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【所感】NEW or USED?中古革靴の購入について考える!メリットやデメリット踏まえたうえで自身のポリシーに則って賢く購入しようの巻!

 

 

みなさん中古の革靴、買ってますか?

 

首藤はちょっと前にこれ 買いました。

 

服でも靴でもそうですけど、新品中古どっちを買うべき論争というのは尽きないものですよね。(本当にあるのかは不明)

 

でも首藤は、上記の中古品の購入に関しては、エクストリーム大満足です。 

要は自分のポリシーに沿った買い物が出来たか、というのがポイントになると思うんですよ。

  

  

目次

首藤の中古所感

という感じでもっともらしいこと言ってますけど、首藤は基本新品で買いたい派なんですよね。笑

 

実はこのRIOのフルブローグを買うちょっと前ぐらいから、正直もう中古を買うのはよそうと思い始めていて、新品購入だけに狙いを定めるべし!と心に決めていたわけですよ。

 

理由は、中古は結局なんだかんだ手放すことになったから

 

首藤の革靴軍団は、去年から比べるとほぼ9割方入れ替わっています。今手元にある靴のほとんどが、今年に入ってから新品で購入したものですね。

 

今まではなんというか、色んな革靴に出会う期というか、多少コンディションが悪かったり結構年季が入ってたりしても、フリマサイトなんかで安ければガンガン買ってたんですよ。

 

自分には経験もないしお金もない、好きなブランドも特に決まっていない。 

それなら、有名なブランドやかっこいいと思ったやつを、どんどん中古で安く買って体験していった方がいいと思ってたんですよね。経験値稼ぐ的な。

 

結局履き始めて1か月もしたら、新品で買おうが中古で買おうが同じようにシワも入るしソールも減るだろ、と考えてました。ちょっと履いたら一緒なんだから、中古で全然よくね?って感じで。

 

まあ結果は上述の通りなんですけどね。

 

そうやって自分なりに納得して中古を集めていっても、結局手元に残らなかったのは、なんというか、思い入れが足りなかったからなような気がするんですよね。

 

首藤にはどうしても、新品ほど「自分のもの感」みたいなものが湧かなかったんですよねぇ…。所有欲というか満足感というか。

靴自体はめちゃいいものだとしても、結構履き込まれてたりすると、どこかで人が履いたものだしーみたいな感覚があって。

 

元々靴とか鞄とかのレザー用品って、自分が使っていくことで、自分だけの形に馴染んだりエイジングしていくのが醍醐味だったりするじゃないですか。 

特に童貞臭い好みを持つ首藤からしたら、やっぱりそれが非常に重要だったんだなーと思います。(ただの処じょch…)

 

ほんとにちょっとした細かいところが、気になっちゃったりするんですよ。 

中底の指の沈み方の微妙な位置の違いとか。自分の足の形とはちょっと違うシワの入り方とか。これ、俺のシワじゃないんだよなーとか。

 

なんかそういうところが。

贅沢な話なんですけどね。

 

結局足に合わなかったら、どうにかしようとする気も起きずに手放しちゃうわけです。 

何か欲しいものがあった時には、当然中古購入の靴から手放す有力リストに上がったりします。

 

中古もたくさん買って色々試してみた結果、首藤の今の好み的には、多少高くても新品で欲しいものだけを買った方がいい、という結論になったわけです。 

これはたぶん中古をたくさん買って経験したことや、ある程度自分の中でラインナップが充実してきた結果の思考なのかもしれませんね。

  

どんなときに中古を買うのか

普通に中古靴買ってるやんけ!!というツッコミをいただく前に。

 

そんな新品派になった首藤が、どんな時に中古靴を買おうと思うのか、について書いていきます。

 

革靴の購入については、とにかく色んな考え方があって、それぞれポリシーもあるでしょうから、自分の信念に従って好きにするべきやで!っていうのが前提にありますからね。いつもの如く先に言っておきますけどね。

それを踏まえたうえで首藤の考えというか基準を書きたいと思います。

 

首藤はこんな時に中古に手を出します(手を出す予定です)。

 

1.すでに手に入らない(廃版)モデル

※恐らく廃版になったハインリッヒディンケラッカーのジュール

出典:https://ameblo.jp/aidas-crysta39/entry-12182129872.html

 

廃版モデルで欲しいものがあれば、迷わず中古で手を出します。というかもう中古でしか買えないですもんね。 

デッドストックなんかもありますけど、あれは一期一会なので狙っていくものではないでしょう。基本はusedを見据えて行動するべきです。

ウエストンとかそうですよね。ロシアンカーフのゴルフとか、もう現行品はないのでいつか手を出したいです。かなり憧れます。
あとはディンケの過去の廃版ラスト(ジュールとかゲンフとか)が、もし中古で出たら、かなり頑張って買うと思いますよ。

