

 

比較されているのはバリーラストとトゥルーバランスラストです。

トゥルーバランスラストも、モディファイドラスト同様矯正靴由来の木型です。インディーブーツを始めとしたブーツに採用されていますよね。

 

よくモディファイドラストは、「バリーラストとトゥルーバランスラストを合わせたような木型」と言われますが、なんとなーくわからなくもないような?

 

バリーラストは全体的に真っ直ぐなシェイプですが、他二つは足型に沿って内振りな印象です。

トゥルーバランスラストはブーツに採用される木型なので、全体的にかなりワイドな幅ですね。

 

バリーラストのウィズ感でトゥルーバランスラストのように内振りにシェイプさせると、モディファイドラストに近くなる気はするのであながち間違いでもないかも…?ですかね。

二つを掛け合わせてさらにグリっと極端に土踏まずをシェイプさせると、モディファイドラストの出来上がりでしょうか。

 

こうして改めて比べて見ると、本当に土踏まずの絞りがすんごいですね。そりゃあの履き心地になるわなという感じ。

 

モディファイドラストを見てみる!

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足裏を揃えてみると、やはり半端じゃないシェイプです。

癖しかない木型ですね。笑

 

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横から。

 

ここだけ見るとかなりドレッシー。

このシェイプにみんな魅了されるんですよねぇ。

 

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別の角度から。

 

ゴリッとシェイプされていることがよくわかる角度です。

これがアーチにぴったりとフィットするんですね。

 

ちなみにモディファイドラストのシューツリーは下記の二つがおすすめです。 

 


スプリングライン シューツリー for Alden モディファイドラスト用(シューキーパー 木製 オールデン専用)

 

 

履き心地は?

立ち上がっただけでもわかるアーチサポート感

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まず、履いて立った瞬間からほかの靴との違いがわかります。

どう考えても土踏まずがもりもりに盛り上がっています。笑

 

温泉とかにある足裏マッサージの器具あるじゃないですか。あれに近いです。あれの土踏まずピンポイント版。

 

先日ちょっとした施設に遊びに行ったんですけど、そこにあった「健康歩道」という竹が横に並べられている謎の歩行路を歩いた時に、「モディファイドラスト…やんけェ…」となりましたので、やっぱりこのあたりはつながりがあるんでしょうねきっと。さすが矯正靴。

 

この部分はやはり他のどの靴にもないフィット感なので、履いた瞬間「あ、これ…」ってわかるランキングNo.1だと思います。

たぶん首藤が履いただけでラストがわかる唯一の靴です。

 

実際に初めてオールデンを試着した時に、店員さんに事前に言われてないにも関わらず、「これ、もしかしてモディファイドラストですか?」と聞いてしまうぐらいには、特徴的でした。

事前に調べてた特徴と完全に一致する履き心地で、あーこれたぶん確定だなと思ったんですよね。笑

 

完全に土踏まずがアーチを描いた形状をしているので、土踏まず全体にガッチリとフィットします。逆に触れてないところがないぐらい。

首藤は割とハイアーチ気味なので、フィット感は素晴らしいですけど、これ偏平足の方とかってどうなんでしょう。土踏まずの盛り上がりに引っ張られて足浮かないんでしょうかねこれ。そういう部分もちゃんと考えられているのかなきっと。

 

どの靴でもそうですけど、モディファイドラストは特に試着必須だと思います。

 

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かかとはオールデンにしては小さめに設計していますよね。

絞りがきついわけではないので、いい感じに小ぶりで無理なく包み込んでくれます。

 

フィット感について

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アーチサポートで盛り上がった分甲部分はしっかり高めに設計してあるので、履き口もストレスはなく靴紐を縛れば素晴らしいホールド感を得られます。

 

アーチサポートで下からがっちりフィット、それを上から靴紐でしっかりと固定し、小ぶりなヒールで踵を安定させる。この連動によって足の後ろ半分のホールド感というか、固定力がハンパじゃないです。

土踏まずとシューレースというほぼ上下同じ位置にある部分でしっかり固定することで、ホールド位置にズレがなくなりかなり強いフィット力が生まれます。

 

