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【ラバーソール】冬仕様カスタムでハインリッヒディンケラッカー・チューリッヒに装着したリファーレおすすめのハーフラバー「たわらちゃん」の実力!メリットとデメリットも!


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ということで過ぎ去りし季節を思うシリーズ第二弾ということでね、始まりましたけれども。

 

そもそも今回のテーマは雪のない地域の方には全く関係もない話なんですが、雪道におけるハーフラバーの性能を独断と偏見で検証しようというコーナーなんですけれども、そうですね。

 

もう春ですね。

 

もう完全に春。本州どころか北海道ですら疑いようのない春。雪のゆの字も見当たりません。暖かい日差しを受けて薄手のコートで外に出れちゃうねなんて言えるぐらいには春。そう、春なんですよ。コロナのせいで実感がないんですかれどもしっかり春なんですよね。

 

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実はこの記事結構前に画像だけ取りこんでまして。

 

はてなブログのクソみたいに長引いてる書き手としてはマジで痛恨過ぎてありえない最低最悪の画像がGoogleフォトから取り込めないという不具合のおかげで新しいブログは全然書けないんですが、すでに取り込んである画像に関しては大丈夫みたいですね。

 

そんな事情から過去に画像だけを取り込んでたブログをしっかり書こうかなと思い至ったわけですよ。

 

あれ?不具合関係なくない?ん?

 

 

目次

Heinrich Dinkelackerのチューリッヒにハーフラバー(オールラバー?)

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そんな話はいいので早速本題に入りますけれども、ハインリッヒディンケラッカーのチューリッヒをですね、雨雪靴にカスタムしようと思いまして、リファーレさんでハーフラバーを貼っていただきました。

 

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普通のハーフラバーとヒールにも貼ってもらったのでハーフラバーって言っていいのかわかんないですけどね。オールラバーってのも合ってんのかな?

全バリ?が正しいんですかね?なんでもいいんですけれども、とりあえずハーフラバーとヒールにも貼ったわけですよ。もはや迷宮。誰か教えて答え。というか誰か決めて。正式な名称を決めて。オールラバーがかわいそうよ。

 

 

ちなみに貼ったのはこれです。

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通称:たわら

ラバーにガラス繊維が配合されているそうで、グリップ力は通常のラバーの3倍

濡れたタイルや雪道でその実力を発揮してくれるとのこと。

 

もちろん氷の上はではそれなりに滑りますし、アークティックグリップ程の防滑力はありませんが、それでも結構滑りづらいらしいです。リファーレ札幌店長お墨付き。

 

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仕上がりはこんな感じでかなり見た目からは期待が持てそうな感じですよね。

 

ということでせっかく雪道にも使えるカスタムを!ということでやってみたわけですけど、結局北海道の冬道で通用したの?というところを解説していきたいと思いますよ。

 

書いてるのは春ですが、来年の冬の参考にしていただければと思います。

今書いてて思いましたけどブログって別に見るタイミングって人それぞれだから季節関係ないですね。何を気にしていたんでしょう首藤は。読者のこと考えすぎな自分が怖い。優しすぎる。マジ怖い。読者ファーストな自分が怖い。もっと自分を大切にしなよ!

 

たわらちゃんの実力!結論:めっちゃいい!!

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そうですね。結論から言うとめちゃくちゃよかったです。

 

普通にレザーソールの靴を雪の降る冬でも履きたいなーとか

そろそろレザーソールの靴も増えてきたからこの靴は雨雪仕様にカスタムしようかなーとか

でもアークティックグリップはゴリゴリ過ぎるし、シルエットがちょっとゴツくなりすぎるかなードレスシューズにつけたいんだよなーとか

 

そんな風に考えている方には超絶タリピツなラバーカスタムだと思いますよ。

 

通常の雪道

ブラックアイスバーン

圧雪アイスバーン

濡れたタイル

凍結路面

 

