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【靴磨き選手権大会2020】北海道代表、THE LOUNGE by Brift H 林田 直樹氏に大注目!というか勝手に応援してます!道民の靴磨きファンは要チェキですよ!


ついにこの季節がやってきましたね。

GINZA SHOE SHINE FESTA~靴磨き選手権大会 2020~が今週末に迫ってきました。

楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか。

 

今回は見逃さないために、公式で発表されている情報をもとに備忘録的に大会の情報をまとめつつ、我らが北海道代表のTHE LOUNGE by Brift H 林田 直樹を応援しようの会にしたいと思います。

 

 

目次

靴磨き選手権大会 2020について!

靴磨き≒シューシャイン?

出典:https://www.mitsukoshi.mistore.jp/ginza/shops/men/mens/shopnews_list/shopnews032.html

 

たぶんこう、普通に生きていると聞かない単語なんじゃないでしょうか。笑

靴磨き?なんで選手権?ていうか大会?っていうね。

 

「汚れたら綺麗にしておこうか」ぐらいの感じが、靴磨きというものの世間一般の認識なのではないかと思います。なのでどうしてそれが選手権に繋がるのか全くわからないのもまた道理。世間に浸透しているイメージを考えるとしょうがない話なのかもしれません。

 

しかしながらそんな靴磨きのイメージはもう過去の話。

 

靴磨き世界チャンピオンであるBrift H 長谷川裕也氏が起こした革命により、現在では「靴磨き」という概念は、スタイリッシュでオシャレな「シューシャイン」という概念に変わりつつあります。(首藤の勝手な主観)

そうは言っても普通に靴磨きって言いますけどね。なんていうかこうイメージ的なね。感じね。

 

靴磨き世界チャンピオン Brift Hの長谷川裕也氏

出典:https://nipponmkt.net/2015/03/04/takurami-19_brift-h_hasegawa01/

 

靴好き(もしくは靴磨き好き)に広く浸透していったスタイリッシュでテクニカルなシューシャインというムーブメントは、この10年程でたくさんのシューシャイナーを誕生させました。

また同時に使う道具やケア用品も凄まじい勢いで進化を遂げており、現在はそれらの道具を使った多種多様な磨き方が確立されています。

 

上述の通り全国で靴磨きを生業とするシューシャイナーと呼ばれる職人も多く誕生し、またもはや趣味の枠を飛び越えてプロ顔負けのテクニックを持つアマチュアシューシャイナーもたくさんいらっしゃいます。

そしてTwitterやInstagramなどのSNSではたくさんの情報交換が行われ、靴好きや靴磨きの一大コミュニティを形成するまでに至っています。

 

靴磨きはもはや革靴を履くおじさんの嗜み、というだけのものではないのです!!

 

若者が情熱をかけて目指すべき職業となり、年齢など関係なく靴好きにとって熱くなれる最高の趣味でもあるのですッッ!!!!ドヤァァァァ

 

…なんか書いてるうちに変な方向に熱くなっちゃいましたが、要はその靴磨きの技術を競い合う選手権大会がありますよって話なんですよね。

 

全然靴磨きしない人からすると「技術ってなに?」ってなると思うんですけど、今の靴磨きって単純な汚れ落としや革をケアして長持ちさせようってだけに留まらずに、その仕上がりの美しさが重要視されてたりします。もちろん好みや考え方は人それぞれですけどもね。

  

プロと呼ばれる靴磨き職人たちは革靴の汚れ落としや栄養の付与だけでなく、とてつもなく美しく靴を磨き上げてくれます。プロが鏡面磨きを施して磨いた靴はもはや芸術品の領域です。

鏡のように周りの風景を映し出すほどに輝いたトゥの鏡面磨き、そこから流れるようなグラデーションで光り方を調整しながらサイドラインを美しく際立たせ、ヒップに例えられるヒールカップもその丸みを強調するようにグラマラスに光らせるわけです。

 

