俺たちのレイマーがやってくれよった…!!俺たちのとか言って首藤はもってないんですけどねレイマー。それでもいつか欲しくてずっとチェックしておりました。
新リリースがまさかの首藤得すぎるモデルだったので、勢い余って記事にさせていただきたく存じます。
北国の雪道ヤベェ問題
先日お送りしたこちらの記事ですが、地元民や雪国出身の皆様から多くのコメントをいただきました。マジわかる超わかる的な感じで。
ほんとはもっと段階がありますからね。これはまだ初冬バージョンの序の口なので、ここから冬が深まるに連れそのエグさは増していきますから、これに関してまた改めて記事にさせていただきますよ。圧雪アイスバーンとか膝上積雪とかね。
まあそれぐらい、ほんとに北国の雪道はやばいんですよ。これは北海道に限った話ではないので雪国全般が感じている恐ろしさだと思います。
このようにスケートリンクレベルで路面が凍結してしまったら、正直もう何を履いても無駄なんですよね。
ダイナイトとリッジウェイどっちが滑らないでしょうか!?じゃないんですよ。両方滑るんですよ。だって氷ですもん。革靴に標準装備されるラバーソールでは太刀打ち出来ないできないんですよね通常は。
ARCTIC GRIP?
首藤は上記の北国路面の過去記事でこんなことを書いてました。
このレベルになると、通常装備の革靴であればラバーソールだろうがなんだろうが関係なく滑ります。どんな対策してもたぶん滑ります。(ビブラムのARCTIC GRIPとかだったらわかりませんけど、首藤が好きなブランドの靴では通常装備になってるの見かけません。)
そうです。通常は何やっても無駄なんですよ。
ただ例外として、ビブラムのARCTIC GRIPだったら滑らない可能性があると首藤は思っていたわけです。
突然のARCTIC GRIPの登場でなんぞそれ?という話なんですが、これはビブラム社が新たに開発した凍結路面用の超絶グリップソールです。
ソールパターンはいくつかあるんですが、この青い粒みたいなものがARCTIC GRIPの特徴です。
シロクマの肉球をモデルにしたとのことで、乾いた凍結路面はおろか史上最悪兵器とも呼ばれる濡れた氷の上でも摩擦力を発揮し、超滑らないということでかなり話題になったソールでもあります。
もう動画を見ていただければわかるんですが、まじですごいんですよこれ。ほんと全然滑ってないんです。完全に雪国の救世主なので、いつか試してみたいなーと思ってはいるんですけれども。
しかしながらARCTIC GRIPは中々紳士靴に通常装備として搭載されないんですよね。
理由はリリースされてから間もないことと、ソールデザインがカジュアル過ぎて紳士靴にマッチさせるのは難しいからかと思われます。ダイナイトやリッジウェイは歴史がありますからねぇ…。
正直実装されて広まっていくのはまだまだ先かなぁなんて思ってたんですが、やってくれましたよ!!
やってくれましたよ!レイマーが!!
RAYMAR Snow Seriesが登場!!
ということで長々と引っ張ってしまいましたが、これがめっちゃ欲しいという話です。
まさかのARCTIC GRIPを搭載した冬用紳士靴の新シリーズ、Snow Seriesからリリースされる【Tulala】です!!
●スペック
製法:グッドイヤーウェルト製法
甲革:牛革 Annonay社 Vocalou
本底:ゴム底 Vibram社製
裏革:牛革
価格:24,000円(税込・送料込)前後予定
これはアカン…(白目)
完全に欲しい…。めちゃくちゃやばくないですかこれ?超素晴らしいんですけど。
アッパーはいつも通りグッドなレイマーですよね。シルエットもいいですし、普通にめちゃくちゃ履きたいレベルの作りです。相変わらずクオリティが高い。
デザインはアデレードタイプの内羽根クオーターブローグ。首藤はオフの服しか着ないですが普通に合わせられそうですよ。しっかり紳士靴なんですが、ドレッシーになり過ぎずでバランスが絶妙です。
横から見ると、おや?ラバーソールかな?と思いますがひっくり返してみたらまさかのARCTIC GRIPですよ。下手したら長靴の底に見えてしまいそうなこのソールをよくぞここまでドレッシーに落とし込んだなと。
読み方もツララなんですね。冬にちなんだ感じのかわいい名前です。
正直最初スペル見たとき敢えてこれにしてんのかなと思ったんですが、違うんですね。
ツララだったら通常スペルTsuraraって書くことが多いと思うので、これは絶対敢えてだろと思ってトゥララって読むんだと思ってたら、スクロールしてったら普通に読み方ツララって書いてありましたね。首藤こういうところありますからね。
正直価格設定も相変わらずイカれてるんですよね。
もう死ぬほど凍結してヤバすぎる日に履ける最強に滑らない短靴欲しいなぁと思ってたんですけどもうこれでいいじゃない。というかこれしかないじゃない。完璧すぎるよ。
個人的には、過去にあったドーバータイプのスキンステッチUチップのムラ染めブラウン的なモデルがあったらさらに即買いレベルです。
まとめ
ということで、レイマーがついにやってくれたなというお話でした。
いやーほんとタイムリー過ぎてやばいです。さすがレイマーや…。
ARCTIC GRIPについては首藤もやばそうめっちゃほしい…ぐらいの知識しかないので、出来ればゲットしてその効力を試してみたいものです。
レイマーについて説明もなく突然話題を出してしまいましたが、ここに来られる皆様ならすでにご存じのことと思います。
万が一ご存じなければ公式サイトから詳細をご覧ください。色んな意味でめちゃくちゃ魅力的なブランドですよ。
レイマーに関してはまだ一足持ってないのでレビューとかはできないんですけども、またどこかで取り上げたいと思います!
今年の冬は、首藤もついに争奪戦に参戦するかもしれません…!