新年早々画像の適当さよ…
靴バカの皆様あけましておめでとうございます。
新年あけて二週間も過ぎてからどの面下げてやってきたのかと思ってしまいますけども、今年もゆるりとやってきましたよ。
昨年度は大変お世話になりました。というかもうこれを読んでいるという時点でもうお世話になってますので、今年も1月からお世話になりっぱなしスタイルで行きたいと思います。今年もお世話してくださいよろしくお願いします。
首藤革靴出張所は相も変わらず皆様のお力で成り立っていますよ。
皆様の広告クリックや商品紹介ページから飛んでお買い物していただいているそのアレで成り立っていますからね。とはいえ新年早々いやらしい話はやめにしましょうね。この辺でね。
2021年も革靴が欲しい!
昨年もたーくさん靴を買いましたが、それ以上に手放した靴も非常に多かった年でした。後半のラッシュがすごかったですね。ご購入いただいた皆様ありがとうございました。
去年の振り返りはまあ別の記事でやるとして、今回はせっかくの新年一発目のブログなので、革靴ブログらしく【2021年の欲しい革靴】を挙げていこうと思いますよー!
敬虔な靴バカ教の皆様であればすでにお読みでしょうが、こういう感じで我らがブラザーズもやられていたので、この流れで首藤も丸乗りでまとめてみようと思いますよ!(下記のブログまだ読んでない方はこちらからどうぞ)
①Heinrich Dinkelackerの持ってないラスト!
まずはやっぱり首藤と言えばディンケでしょう!
ディンケ欲しいですディンケディンケ。どんな状況になってもディンケは欲しい。 ディンケ買わない年なんてありえない!最悪必ず一年に一足は欲しい!50歳になったら50足欲しい!!
そんな感じで言ってますけども、まあ正直メインラストって言うんでしょうか、アイコンであるBUDAとRIOに関してはもう大丈夫かなと。
それぞれ一足ずつ手放してしまってるぐらいですし、紹介していないだけで春のデビューを待ってる靴もありますしね。
ということで今欲しいのは持っていないラストです。
首藤はできるだけディンケを制覇したいと思っているので、持っていないラストが欲しいです。
ちなみに制覇したいとはいえ、好みではないラストや合わなそうなラストはたぶんよっぽどのことがないと手出さない予定です。
今のところ気分ではないのは下記ラスト。
・Paris
・Janosh
・Milano(モデルによっては欲しいかも…)
そして今気分的に欲しいのは、やはりLondonでしょうかねー!
個人的には一番ドシンプルなブラックコードバンのキャップトゥダービーか、去年のモデルの変則プレーントゥダービーなんかがいいかなーと思ってます。
ブラックコードバンのキャップトゥダービーです。まさにベーシック。ロンドンの代表モデルですね。
出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-aidas/8022-4360/
ブラックボックスカーフのサドルプレーントゥです。ちょっと変則的なモデルですがぽってりしていてかわいいですよね。
出典:https://www.heinrich-dinkelacker.com/london-plain-bc-2.html
あとはロングヴァンプのWienでしょうかね。
ディンケのローファーってロングヴァンプとショートヴァンプがあるんですけど、サイズ感やフィット感が実は結構違うんですよね。この辺りはまた別の記事で解説しますけども、個人的にはロングヴァンプのビタっと感が好きなので、ロングが欲しいです。
シンプルなレザーソールのタイプがいいかなー。現行だとトスカーナカーフのやつとかちょっと欲しいです。
あとは廃盤ラストの状態のいいやつが出てきたら即刻レスキューしていきたいですね。この辺りはあまり期待していないのと、長いスパンでゆっくりと見ていこうかと思っているので、今年欲しい!という感じではないのですが。
せっかくなので書いておきますと、まずは今や幻となったディンケの上級ラインと言われるマイスターシュトックのAscotですねー!これはいつか絶対欲しいです。できれば新品。
デザインは色々あったんですが、ウェルトのちょい上あたりのアッパーを直接ぐるりと一周縫ってるのが共通したディテールなんですが、これが縫える職人さんがいなくなっちゃったので廃盤になったみたいですね。
懐古主義ではありませんが、ディンケファンとしてはいつか手に入れてみたいものです。
あとはGenf、GyorあたりなんかがGETできたら非常にテンション上がりますねぇ。
サイズさえ合えば、インスタで展開されているハインリッヒディンケラッカーユニークが廃盤ホイホイなんですけれども、さすがにUKサイズで1.5ほど違うと頑張れそうにもありません…。廃盤ラストどころか聞いたことないラストバンバン出してきますしねあれ。恐ろしいです。
とまあそんな感じで、今年も変わらずディンケは狙っていきたいなと思っていますよ!
