ショップレポート的には最後になるでしょうか。
PIPELINE LEATHER(パイプラインレザー)?
3日目のレザーソウルに行く前にどうしても行っておきたい店がありました。それがこのパイプラインレザー。革靴好きの中でもハワイと言えばレザーソウル!という風になるかと思いますのであまり聞き慣れない店名かと思いますが、ワイキキにあるれっきとした革靴専門店になります。
狙いはアレンエドモンズ!
中でも首藤の狙いはアレンエドモンズです。期待していたノードストロームラックで見つけられなかったアレンエドモンズ…。やっぱりどこかでちょっと気になっていたんですよね。現物を履いてみたい気持ちもありましたし、爆安でいいのがあればオールデン以外のアメリカ靴も欲しいなーなんていう気持ちもあったり。それにインスタで見るフィフスアベニューがいっつもかっこいいなーと思ってたんですよ。
アレンエドモンズといえば…
シンプルでかっこいいですよねーー!外羽根フルブローグのマクニールとかもかっこいいですが首藤はフルブローグ持ちすぎ問題を抱えているのでこれは除外です。
日本だとやっぱり7万近くはしてしまうので、今の首藤の好み的に7万出すならディンケのアイコンセールにいっちゃうんですよね。笑
なのでハワイのOP(思い出ポイント)もありますし、お得にお安くゲットできるのであればちょっと欲しいなーと思ってしまいました。
アレンエドモンズは日本でもアメリカ靴ではオールデンと並んで人気のあるブランドですよね。本国ではアレンエドモンズの方が知名度があるという話も聞いたことがありますけど、日本ではどちらかと言えばヴィンテージ好きな玄人の方に人気があるのかなーという勝手な印象があります。(Twitter見てると現行ものよりもヴィンテージの方で多く名前を見る気がします。笑)
同じくTwitterでは甲低めでとてもいい靴だよという話を聞いたこともあり、まさに甲が低めな首藤はちょっと気になりマンデーなわけです。
というか楽天でも結構展開あるんですねー!なんか4万ぐらいの爆安なやつもありますけど…笑
全然現在の情報が出てこない問題
パイプラインレザーにアレンエドモンズがあるっていうのはわかってたんですが、ここ正直ググってもあんまりリアルな情報というか今の情報が全然出てこないんですよね…。
店舗のホームページはあるんですけど、それより先にハワイのお得なクーポンとかハワイ観光情報の中の一つとして出てきてしまうので探しにくいです。笑
ハワイに3店舗あるのか…と思ったらロイヤルハワイアンセンターの方はなくなってるっぽいし、キングスヴィレッジというところにもある?と思ってよーく調べるとキングスヴィレッジという施設自体が閉店になってたりとか情報が錯綜しています。笑
結局色々調べた結果、首藤渡航時の2019/12現在はワイキキショッピングプラザ内に1店舗あるということでした。後からホームページを発掘することができてこっち早く見つけたかったな…と白目になったのは秘密です。
店舗情報!
ホームページを見つけましたので、気になる方はこちらからどうぞ。オンラインショップ的なのもあるみたいなのでこちらからも買える?っぽいですね。
Store Location 店舗住所
パイプラインレザー
ワイキキ ショッピング プラザ 1階(ABCストアの向かい側)2250 カラカウア アベニュー、#109 ホノルル、ハワイ 96815 USA
営業時間: 月~日曜日 朝10時から夜10時まで
取り扱いブランドはアレンエドモンズ、ジョンストン&マーフィー、ビルケンシュトック、ホワイツ、レッドウィング、ウエスコ、UGGやミネトンカなどなど結構多岐にわたります。
紳士靴やブーツに関してはUSAものが多い印象がありますね。他にもマーチンなども置いてあるので日本の流行を抑えた品揃えかと思いますよ。
いざ、ショップへ!