プロ(林田さん)の磨き。芸術品のような美しさです。

出典:https://brifth-sapporo.com/%e9%9d%b4%e7%a3%a8%e3%81%8dfile%e2%91%a1-alden

 

単純にワックスでちょちょいとトゥを光らせるぐらいなら、ちょっと靴磨きを練習したら結構簡単にできちゃったりするんですけど、靴を一つの造形物として捉えたときの全体を踏まえた美しい光り方を調整する技術というかバランス感というか、そういうものはちょっとやそっとじゃ身につきませんねーやっぱり。そこがプロやスーパーアマと、首藤のような素人の違いだと思います。

 

あと何がすごいってそれを驚くほど短時間で施しちゃうことですね。そういう技術ってもう神業としか思えません。

そして職人ごとに磨き方や光らせ方に美学があるので、それぞれやっぱり仕上がりが異なるんですよね。首藤はパッと見て誰が磨いたかとかは全然わからないですけど、インスタ等でアップされている靴を見ると、言葉にできないですがなんとなーくなその人らしさを感じることがあります。そういうところも面白いです。

 

靴磨き選手権って?

出典:https://www.mitsukoshi.mistore.jp/ginza/shops/men/mens/shopnews_list/shopnews032.html

 

前置きが長くなりましたが、そんな芸術とも呼べる靴磨きテクニックを持ったシューシャイナーたちが集結し、その腕を競い合うのが靴磨き選手権です。

 

総勢32名の腕利きの猛者たちが、制限のある短い時間の中でどれだけ靴を美しく輝かせられるかを争うわけです。自分の確立した磨きを武器に、熱きバトルが繰り広げられるわけですねー!

すべての靴磨き好きが待ち望む年に一度の祭典です。そりゃテンションも上がるってもんですよ。

 

この靴磨き選手権、銀座三越主催で今回が三回目の開催となります。

ちなみに第一回の優勝者はTWTGの石見 豪さん。第二回の優勝者は同じくTWTGの寺島 直希さん。TWTG強すぎ問題。まじ容赦ない。

 

そして迎える今回は第三回の大会となります。

 出そろった32名の猛者たちはこちらからご確認いただけます。

 

なんというか、改めてみると錚々たるメンツですよね。まさに靴磨き戦国時代。群雄割拠です。

SNS上でよくお名前をお見かけする職人さんたちが勢揃いですよ。バッチバチのバトルになりそうですね。

 

そしてお会いしたことはないですが、SNSでフォローさせていただいているアマチュアの方も出場されるということで、そちらも非常に楽しみです。単純ですけどいっつも靴綺麗だなーと思ってみていたので。笑

靴磨きを生業としているプロの経験値と拘りの剛腕のぶつかり合いも見てみたいですが、規格外に飛び抜けたスーパーアマチュアのジャイアントキリングも見てみたい気持ちがあります…。笑

 

さらに見てみたいシリーズで言えば、TWTGの寺島 直希さんの容赦のない二連覇というのもどこかで見てみたい気持ちがあったりしますね。笑

確かSNSの指名企画みたいな感じのイベントで出場を決意されたんだったような記憶があるのですけど、どうでしたかね?勝手に過去のチャンピオンは出ないものと思っていたので、これはこれですごい楽しみです。絶対強者がいるバトルというのは、いつの時代も盛り上がりますからねぇ。あのベビーフェイスで圧倒的な実力を見せつけるとかかっこよすぎませんか。漫画の世界ですよそうなっちゃうと。

 

この甘いマスクと素敵な笑顔のまま、容赦なく全てを薙ぎ倒してほしい。笑

出典:THE WAY THINGS GO BLOG — 靴磨き選手権2019を終えて。

 

タイトル通り首藤は林田さんを応援しているんですが、どこかで見てみたい思いがある気持ちも隠せないので、嘘偽りなく書いておきます。

どんな結果になろうとも絶対に白熱バトルになること必至なこのメンツ、見る側としては非常に楽しみですねー!

 

靴磨き選手権の日程や詳細!