 

2.希少性の高いモデル

※ALDENのウィスキーコードバン

出典:https://shoesaholic-jp.com/?pid=90240692

 

コードバンのレアカラーとかまさにこれですね。
首藤はALDENのラベロのモディファイドパンチドキャップトゥが出てきたら、かなり無理して買っちゃう気がします。あれは良きものです。

あとは周年記念モデルとかでしょうか。これは廃版とイメージ近いですけどね。
ジョンロブのヘイスとか…欲しいです…。

 

ちなみに先日首藤が購入した、RIOのフルブローグはこれに当たる気がしますね。
新品で買えないことはないんですが中々お高いですし、購入できるところは結構限られてきます。

そして中古では、ダークコニャックのカラー自体が市場で中々出てこないうえに、首藤のマイサイズはさらに出てこないので中々希少性が高いモデルと言えます。
この希少性に加え、値段的にも自分が想定していたより1万円以上お安かったことも購入に踏み切れた要因でした。

 

3.コンディションが超良好(新品/試着程度/使用数回程度 等)

購入時のフォトン。確か極美品?だった気が。

 

中古は中古でも、新品のものが売ってることもありますよね。サイズ合わなかったーとかで。
あとはもうほぼ新品レベルのミントコンディションの中古なんかも、購入視野に入ってます。

これは上述した通り、中古であっても自分のものになる過程がまだ残っているからですね。

新品で買ったと同義であるような、そんなレベルなら、あまりそういうのも気になりません。自分の目で判断し、どこまでなら自分のものとして愛せるか、検討したうえで購入します。

ちなみにパラブーツのフォトンはこの理由で買ってます。

 

4.自分のポリシーを上回るぐらい爆安

欲望に負けたわけじゃない…負けたわけじゃないんだ…!!

たまにあるじゃないですか、やばい掘り出し物。結構状態良くない?と思って値段見たら、想定の半額ぐらいだったり。

これは絶対に買わないと損するなーっていうものだったら、買っちゃったりします。
でも正直この時は、手放すときに損はなさそうだな、みたいな計算もあったりするので、割り切って買うときでしょうかね。

 

こんな感じでしょうか。上記基準も結局は兼ね合いなんですけどね。

 

廃版品でも値段が高ければ(自分の想定に見合わなければ)買わないですし、逆にコンディションがちょっと落ちる極美品とかでも、値段が安かったり希少性が高いと判断したら買うかもしれません。

 

そしてさらに念頭には新品購入が基本!という考えがあるので、このどれもがポリシーをクリアしたあと、さらに「もう少し我慢して新品で〇〇買ったほうがいいかな」「この金額出すなら個人輸入で〇〇買えるな」という新品検討と比較されて、さらにフィルターにかけられていくわけです。

 

上述の通り首藤は、出来るだけ新品購入の方がいいという「希望」があるので、この新品購入比較の割合がかなり高くなります。

 

大体は結局新品であれ買った方がいいな、無駄遣いするところだった…という結論で終わるので、中古購入のハードルは自分の中では結構上がっている状態です。

 

それらをも乗り越えた、首藤の中での超需要に達したものだけが、中古購入に見合うということになりますね。

  

結局どうしたらええんや?

以上の首藤の所感を踏まえて、中古購入とはどう向き合っていくべきなのか、という超個人的なおすすめをお話しします。

 

人によって全然違いますから、参考にならない方もいると思うので、その時はぬるっとスルーしてくださいね。

  

①欲しい靴をリスト化して欲望レベルと優先度を整理しよう!

最初に靴棚の把握かとも思いましたけど、首藤ならまずこっちからやります。

 

どーーーしても欲しい靴とか、今後絶対手に入れてやる、みたいなメーカーあるじゃないですか。

 

首藤ならディンケのBUDAのダークコニャック、EGのバークレー、ユタカーフのドーバー、ロシアンカーフのゴルフ、名もなきビジネスシューズ…、などなどいつか絶対手に入れたいものがたくさんあるわけですよ。

 

とりあえずそれらを一気にあるだけ挙げて、優先度と希少性をランク付けしていきます。

 

これは金さえ出せばいつでも買える、これは廃版だから中々、これは入荷待ちだからタイミング重視、とか色々あると思うので、そういうのも書いていきます。

 

それらを整理して、自分の欲しい靴が新品でそのまま好きな時に買えるのか、タイミングが合わないと買えないものなのか、中古市場じゃないと手に入らないのか、などを把握していきます。

 

そうすることで、自分の今後の靴購入の方向性が見えてきますよね。

 まずは靴の好みや欲しいものから、新品/中古の方向性を大別していきます。

 

その結果中古がメインだ…!となった場合は、ガッツリ中古を狙っていくので問題ないと思います。 

 

②自分の靴棚の状況を把握しよう!