個人的な予想としては、絶対ここで宣言してないやつとか安くなって買ったりしてると思います。笑 ルツェルンのスエードあたりとか。ありそう。
②Saint Crispin’sでMTOがしたい!
某もでぃなんとかさんと一緒ですでにサンクリスピンの履き心地の虜になっちゃっている首藤ですが、ここまで最高だとやはり自分好みの至高のデザインでオーダーしたくなってしまうというもの…。
しかもサンクリスピンの本国サイトでのMTOオーダーは、まさかの既製品とあまり変わらない値段というアホみたいな奇跡のようなシステムなので、これはやらない手はないでしょうという感じです。
それでいてメールで相談&指定すればかなり作り込めるそうなので、もうやりたくてしょうがありません。とは言っても最低でも16~17万ぐらいはかかってくるので、そう簡単にはいかないんですけどね。安い!けど高いですから。笑
首藤が今のところ作りたいなーと思っているのは、下記2仕様です。
・ローファー:MOD.539ベース、クラシックラスト、ロシアンカーフ
・ダブルモンク:MOD.630ベース、チゼルラスト、スキンステッチU、ハーフノルベ
ざっくりこんな感じです。文字だけ並べるとなんのこっちゃと思いますが、ご興味あれば本国サイト見てみてください。首藤の言わんとしていることがなんとなくわかると同時に、「うわぁ、コイツ好きそ~~」と思う事請け合いです。
ちなみにローファーは、こちらのカタオカケンさんのこのローファーに憧れて、同じ仕様で作りたいなーと思ったことがきっかけだったりします。
北海道は夏が短いのでローファーとかいらんだろと思っていた首藤が、初めてガチでローファー欲しいなと思わせてくれたやつです。
ローファーのラストでこんなにダイナミックで美しくてかっこいいものがあるんだ…!とサンクリスピンに興味を持つきっかけをくれた靴でもあります。やっぱり今見てもかっこいい。
③VASSでMTOがしたい!
我らのラズロ・ヴァーシュ氏
せっかくだから東欧3連発ということで。笑
VASSもいまやすべて手放してしまい新たなオーナーの元に旅立ってしまったので、首藤の手元には一足もありません。
しかしながら野望を諦めたわけではありません。
最高のサイズ感で、最高のラストで、最高に大好きなデザインでMTOがしたいという野望を…!
手放しはしましたがVASS自体は大好きなメーカーなので、絶対に欲しいわけです。特にFとUは必須。
色々な経験を経て39.5がマイサイズらしいということがわかりましたので、まずはFラストでMTOしたいなーと思ってる次第です。
あの爆裂セール中の既製靴ももちろん惹かれたんですが、精鋭中の精鋭を研ぎ澄ましている段階で増やしてしまっては絶対に将来的に手放すからとグッと我慢しました。(現に一足買って手放してますし…笑)
そしてなんかよくわからない首藤の貧乏人根性で、あの爆裂セール中にちょっと高いMTOを頼むことは憚られたんですよね。笑 なんか損しているような気がして。笑
決して損はしていないんですけどね。なんかバブルみたいな状態で毎週毎週安くなって熱に浮かされている気がしたので、少し落ち着いてから頼もうと思ってました。
セールの方もようやくひと段落着いたようなので、今年どこかのタイミングでMTO出来たらいいなぁとは思っています。(欲を言えばMTOキャンペーンとかやってくれたら嬉しいなという気持ちも無きにしも非ず)
デザインや仕様はもう割とガッチガチに固まっているので、あとはちゃん伝えられるか、コミュニケーションとれるか、職人がうっかりミスしないかにかかってくると思います。特に職人。絶対やらかす気がする。
④RENDOの受注会でまたオーダーしたいというかする
今年もまず間違いなくやってくるであろう、The Lounge by Brift HでのRENDOのオーダー会。今年も参加したいと思っていますよ。
RENDOと言えば去年の夢叶えちゃうぞスペシャルで、ウルトラてんこ盛りモデルのForus(フォーラス)を作ったのも記憶に新しいところ。
今年は何を作ろうかなぁ。
去年のフォーラスは北海道の冬では全く実用性のない、バーボンコードバンブーツ(レザーソール)というただのロマンシューズを作ってしまったので、次は実用性重視の靴を作りたいなーなんて薄っすら考えてます。
実用性重視で且つ今のラインナップと被らないとするならば、サイドエラ(or レイジーマン)か、サイドゴアブーツあたりでしょうかね。
これとか超かっこよかったなぁ…。
