以前ちらっとレザーソールのケアでご紹介した、タピールのシュムッツブラシ。
これってレザーソールで主に使ってたけど、実はラバーソールの方が実用性高いんじゃね?とふと思った次第です。
タピールのシュムッツブラシ!
はいこちらですドン。
1000円ぐらいで買えるソール専用のブラシですね。
シューケアブランドのタピールからリリースされています。
タピールと言えば、レーダーオイルやらレーダーフレーゲが人気ですが、このシュムッツブラシもニッチな商品として密かな人気を集めている気がします。
通常の豚毛や馬毛よりも硬いココヤシ繊維のブラシになっているので、靴底の頑固な汚れにも対応しているってわけなんですが、レザーソールにそこまで硬さいります?って思ったんですよね。
ちょっとレザーソールに使ってて思ったんですけど、なんか繊維が毛羽だってくるというか、これ表面削れ過ぎるんじゃ…?って思ったんですよ。
まあもちろんお前力入れ過ぎなだけやんけって話でもあるんですけど。
そんな感じの流れでラバーソールに使った時の方が実力を発揮している気がしたので、今回ご紹介してみようと思った次第です。
今回ケアするお靴はこちら。
Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒディンケラッカー)のBUDAストレートチップです。ディンケオリジナルの自走砲と同じ素材というラバーソールを備えている一足です。ウヒョーー
改めてシュムッツブラシの形状を見てみよう
通常のアッパーに使うブラシに比べると小さめです。ちょっと特徴的な形。
ブランドのアイコンが印字されていますね。かわいいです。
サイドに持ちやすいようにくぼみがあります。
ブラシの繊維はココヤシ。超硬いですね。タワシの毛足が伸びたようなそのままの感じです。
ちなみにココヤシってこれです。
この突起謎なんですけど、なんでこんな形なんですかね?
持ち手は斜めに切り取られていて、たぶんブラッシング中に当たりにくいようにしてあるんでしょうね。
ラバーソールに使ってみる
ということで早速ラバーソールに使ってみましょう。
靴はディンケのBUDAです。そこまで溝は深くありませんが、結構細かいパターンなので小石やら細かいよくわからんゴミが結構いっぱい挟まってるんですよね。
それをゴシゴシとかき出していきます。
ラバーソールだからダメージを気にせずゴシゴシできる。楽ちん。
シャカシャカやってみました。
いい感じですね。1シャカでめちゃくちゃゴミ取れます。笑
またブラシ自体は硬いですがいい感じにしなるので、溝を掻き出すみたいな、気持ちのいい感触がありますね。
結果
そんな感じで軽くシャカシャカしてみた結果です。
ビフォーアフターでどうぞ!
Before
After
当然のことながら、めちゃくちゃ綺麗になりました。
これならべつにタワシでもええやんけってなるかもしれませんが、タワシは持ちづらいしどっちでやったかわからなくなるし毛足短いしで微妙ですよ。
豚毛ブラシでもいいのかなーとも思いましたけど、ラバーソールに挟まった頑固なゴミとか小石って豚毛ブラシの固さじゃ取れない気がするんですよねぇ。まだ比較してないのであれですけど。
適度な固さで持ちやすくて毛足もいい感じ、まさにソールケアのことをしっかり考えられた商品だと思いました。
なんでシューケア用品全然持ってないのにこれ買ったのか、自分でもよくわかりませんでしたけど今回の検証でかなりよかった気がしてます。笑
まとめ
あんまりちゃんとした紹介になってませんが、シュムッツブラシはラバーソールでこそ本領を発揮するのでは!という感想でした。
とりあえずレザーソールにも使っていきますが、その時は優しめにした方が良さげな気がします。
レザーソールなら普通に豚毛ブラシでもいい気がするので、今度やっすい豚毛ブラシ買って比較でもしてみましょうかね。
シュムッツブラシ自体は、スニーカーにも使えるし、ダイナイトやリッジウェイなんかの溝が深めのラバーソールにめちゃくちゃ効果的なので、超お勧めです!
靴底のゴミ気になってた方、良い商品ですよー!