歩行感も特徴的

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今度は歩いた時の感覚を。

 

モディファイドラストってちょっと前後で傾斜がある気がします。

ちょっと語弊があるかもしれませんが、極端に言うとハイヒールっぽい感覚というか。

 

おそらくアーチサポートで足全体が少し浮くことによって、靴の形状としてヒールが高くてトゥにかけて低くなるので、そこに傾斜が若干生まれてると思うんですよ。

 

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普通に歩けば、前後に傾斜があれば体重で爪先側に滑っていくというか詰まるような感覚になると思うんですけど、そのズレや滑りをアーチサポートでしっかり支えている感覚。

 

なので歩くとさらに土踏まずの突き上げ感を味わうことが出来る、というのが首藤の感想です。

なんというか、爪先側に足が落ちるのをアーチサポートの盛り上がりで止めているようなそんな感じがします。

 

上述の通り土踏まず・レースステイ・小ぶりなヒールの3点で強めに固定されているので、歩く際に足がズレるということもありません。

 

それでいて指先はワイドなスペースがあるので、かなり自由になりストレスフリーな歩き心地ですね。足の指にしっかり力が入るので、無駄な力がいらず蹴り足も軽くなります。

 

この部分だけ見ると、少しディンケの履き心地と似ていますね。

 

サイズ感は?

首藤の足&靴のサイズ感について

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首藤のサイズとその他ブランドのサイズ感を載せておきますのでご参照ください。

 

足長:右25.1cm、左25.2cm
足囲:両足共にDウィズ(JIS規格)
備考:カカト細め、甲低め

 

次に履いたことのある靴のサイズとフィット感です。

※各フィット項目の解説

RF:リラックスフィット、JF:ジャストフィット、TF:タイトフィット

 

●Heinrich Dinkelacker

BUDA:UK6.0G(TF寄りのJF)

RIO:UK6.0G(RF寄りのJF)

ROM:UK6.0G(JF)

ZURICH:UK6.0G(TF)

LUZERN:UK6.0G(RF寄りのJF)

WIEN:UK5.5G(RF寄りのJF)

 

●ALDEN

モディファイドラスト:US7.0D(RF - 6.5Dでもいけるかも?)

ハンプトンラスト:US7.5D(JF)

バリーラスト:US6.5D(TF)

アバディーンラスト:US6.5E(JF - もしくは7.0D)

 

●Paraboot

ミカエル、モジーン:EU40(RF)

フォトン:UK6.0(RF寄りのJF)

シャンボード:UK6.0(JFだが甲合わず)

ウィリアム、アヴィニョン:UK6.0(JF)

ランス:UK6.0(JF)

 

●VASS

FBラスト:EU40(ハーフ大⇒39.5がジャストと思われる)

Fラスト:EU39.5(JF)

 

●Church’s

シャノン(103):UK65F(RF)

 

●EDWARD GREEN

202ラスト:UK6.5D(TF寄りのJF)

202ラスト:UK6.5E(程よいJF)  

 

●Saint Crispin's

クラシックラスト:UK5.5F(TF寄りのJF)

 

●RENDO

770:6.5(TF寄りのJF)

845:7.0(TF寄りのJF)

 

モディファイドラストのサイズ感とフィット感

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上記の履き心地の部分でも解説しましたが、指先周りにはまだ全然余裕があるので6.5Dでも全然いけるかもしれません。

 

それ以上に無理すれば6.0Dまで行ける説すらちょっと自分の中であります。

また逆に今のハーフアップの7.5Dでもまだ普通に履けるんじゃないだろうかという感じもします。笑

 

ただそれが快適かもわからないですし、モディファイドラストのいいところを引き出せるサイズ感なのかは不明ですけどね。

 

首藤が思うモディファイドラストの良さを感じられるのは、個人的にはこのサイズ感(7.0D)なのかなーと思います。たぶん他のサイズにはそれはそれで別のモディファイドラストの良さが楽しめるんだろうなーとは思うんですが。

 

モディファイドラストは守備範囲が広い、というか正解が複数あるような気がしますね。

  

ハインリッヒディンケラッカーとの違いは?