これらのシチュエーションでも、かなり信頼におけるグリップ力を発揮してくれているなという実感があります。

 

個人的には万能性と若干のグリップ力の違いで、僅差でオールデンのハーフコマンドソールが勝ってるかなという感じではあるんですけれども、こちらのたわらちゃんもハーフコマンドソール同様、上記の防滑として欲しい条件のすべてはクリアしていると思いました。

 

まだ完全に何度も何度も履き比べ検証が出来たわけではないので断言できる部分ではないのですが、現時点では凍結路面のグリップ力はオールデンのハーフコマンドソールに軍配が上がります。

正直違いというのはそれぐらいであとのシチュエーションではほとんど違いがわかりませんでしたかね。両方滑りにくいという意味で。

 

オールデンのハーフコマンドソールを別のブランドの靴に後付けできるという感じではないので、その他ブランドで防滑を目的とした冬仕様カスタムを考えているなら、このたわらちゃんであれば、おそらくご満足いただけるんじゃないかなと思いますよ。

 

ラバー自体は冬用のものであることから、若干厚いので重厚感は多少感じられますが、それでもコマンド系やリッジウェイ系の溝が深いものと比べると、ゴツさは抑えられると思います。なのでシュッとした靴やドレッシーなイメージの靴にも装着しやすいと思います。

 

実際の検証結果と感想!

ということで実際に歩いてみた冬道の感想を画像とともにお届けします。

 

雪が積もった歩道

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まずこういうふっつーに雪が積もりまくりな道路ですね。

1月2月になるとこういう道めっちゃ多いですよね。特に雪が降ってる夕方とかね。除雪は基本夜中に入りますから、昼過ぎから降ったのが積もってる感じですかね。革靴の敵ですよね。

 

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それでも、こんな道でも僕たちサラリーマンは歩いて家に帰らなければなりません。

 

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もはや他の人の足跡もうっすらなレベル。

素直に雪の上を歩かなければなりませんね。

 

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こんな感じの雪が盛り盛りな道だとラバーの溝の間に雪が挟まって固まってモッコモコになるんじゃね…?と思ってソール見てみました。

うん。思ったほどではないかなという感じ。意外に優秀。

 

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逆足も。まあ溝に雪は入りますがそれは当然でしょう。

それでも特に弊害はないので、こういう道でもたわらちゃんならガンガン歩いても問題なしですね。

 

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というかこういう雪が積もっている道っていうのは別に滑るわけじゃないんですけどね。

ただ溝に雪が挟まって固まって歩きづらくなることがあるっていう弊害があります。

たわらちゃんはそこまで問題はありませんでした。

 

濡れたタイル:唯一の弱点?

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むっちゃ濡れてます。

これは雪道がっつり歩いて雪が靴にも付きまくったものが溶けているのと、そもそもタイルが濡れまくっているののダブルパンチですね。

 

濡れたタイルはどんなもんかと思いましたが、ぶっちゃけちょっと滑りました。

1~2回だけ。シュルっと。最初だけだったので、なんだなんだと思いましたがこれ見て納得。

 

踵の溝に入った雪がみぞれ化→踏み固められて氷っぽくなるという状況でした。

これのせいで接地の瞬間ズルっと足をとられましたね。

 

しかしながらそこまで固着しているものでもないので、温度や衝撃で数回で落ちてしまうので最初の1~2回?1~2歩?でしょうかね、それぐらいは滑ったという状況だったようです。

 

これがたわらちゃんの唯一の弱点かなー?とも思います。

雨とか濡れてるぐらいだったら問題ないんですが、ギュッと雪が溝に詰まりそうな道路から屋内のタイル床を歩く時の数歩にはちょっと気を付けた方がいいかなという感じです。

 

まあこれに関してはすでにわかっているので、そこだけちょっと気を付ければ全く問題なかったですね。実際に二回目からは歩き方にちょっと気を付けていれば特に問題はなかった気がしますよ。 

 

濡れたアスファルト(若干雪?みぞれ?)