やってきましたワイキキショッピングプラザ。
ワイキキにはほかにも有名な規模の大きなショッピングセンターが多数ありますので、敢えてここに来る方は少ないかもしれません。正直店舗内も人が少なかった気がします。
そしてちょっとここ自体が見つけづらい。なんかぬるっとあるので、二回ぐらい戻って「ああ、ここか!」となりました。
さらに言うとその中のパイプラインレザーはもっと見つけづらいです。笑 たぶんハワイで一番迷いました。全然見つけられなかったので、もし行かれる方がいらっしゃいましたら上記住所の「ABCストアの向かい側」というところから探されるといいと思います。無策で行くと見つけられな過ぎて首藤みたいに精神力をゴリゴリ削られます。
プラザ内で捜し歩いてようやく見つけて店舗へ入りました。
店内の状況と接客について
店内は良い感じの狭さというか落ち着く感じのディスプレイでしたね。
それぞれの壁にブランドごとの棚が置いてあって、ここはどこのブランドの靴、ここはどこのブランドの、としっかり分けられているので非常に見やすくなってます。
上記取り扱いのブランドの表記の通り、日本人のツボを押さえたセレクトになっているので、あのあたりが好きな方には非常に楽しめるショップかと思います。特にワークブーツの取り扱いは結構熱かった気がしますね。
入って目の前のテーブルには紳士靴コーナーが。アレンエドモンズが顔なんでしょうかね?一番目の前に置いてありました。聞いて見えると日本人にやっぱり人気だそうですよ。隣にはジョンストン&マーフィーが置いてありました。
アレンエドモンズに関してですが、首藤狙いのフィフスアベニューはありませんでしたが定番のパークアベニューは置いてありましたね。また外羽根のフルブローグやその他モデルが何足が展開されていてバランスの取れた感じだなと思いました。結果的にあまり惹かれるのはなかったのが残念です。
値段的には確かに安かったのですがそこまで期待していたほどではなかったかな?という感じですかね。本国定価の15%オフとか20%オフとかそういう感じでした。一応店内の商品はワークブーツを含め大体そんな感じのディスカウントだったので、第一候補として狙っているブランドやモデルがピンポイントであればお買い得かと思います。
あとは接客に関してですが、これは何と言うんでしょう。えーと、かなり人を選ぶと思います。笑 正直こういうのって店舗の方針や受け手の好みの話なので悪く言うつもりは全くないのですが、好みか好みじゃないかで言うと、残念ながら首藤は好みではありませんでした…笑
語弊があるかもしれませんが、函館の朝市を思い出しました。笑 旅行で行く市場だからあのテンションを心地よく感じるのですが靴選びの際は…という感じ。これで何となく伝わるでしょうか。
当然担当される店員さんにもよるのかと思いますが、首藤を接客してくれた方はカタコトの日本語を繰り出す日系?なのかな?の方だったんですが、何をおいても常に話しかけられます。首藤はどちらかと言えばゆっくり見たい系の引きこもり野郎なので、毎回話しかけられるとちょっと疲れてしまうんですよねぇ…。適度ならありがたいんですが。
靴を手に取る度「ソレハ20%オフ!履イテミル?」「ソッチハ15%オフ!履イテミル?」と聞かれ、さらには視線を別の棚に移す度すかさずブランドの説明と金額を説明していただけて、最後には「履イテミル?」と聞かれます。笑 多分この日「履イテミル?」を30回ぐらい言われました。
ゆっくり自分の時間を持って吟味して履いてみたいコミュ障首藤には合いませんでしたが、ガンガン行こうぜタイプの方には合うかなと思いますよ。
逆に言うと沢山試着させてもらえるのでその辺は気軽でありがたいのかなとも思います。あとちょっと段々面白くなってきたなというのもありましたが。笑
店内を一周グルっと見る間に「履イテミル?」を30回程聞き、最終的に気になっていたアレンエドモンズを手に取った段階でかなり強めの「履イテミル?」が来たので、この際だからと履イテミルことにしました。
アレンエドモンズのパークアベニューを試着!
履いてみることにしたのは定番のパークアベニュー。タイミングがあればゲットしたいなーと思ってた靴でした。マイ試着用靴下を取り出していざ。
おおーーー!確かに甲が低め!