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ここでは特徴的なトリプルソールのRIO(リオ)との比較を行いますね。

 

まぞシングルソールのモディファイドLWBとトリプルソールのRIOを比べるのってどうよ?っていうご意見ほんとご尤もだと思うんですけど、なんていうかここでは設計思想やフィット思想的な部分を含めての比較をしたいなと思うわけですよ。

 

まずフィットの設計思想を比べてみます。

ディンケ:小ぶりなヒールと低い甲で足全体を固定、足先はワイドにとり指先を自由に

オールデン:小ぶりなヒールとアーチサポート&高めの甲で足の後半部を固定、足先はワイドにとり指先を自由に

 

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ディンケラッカーのRIOはかなり極端に絞った小ぶりなヒールで踵しっかり固定し、低めに設計した甲でグッと足を抑えることで、足全体を無理なく固定するという設計思想です。

そのうえで、ブダペスター形状から爪先のスペースは広く高くとられているので、指先はフリーになるというものです。 かかとと甲はタイトめな設計ですが、サイド幅と指先はスペースがあるのでそこにメリハリが生まれます。

 

RIOの履き心地についてはこちらの記事もご参照ください。 

 

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一方オールデンのモディファイドラストは、前述の通り極端に絞ったアーチサポートとシューレースで上下からしっかりと隙間なく固定、小ぶりなヒールに踵を落とし込むことで足の後半部分を完全にホールドします。

そのうえで、土踏まずより爪先側の足の全面部分はかなりワイドにスペースがとられているので、全体的に指先はフリーになります。

 

そういった意味では、モディファイドラストも足の前後に分けてかなりメリハリのある木型だと言えると思います。

どちらもフィット思想は異なりますが、両方違う方面でかなりメリハリの効いた木型になりますね。国やブランドが違うだけでかなり違いがあって面白いです。

 

どちらが優れているというわけではなくどちらが自分の足型に合っているか、好みに合っているかという問題なので、是非とも両方ゲットして履き比べて楽しんで欲しい所です。

 

フィット感のイメージの違いを大まかに言うと、RIOは上から押さえて固定するタイプ、モディファイドラストは下から支えて固定するタイプでしょうかね。

 

首藤的には長時間履いてて疲れないのはRIO、履いているときの気持ちよさはモディファイドラストに軍配が上がります。

首藤は左足が過回内気味でもあるので、矯正されているというか支えられている感を特に感じられるのはモディファイドラストの方ですね。

 

ディンケでいうとBUDAは横幅がシャープで土踏まずの絞りも中々なのですが、モディファイドラスト程ではないです。ちなみにRIOは土踏まずの絞りはほぼ感じないですね。

 

過回内について詳しくは下記の記事をどうぞ。

 

当たり前ですがディンケとは全然違って履いていて面白いです。

この違いの大きさが、首藤がオールデンの中でもバリーラストではなくモディファイドラストが欲しいと思う理由だったりもします。

 

次オールデンを買うならまたモディファイドラストがいいですねぇ。 

 

まとめ

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モディファイドラスト…一度履けばこの魅力はすぐにわかります。

 

この極端ともいえる設計思想に好みはあるかもしれませんが、首藤はこのアーチサポートのガッチリ感、めっちゃくちゃ好みです。

ハイアーチ気味で土踏まずが疲れやすいので、これを履いていると歩く度にマッサージされているような気持ちになります。

 

ドレス感やスーツに合うか云々はデザインにもよるかと思いますが、現時点でスーツを着ない首藤には全く関係ありません。

 

まだ未体験の方は試着だけでもしてみることをお勧めしますよ!

この痛気持ちいい感覚(?)に虜になること請け合いです。

 

モディファイドラストで日本にないデザインが欲しくなったら、Moulded Shoeから個人輸入しましょう!笑

 

楽天で見つけよう理想のALDEN!見るだけ見るだけだから!