靴磨き選手権大会 2020の日程や要項なんかをまとめてみました。

 

●日程

予選 2月15日(土)午後1時スタート

本選 2月16日(日)午後1時スタート

※2/15の予選は銀座三越公式インスタグラム @ginza_mitsukoshi のインスタライブにて放送

※2/16の本選はニコニコ生放送にて生中継

 

●会場

銀座三越9階 テラス テラスコート

 

●参加者

予選 32名/本選16名(予選通過者のみ)

 

●競技種目

主催者が用意するドレスシューズを制限時間内で磨く

 

●競技方法

予選 ・本選・決勝戦の3回戦により、優勝者を決定

 

●審査について

課題靴を1組20分(本選)で磨き、輝きの強さやバランス、所作の美しさなどをもとに審査

紳士靴に精通する8名の審査員が技術と芸術の観点から優勝者を決定 

 

2/15が予選で2/16が本選です。現時点で正式な記載はありませんが、決勝戦は本選の後に行われるんでしょうかね。去年みたいに4人が選ばれて決勝でバトルするんでしょうか。

そして「課題靴を1組20分(本選)」とありますが予選と決勝はどうするんでしょうね。なんかちょいちょい細かいところ気になります。笑

まだオープンになってない情報がもあるでしょうから、そういった部分も予想する楽しみがあるのかもしれません。

 

今年も会場は大盛り上がりになるのでしょうねきっと。行かれる方本当に羨ましいです。全力で楽しんでください。SNSでの皆様のレポ、遠く離れた北の大地で楽しみにお待ちしておりますよ…笑

 

とりあえず2/15日と2/16のお昼は予定を開けとかなきゃいけませんね。嫁になんて言おうかな。無理かな。どうかな。絶対見たいんだけどな。

 

THE LOUNGE by Brift H 林田 直樹氏に注目!

ファンとして首藤全力応援!

今回この32名の猛者の中に、首藤が個人的に応援している林田 直樹氏がいらっしゃいます!

 

林田さんは、靴磨き世界チャンピオン長谷川裕也氏率いるBrift H の全国初の姉妹店であるTHE LOUNGE by Brift H の代表です。試される大地北海道札幌市に店舗を構えています。

 

靴磨きはもちろんのこと、定期的なワークショップやRENDOのオーダー会、またアヤメソックスのポップアップなどのイベントも行われていて、北海道を足元から輝かせようと精力的に活動している、首藤が尊敬する靴磨き職人の一人です。

 

正直一年の半分近くが雪に閉ざされるこの北海道で、靴磨き専門店を営むのは並大抵のことじゃないと思います。

一般的にドレスシューズの選択範囲がとても狭いとこの環境で、それでも様々な高級靴の依頼が絶えないのは、ひとえに林田さんの磨きの腕と人柄の賜物でしょう。首藤もスペシャルな靴はやっぱり林田さんに磨いてもらいたいなと思いますもん。

  

そんな誰よりも厳しい環境で貪欲に靴を磨き続ける林田さんが、やばい磨きを見せないわけがないんですよ。

 

出典:https://www.mitsukoshi.mistore.jp/ginza/shops/men/mens/shopnews_list/shopnews032.html

 

写真右側が林田さんです。エントリー画像もたまんなくないですかこれ。笑

ブハァァッって笑ってる時の顔ですよねこれ。林田さんの人柄が表れててすごいいい写真だと思います。自然体を超えた敢えてのチョイス、好きです。ナイスチョイス。ちなみにこれは自分で選んだんですかね?

 

今回北海道からの唯一の選出ということで、いち道民の靴磨きファンとして非常にわくわくしておるわけですよ。

 

首藤の靴磨きはネットの知識を貪った何となく系我流だったんですけれども、ワークショップに参加して初めてちゃんと習ったのが林田さんだったんですよね。 

このワークショップで靴磨きを習ってからずっと、首藤の靴磨きは林田流がベースになっています。

 

そんな靴磨きを習った人が、靴磨き日本チャンピオンを決める大会に出るというのは、やっぱり嬉しいですしどうしても応援したくなってしまいます。

 

首藤は北海道を背負って戦う林田さんを応援しております!