はたまた、北海道のRENDOフレンズが作った下記のコンビサイドゴアなんかも、めちゃくちゃロマンと実用性が詰まってて最高ですし。
色々迷っちゃいますけど、おそらく今回のオーダー会もいってしまうことでしょう。何かの分割払いに追われて瀕死でなければ。
RENDOは現時点の北海道で、自由度が高くてしっかりコミュニケーションが取れる一番のMTOメーカーだと思っているので、色々妄想が捗ります。
⑤Manufacturersのローファーが欲しい
去年の12月に満を持してデビューされたManufacturers(マニュファクチャーズ)というブランドのローファーが欲しいんです。
Manufacturers(マニュファクチャーズ)はユニオンインペリアルなどを製造されている世界長ユニオンの新ブランドで、世界長ユニオンで働く職人さんが主導となって企画・ディレクションをされている中々珍しいブランドです。
去年インスタやTwitterなんかでもちょいちょい話題になっていて、首藤もそこから気になってずっとインスタをフォローしており、ブランドデビューを今か今かと待っておりました。
インスタの方で製造途中の靴や、新しいデザインがアップされたり、コンスタントに情報が発信されていて、しかもそれらのすべてが高レベルでかっこいいんですよね。
もう靴の見た感じからしてラストも良さそうですし、これ絶対履き心地気持ちいいやん…てなるのばっかりで、もうワックワクしながら見てました。
画像もものすごく綺麗で、非常に雰囲気のある写真を撮られるので、ブランドイメージ的にも非常に好印象です。
Manufacturers(マニュファクチャーズ)のインスタはこちら
そんな感じでインスタを追っていましたが、去年12月のブランドリリースの際にまさかの馴染み深いRENDOと合同受注会をされるということで、それを機に革靴ジャーナリストのくすみさんがブログで詳しくブランド紹介をされておりました。
Manufacturers(マニュファクチャーズ)さんについては是非是非こちらのブログを見てみてください。非常に魅力的なブランドなのがおわかりいただけると思います。
モデルぜーーんぶいいんですけど、中でも首藤の心をガッチリ掴んできたのが、このフルサドルコインローファーなわけです。
こちらは上記のくすみさんのブログでもご紹介されておりますが、もうまじで美しさとエレガンスさとかっこよさの共存レベルが最高峰です。
特にこのモカ縫い。このスキンステッチのかっこよさと存在感よ…。
ダイナミックかつモカの広さやバランスなんかも含めてすべて首藤にドンピシャです。
一目見て完全に心奪われてしまいました。
この力強さとエレガンスさのバランス感覚は、先のサンクリスピンのローファーにも通ずるものがあると思うんですが、首藤はこういうタイプのローファーが好きみたいです。笑
コインローファーなんてそんな何足も持ってどうすんのという感じもしなくもないですが、あっちはシボ革でブラウン系にするし、こっちはフルストラップでデザインも違うし黒だし全然違うし住み分け出来てるしみたいな感じで自分に言い訳しながら両方買いたいと思っています。
まあManufacturers(マニュファクチャーズ)さん自体がまだ去年の12月にリリースで初めての受注会をしたばっかりなので、今年GETできるかは未定なんですけどもね。
オンラインサイトなんかで既製靴を販売されていくのか、どこかのショップに展開されるのか、受注会メインでやっていくのか、まだまだ分かりませんが、出来れば遠方に住む民にも購入できるような感じだと嬉しいなぁと思います。来年でもいい。最悪再来年でもいいかもしれない。欲しい。首藤は北の大地で待っています。
まとめ
まだいくつか欲しい靴はあるんですが、東京じゃないとオーダーできないところだしもう書くのもちょっと疲れてきたのでこの辺でフィニッシュにしたいと思います。もっとさらっと書くつもりだったのに!
2021年も革靴をGETしていきたいですね。例え外に出られなくても…!
ちなみに今年はファッションアイテム的なアレの紹介にも少し手を伸ばしていきたいなと思っておりますよ。革靴からスタートして靴下に波及して、さらにパンツもいいの揃えたくなってきて色々買っちゃってるので、紹介したいモノはたくさんあるのです。
そんなこんなで今年も物欲に塗れていきたいと思いますので、皆さま今年も首藤革靴出張所をどうぞよろしくお願い致します!
今年こそ画像問題解決してくれよな!はてなブログ!!