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グチャグチャ路面まではいかないけど、ちょっとみぞれっぽい雪が溜まってるかな?ぐらいの感じの道路。たまにありますよね。というか東京の冬とかだと寒い日はこんな感じの天気が多いんですかね?知らんけど。

 

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ちなみに内側からのシルエットです。どうですか。チューリッヒかっこいいですね。(関係ない)

 

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こっちの方が見やすいですかね。若干たわらちゃんの厚みでソールが厚くなった感じがありますが、そこまでドレスダウンする感じでもないですよね。

冬用のドレスシューズにはほんとピッタリな気がします。

 

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みぞれ路面を踏んだ時のソールはこんな感じ。

 

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全く問題ナッシング過ぎて特に言及することもないんですけど、こういう路面でもどんとこいですね。特に問題ないです。

 

グチャグチャ路面

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出ましたグチャグチャ路面。

もうこんな時履くんじゃねえよブーツ履けよって感じなんですけど、たまに騙されることもあるじゃないですか。

 

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他はこういう普通のちょっと溶けかけの雪道なのに、

 

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横断歩道付近だけこういう地獄みたいな状況になってるとき。ありません?

最低な気持ちになりますよね。でも履いてきたもんはしょうがないんですからね。

 

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そういうグッチャグチャな道も当然歩いてきましたよ。

なんていうか全然問題ないですね。路面の特性上、重心移動で若干足を取られるような感じはありますが、グリップは効くので足ズルーーーンと持っていかれることはないですね。ちゃんとグッと堪えられます。

 

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補足的にですけどこんな道でも当たり前に問題ないですね。

サクサク歩けます。 

 

絶妙シャーベット系

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夜になるとこんな路面になることもありますよ。

シャーベットみたいなシャリシャリ路面。地味ーに嫌なんですよねこれ。

 

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この辺もオールデンのハーフコマンドソールと特に性能に違いは見られなかったです。

どちらもグリップしっかり効くなーという印象。

 

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蹴り足もズルっといかないですね。しっかり蹴れるので歩きやすいですよ。 

 

まとめ

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ということでリファーレおすすめの冬用ハーフラバーたわらちゃんでした。

 

それぞれの路面の印象に関してはやっつけでしたけど、アレに関してはちゃんと歩いたよっていう証拠を取りたかっただけですのでサラッと流していただけると。

 

冬の滑るといわれる路面に関しては、軒並み高いグリップ力を誇ると思います。

オールデンのハーフコマンドソールは標準装備なので、あとからカスタムする分にはこのたわらちゃんが首藤はイチオシですね。

 

グリップ力優先且つ付けれるならアークティックグリップの方がいいかもしれませんけど、あっちももろコマンド感があります。横から見てもかなりごつくなるので、シュッとした靴には向いてないんですよね。

 

その見た目の部分を補えるのはこのたわらちゃんのメリットな気がします。

見た目をゴツくし過ぎないで雪道に負けないグリップ力が欲しいなら、たわらちゃんは非常に優秀だと思いますよ。

 

というかここまで書いてようやく気付いたんですけど、一番重要な凍結路面の画像なくね…?

 

な…?

 

気付いたのがもう終了間際だったのでいつかきっと追記しておきます。いつか。そういつか…。

 

先に言葉だけで伝えておくと凍結路面も大☆丈☆夫って感じです。(雑)

 

以上、たわらちゃんのレビューでした。 ちゃんちゃん。

 


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この記事を書いた人

薄給のくせに年間100万円以上を服や靴につぎ込む30代子持ちサラリーマンです。
ハインリッヒディンケラッカーを筆頭とする東欧靴やオールデン、パラブーツなどを中心に歴代50足以上の革靴を買い漁ってきました。
主に大好きな革靴の紹介や靴磨き、ファッションレビューなどを暑苦しく語るブログです。

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