 

ちなみに林田さんの靴磨き選手権大会にかける熱い思いは、こちらのブログから読むことができますよ!

 

林田さんの磨きについて!

このブログをご覧になっている方ならすでに何度も何度も登場しているのでご存知かと思うんですけれども、林田シャイニング(勝手に呼んでる)によって首藤の靴たちもバッチバチに光らせてもらいました。 

 

林田さんの手にかかれば、オールデンのLWBがプレメンテでこうなり、

 

トゥにキズを負った中古のハインリッヒディンケラッカー RIOがこうなります。

 

勝手に思っている林田さんの磨きの印象は、履き手のことをとことん考えてくれる磨きだなということ。インスタの磨き写真を見ていていつも思うんですが、光らせ方が全部違う気がするんですよね。(全部同じ光り方を意識してやってたらすいません林田さん。笑)

 

たぶんですけど、履き手のファッションや印象、さりげなく聞き出した好みによって、その靴の光らせ方を完全にコントロールしているんだと思います。

首藤は他の職人の方に磨いていただいたことがないので、比較も出来ないですし、あくまで自分が感じた印象でしかお話はできないのですが、カスタマーファーストな磨きというものをとても強く感じました。

 

靴を磨くことでお客さんが笑顔になるのが何より嬉しいって、お話をするたびにいつも仰ってる気がするんですけど、これまじでスゲエなって思います。そういう思いがたぶん磨きに出てるんでしょうね。思いやり磨き。

 

首藤は自分の好きな靴ありきの磨きなんですよ。自分の大好きな靴が綺麗になったり輝いているのが好きなのであって、ぶっちゃけ靴磨き自体はそんなに好きじゃないんですよね。笑 自分の履かない靴は磨きたくないですし。自分がそういう考えなので、これを聞くたびに職人てのはすげえなって思うわけです。

 

そして技術的な感想で言うと、ただピッカピカになったーというわけではなく、バランス感覚がハンパじゃないです。

プロ特有の技術だと思うんですが、トゥからサイドラインにかけてのつながりや、一周グルっと見回したときの光りのグラデーションは見事の一言に尽きます。絶対自分じゃこんなの出せません。

 

首藤の林田さんの磨きのイメージは、エレガンスやゴージャスなどではなくて、力強くて優しい安心できる輝きです。靴が綺麗に光ってるー!みたいな感じじゃなくて、一見溶け込んでいるけど、目を凝らすと俺の足元で確かに輝いてるZE…!みたいなどっしり感というか。

しっかり光ってるんですけど、履いてて靴だけが浮かないんですよねー。ほんと不思議です。

 

語彙力不足でありきたりな感想しか書けないのがもどかしいんですけれども、本当に素晴らしい磨きをされる方なんですよ!郵送で預け磨きなんかも受けられているので、是非とも体感してみてください!

 

まとめ

全然まとまってない気がしますけどこの熱量伝わりましたでしょうか。笑

抜き出すとこんな感じです!

  • 靴磨き好きの祭典、靴磨き選手権大会 2020が開催される!
  • 今年の靴磨き日本一が決まる!
  • 2/15が予選で、2/16が本選
  • 予選はインスタライブ、本選はニコ生で生中継される!
  • 北海道代表、THE LOUNGE by Brift H 林田 直樹氏に大注目!
  • 林田さんの磨きは最高!首藤全力応援!

 

皆さんも推しの選手がいらっしゃることでしょう。

それぞれ好きなシューシャイナーの方を応援して、年に一度の靴磨き選手権を楽しみましょうね!

 

一般審査や投票などのシステムはないので、直接関わることはできませんけれども、気持ちだけはしっかり応援したいと思いますよー!

首藤は林田さんの優勝を信じておりますので、今から祝賀会が楽しみです。


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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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