ボールジョイントの位置やホールド感、甲の抑えがめちゃくちゃ秀逸で足に合っています!
足の前半部のホールド感は履いてて非常に気持ちいい!!これは好きかもしれないです!普段はディンケの3ホールや4ホールを履くことが多いので、6ホールまであるのは少し新鮮です。
キャップも小さめで可愛くていい感じですねぇ。最近小さめのキャップがすごく好みです。
ただ少し気になったのが、かかとが浮くこと。
ディンケやVASSみたいにヒールカップの絞りがすんごい靴で慣れているので、それに比べるとちょっとカーブが緩めというか、結構まっすぐストンと落ちている形状っぽいので、前半部のホールドに比べて踵が結構抜ける感じがします。
特に首藤は踵が小さめなので相性が良くないのかもしれません。
ソールにかえりがつけば気にならないのかもしれませんが、ディンケやVASSのホールド感が基準となっている現状、ちょっとこの金額で試してみようとまではいきませんでした。前半部のホールド感がめちゃくちゃよかっただけに残念です…。
そしてこの部分を店員さんに伝えるのも一苦労でした。
英語を交えて必死に「ヒールカップの形状が足に合っていない」「踵が小さくて靴のヒール部が大きい」「踵が抜ける」というのを伝えたのですが、うまく理解してもらえず。レザーソウルでは結構簡単に伝わったのですが、あまりにもうまく伝えられなくてもっと英語勉強しておけばよかったなとちょっと思いました。
店員さんが「OKOK、別のサイズ持っテクル」と言ってワンサイズ大きい靴を持ってきた時にはさすがに伝わらな過ぎて笑いました。笑
木型と足の形の相性が合ってない気がする、ということがどうしても伝わらず再度同じサイズの別の靴を持ってきていただくも、違う違う、そうじゃないんです!!そうじゃ!!と必死で伝える首藤。
個人的に中々カオスな試着でしたが、時間があればあれはあれで面白かったのかもしれません。限られた時間の中で次にレザーソウルワイキキ店への訪問が控えていたのでそれ以上はコミュニケーションを諦めてしまいましたが、あれだけガンガン試着させてもらえるなら、また行きたいなぁとちょっと思ってしまいます。笑
時間が経って振り返ってみて薄れているせいもあるかもしれませんけどね。実際にまた行ったらやっぱりちょっと性格的に合わない…となるかもしれないです。
まとめ
店員さんの接客や知識的な部分を踏まえて語弊を恐れずに言うと、ショップの雰囲気的にはレザーソウルみたいな専門知識を持った高級紳士靴店というよりは、「町の靴屋さん」みたいなイメージでした。
しかしながらラインナップは文句なく高級靴やブーツが並んでいるので、それを高級紳士靴店独特の空気感や緊張感を感じることなく、気軽に見たり履いたり出来るのは非常にいい環境なのかなと思います。
特にアメリカ紳士靴やアメリカンなブーツを考えている方には、非常に相性のいいショップな気がしますよ。
ちょっと面白おかしく書いてますけど、決してショップをディスってるわけではないですからね。あくまで首藤の経験に基づく個人的な感想です。
それを踏まえて合う合わないは個人差があると思いますので、その辺はご自身でご判断いただけますと幸いですよ。
また接客なんて人が変われば全く変わるので、それ自体がショップのイメージと同義というわけでもないですしね。
首藤的には、今振り返ってみるとカカトの抜け感に関しては、ディンケやVASSが異常なだけでそこまで合わなかったわけではないのでは?これが普通なのでは?と思っている自分もいます。笑
なので次回ハワイに行けることがあれば、またチャレンジすると思います。
今度はALDENも買いつつアレンも買える体力(財力)を残しておこうと心に決めた首藤なのでしたぁ。(今日のワンコ風)
その前に楽天で検索して勉強しておきます!(楽天でアレンエドモンズを検索)
楽天トラベルでハワイにも行ける!はず!ポイントたまるなら次はこっちもありやな?と思ってます。