次に靴棚を改めて見てみましょう。自分の持靴の現状が大事ですよ。

 

もう10足ぐらい靴があって、そんなに無理して集めなくてもローテが完成しているような場合。それなら無理して中古を狙っていく必要もないのでは?と思います。

 

メインの狙いを新品の靴(首藤はほぼ個人輸入)に定め、上記①で挙げた欲しい靴の中で、自分のポリシーに沿ったものがあれば、中古を買う、というようなスタンスでいい気がします。

 

逆に現在の靴棚が1~5足以内の方。且つ今後もっともっと革靴が欲しい!!という方は、中古市場にメインの狙いを定めてもいい気がしますよ。 

割り切ってしまえば、自転車操業的なやり方もありっちゃありではないでしょうか。

 

例えば数か月かけて安めの中古で、いい感じの靴を5足ぐらい揃えるとして。

 

経験値の獲得も踏まえ色んな靴を体験しながら、足に合うかどうかなんてのを検証しつつ、新品で欲しい靴が出てきたら、そのうちの数足を手放して軍資金にして購入する、みたいな。

 

革靴はしっかり手入れして大事に履けば、そこまで価値の落ちるものではありませんから、購入時と近い価格で売れる可能性もあります。 

そうなれば、少しの持ち出しで、その革靴を数か月間体験し楽しめたことになりますよね。

 

継続体験型資産(?)として、うまく中古靴を購入していけば、色んな革靴を体験しつつ、今後の欲しいものリストにある高価な靴への備えにもなるわけです。

 

そんなの邪道だー!革靴は買ったら最後まで愛してあげないといけないんだー!という考えの方も当然いると思いますので、そういう方は是非その思いを貫いていただきたいです。

そういった方の考えはとても素晴らしいものだと思いますし、尊敬します。出来ればそうありたいものですけども…。

 

如何せん、欲しいものや履いてみたいものが、多すぎるんですよね。笑

また自分のかけられるお金も有限ですし、その中での買い方というのは個人の自由だと思っています。

 

なので首藤は、ある程度手放すことを前提に、中古靴の売買をしていくことは一つの方法だと思ってます。それによって一生を左右するいい出会いがあるかもしれないですしね。

 

あ、当然法外な転売に関しては許すまじ!と思ってますよ。笑

 

③自分なりのポリシーを決めよう!

首藤のポリシーは上述の通りです。

 

新品で本当に欲しいモデルを狙うことを念頭に置きつつ、中古じゃなければ手に入らないものやポリシーを満たしたものについては、中古市場で買ったりします。 

まあそれ以前に、中古市場をチェックして、色んなモデルを見て楽しんでるという趣味は別にありますけども。笑

 

それぞれ自分なりのポリシー(中古靴購入基準)を決めるといいと思いますよ。

 

なんで決めた方がいいのかと言うと、自分への言い訳になるからです。笑 

自分のポリシーを超えてきたということは、それだけで自分にとって価値があったということなんだと思います。 

そういった価値を明確化(見える化)することによって、「新品で買うよりいい買い物をした」「中古で買ってよかったんだ」という風に脳が認識してくれるわけです。

 

手放すことを前提とした継続体験型資産として中古購入するのならこんなこと考えなくていいんですけど、今後長くお付き合いしたい靴なのであれば、こういったマインドセットをしておくと、大切にできるかもしれないですね。

 

 

まとめ

だらだらと長いこと書いてしまいましたけども、首藤の中古革靴の購入について所感でした。 

首藤が中古を購入する場合をまとめるとこんな感じ。

 

  1. ポリシーに則って、自分にとっての損益を新品購入と比較し、クリアしたものだけを購入する
  2. 手放すことを前提に、継続体験型資産として購入する
  3. 中古市場を定期的にチェックし、廃版/レアモデルに狙いを定めて購入する

 

現時点での首藤の考えなので、きっとまたどんどん考えも変わっていくことでしょう。 

その時はまた、今はこんな風に考えてるよー!っていうのをまとめたいと思います。

 

中古って実際どうよ…?って悩んでる方がいましたら、なんとなく参考にしてみてください!

  

首藤的には

  • ある程度ラインナップが充実しているなら、新品メインで超需要の靴を中古で購入
  • ラインナップが心許ないなら、継続体験型資産として中古市場で購入、買い替えをして理想のラインナップに近づけていく

 

という方法をおすすめしますよー!

 

 

ちなみにディンケに限って言うのなら、中古をチェックするのもいいですが、公式サイトから個人輸入でアイコンセールを狙ってくのもアリだと思いますよー。

 

 

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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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